三井住友カードからVポイントアプリというスマートフォンアプリのリリース記念として、チャージ20%増量キャンペーンが期間限定で行われています。
コレは最初の段階では増量分に上限が設定されていないとのことで、お得界隈では大反響となりました。
Vポイントアプリは非接触型タッチ決済のiDを利用して街なかで利用できるとともに、クレジットカードのようにネットショッピングでも利用することができます。
もし手持ちのVポイントがいっぱいあったらお得しかない、というキャンペーンです。
ただ…Vポイントいっぱいないんですよね〜。ということでバイマイル研究家(?)としてはポイントを買って交換に交換に重ねてVポイントまで行き着くしかないわけで、その過程をご紹介します。
目次
Vポイントアプリチャージ20%増量キャンペーンについて
三井住友カードはスマートフォンアプリの「Vポイント」アプリを2021年年初にリリースしました。
そのリリース記念として、Vポイントアプリへのチャージで20%増量キャンペーンを期間限定で行っています(公式サイト)。
キャンペーン内容は以下のとおりです。
【期間】2021年2月1日〜3月31日
【対象】Vポイントアプリをダウンロードし、アプリ内でVポイントを移行(残高にチャージ)まはた、「Vpass」から「Vポイントアプリへチャージ」の申し込み
【特典】期間中に申し込んだポイント数に対して20%増量してアプリにチャージ
【反映】即時
やり方は簡単で、VポイントアプリをダウンロードしVポイントをチャージすればいいだけです。
ただそのVポイント、基本的に三井住友カードの利用で貯まるのですが1%ポイント還元が基本としたらそんなに貯まってないですよね。
そこで他のポイントから移行という手を使うのです。
バイマイル的キャンペーンの活用法
ワタシは毎月毎月ある程度のポイントやマイルを貯めるためにお金を払っています。ポイント還元とかではなく、ポイントを買うんです。バイマイルってやつです。
自由なVポイントなんて殆どないワタシは、ココを起点になんとかVポイントまで持っていけないかと考えたわけです。
- ドットマネー→Tポイント
- Tポイント→JRキューポ
- JRキューポ→Gポイント
- Gポイント→Vポイント
- Vポイント→Vポイントアプリチャージ
こんな感じの流れです。やっと最後までたどり着いたので、実際に必要とした日数を含めて解説していきたいと思います。
1.ドットマネー→Tポイント
ドットマネーからTポイントへの交換は簡単です。獲得したドットマネーをサイトからTポイントへの交換へと申し込むだけです。
今回は55,000マネーを旅に出しました。55,000マネーを獲得するのに必要な経費はだいたい58,000円ぐらいとお考えください。100%還元でなく、少し損をしています。しかしそれを取り返すぐらいのお得さがマイルへの交換!だったわけですが、今はコロナでマイルの使い道がなくお休み中です。
交換予定日は「4営業日以内」となっています。実際に2月2日に交換申し込みをして、Tポイントに反映されたのが2月5日だったのできっちり4営業日ですね。
2.Tポイント→JRキューポ
TポイントからJRキューポへの交換はTサイトから申し込みます。
TポイントからJRキューポへは等価交換で、2〜3日後に反映されます。
ドットマネーから流した55,000ポイントをそのままJRキューポに流します。
2月5日に申し込んで2月7日に反映されたのでこちらもきっちり2日間で交換に至りました。
3.JRキューポ→Gポイント
いよいよ最後の行程となるJRキューポからGポイントへの交換を行います。
※最後なのは、これ以降の行程は即時反映だからです
Gポイントを利用するにはユーザー登録が必要です。こちらから登録できます。
交換はJRキューポのサイトから行います。
重要なのは交換には「JQ CARD」が必要ということです。ワタシの場合はJQセゾンとエポスキューポの2枚が該当します。
JQセゾンを以前利用してGサイト登録済なので、こちらを対象カードにしました。JQセゾンは年会費無料なので持っておいて損はないカードです。
今回は元々貯まっていたJRキューポの分も合わせて60,000ポイントをGポイントへの交換申請しました。
申請は2月7日に、実際にGポイントに反映されたのは2月9日だったので2日間で交換手続きが終了しました。
交換には7日間かかると載っていますが、以前の経験からもJRキューポ→Gポイントの交換は比較的早い、という印象があります。
4.Gポイント→Vポイント
手持ちのポイントをGポイントまで持ってくれば、遠大な交換手続きは終了したと思っていいでしょう。なぜならココからの交換手続きはすべて「即時」だからです。
交換手続きの際は一度三井住友カード会員は「Vpass」にログインする手続きが必要です。
またドットマネーで獲得した55,000マネーが最終的にいくらの価値になるのかを確かめたかったのですが、Gポイントの1日の交換上限が20,000Gなのですべてを一気に交換することはできません。
とりあえず20,000GマックスをVポイントへ交換する手続きを進めていきます。
