ユナイテッド航空のマイレージサービス「マイレージプラス」プログラムでは、同じスターアライアンスメンバーのANA便をユナイテッド航空のマイルを使った特典航空券で予約することができます。
それだけなら普通なのですが、マイレージプラスの特典航空券を利用してANA国内線を予約するときに、マイレージプラスのルール上ちょっと面白くてお得な予約方法を使用することができるんです。
それは国際線のルールが適用されるからなのですが、詳しくはissyさんのブログをご参照ください↓
ワタシの地元は北九州なので、この面白いルールを利用すると国内をぐるっと回って北九州空港→福岡空港、または福岡空港→北九州空港を乗り継ぎながらぐるぐる飛び回ることができます。
いわゆる「ユナイテッドぐるぐるの旅」です。
検索すると大体下記の旅程が出てきます。
- 北九州→羽田→福岡
これだと面白くないので乗り継ぎ2つのルートを探します。
- 北九州→羽田→伊丹→福岡
- 北九州→羽田→宮崎→福岡
- 北九州→羽田→新千歳→福岡
- 福岡→中部→羽田→北九州
などなどが選択できるルートです。もちろんANA国内線に特典航空券の枠がないと選べないしそもそも表示されません。
以前は福岡→中部→(1泊)→羽田→北九州で実家にちょっとだけ寄りったりしました。
北九州に戻るルートの選択肢は事実上羽田→北九州しかなく、しかもスターフライヤーのコードシェア便であるため羽田空港第1ターミナルの利用となりラウンジなどの優遇が一切ないので、出発が北九州のほうが楽しめるルートになりやすいです。
その中でもイチオシはやはり新千歳空港を回るルートです。新千歳空港は空港全体がエンターテイメント性の高いお楽しみ空間なので、数時間立ち寄るだけで楽しめるからです。
そこで2020年某日、上記のようなワクワクルート(北九州→羽田→新千歳→福岡)の特典航空券枠が空いていたのでユナイテッド航空のマイル5,500マイルで予約していました。
北九州空港の出発時刻が早すぎてちょっと厳しいですが、ANAダイヤモンドメンバーとして、羽田空港のスイートラウンジも新千歳空港のスイートラウンジも楽しめるし、何より新千歳空港の乗り継ぎで2時間の余裕があるので何でも出来ちゃいます。
ただ時代はウィズコロナ禍の真っ只中…
本来は相当の便数がある北九州→羽田も羽田→新千歳もご覧のように欠航に次ぐ欠航となり、ワタシの予約便も変更を余儀なくされました。
結果新千歳空港の滞在時間は計算上40分になってしまいました。
実際は搭乗口降りるまでに時間はかかるでしょうし、出発時刻の15分前には搭乗しないといけないので20分もありません(ToT)。
新千歳空港でラーメン食べてアイス食べてあわよくばコーンパンをゲットしてお土産を物色して…といろいろ計画を立てていたのですが、すべておじゃんです。
羽田空港で羽田ー新千歳の便を1便早くすればもうちょっと新千歳空港でゆっくりできたとは思うのです。乗り換え時間は25分の設定でしたし。
しかしですね、北九州と福岡からのスターフライヤーの到着は羽田空港の第1ターミナル(2020年10月25日から関空・山口宇部も1タミに)、ANAの発着は基本第2ターミナルなんです。
つまり乗り換え時間25分の間にターミナル間移動をしなくてはいけないのです。
コレは流石に無理ポ…と諦めました。
結果、どこにも寄る暇なく「ただ