5.Vポイント→Vポイントアプリチャージ
最後Vポイントをチャージするには、専用アプリであるVポイントアプリが必要です。Vポイントアプリはクレジットカードのように利用することができるので、利用には審査が必要です。
さらにVポイントからアプリにチャージするにも再度審査が必要です。そしてその審査は決して「即時」ではありません。
なのでポイント移行と同時にVポイントアプリのダウンロード→登録→審査(個人差あり)→ポイントのチャージ(少ないポイントでも)→審査(3営業日ほど)という過程をクリアしておくのがおすすめです。
クレジットカードからのチャージには審査は必要ありません。Vポイントからのチャージには審査が必要、ということです。
しかも審査が終わっても、初回チャージには本人確認のために電話認証が必要です。Vpassのメインカードにしているクレジットカードに登録している電話番号からの電話が必要で、コレを家電話にしている場合は出先からは認証することができないので注意しましょう。
またこの認証は一定時間経過後にも行われるようなので、まあまあ面倒ですね(大切なことですが)。
Vポイント自体は即時反映なので、Gポイントからの20,000ポイントがしっかり付与されています。
Vポイントアプリに伴う審査や手続きが終われば、やっと最終段階のVポイント→チャージを行います。
実際の移行画面ですが、ANAVISAカードを利用している人はANAマイル移行分は除いてポイントをチャージしましょう。
また最終的にはアプリの「Vポイントを移行」画面に表示される契約番号が必要です。最初に「番号をコピーして移行する」となっているのでペーストすればいいだけなのですが、それがうまく行かない場合は番号の手入力が必要なので番号は控えておいたほうが無難かもしれません。
※番号の管理は厳重にしましょう
24,000ポイントを移行しましたが、無事に20%増量された28,800円が即時チャージされました。
このチャージ分は非接触型決済のiDを利用して街なかで使用したり、Vポイントアプリホーム画面の右上から確認できる「カード情報」を利用することによりネットショッピングで利用することができます。
バイマイル的Vポイント活用法まとめ
最終的なバイマイル的Vポイント活用法をまとめたいと思います。
- ドットマネー→Tポイント|4営業日
- Tポイント→JRキューポ|2日間
- JRキューポ→Gポイント|2日間
- Gポイント→Vポイント|即時
- Vポイント→Vポイントアプリチャージ|即時
ドットマネーからVポイントアプリチャージまでの道のりは2月2日にスタートして2月9日に終了しました。
土日を挟んだらもっと長引くこともあるでしょうから、約1週間ぐらいかかると思っておけば良さそうです。
最初のドットマネーからTポイントへの交換が最も時間を要したので、Tポイントからなら4日でイケる計算ですね。
あざとく計算すると、55,000円で獲得した51,992マネーが最終的に20%増量されて62,390円になります。うん、お得ですね(^^)。
買うなんてせずにポイントサイト活動で無料で手に入れたポイントなら、通常なら1ポイント=1円の価値のポイントがそのまま20%お得になるので、するしかありませんね(^^)。
ただポイントならばキャッシュのようにも使えたりマイルに交換したりすることができますが、Vポイントからチャージまでしてしまうと使い道は何かしらの支払いに利用するしかない、ということになります。
ワタシの場合はBOOKWALKERという電子書籍サイトで毎月多くの作品を購入しているので、BOOKWALKERで利用できるコインを購入するだけで十分お得で爆益なので今回のVポイントアプリキャンペーンにも参戦しました。
もう1つのチャージキャンペーン
ワタシのVポイントアプリにはポイントを移行する前からすでに10,000円分をチャージしてありました。
実はVポイントアプリにはもう1つの記念キャンペーンがありまして、クレジットカードもしくは銀行口座でのチャージを行うと、最大2,000円相当の還元を受けることができるのです。
最大20%(2,000円相当)のVポイント還元なので、手持ちの三井住友カードから10,000円分をチャージした、ということなのです。
こちらは即時ではなく、2月にチャージした分が付与されるのは3月下旬頃となります。
チャージできるクレジットカードはVISA/MASTERになりますが、対象の三井住友カード発行カードでないとチャージごとに手数料が必要なので注意しましょう。
まとめ
2021年3月31日までの期間限定となっているVポイントアプリリリース記念20%増量キャンペーンに、バイマイル愛好家として全力で突っ込むべきか、突っ込むとどうなるのかを検討してみました。
購入したポイントでもあり100%還元でもないから、50,000円コンテンツを購入して実質的なプラスは7~8千円ぐらいでした。7日間で7千円…まあまあ悪くないという感じです。
しかし目の玉が飛び出るほどお得でもない、という感じですね。
まあ一時のお小遣いとして10万円分ぐらいのチャージ金額になればいいかな、というのが素直な感想です。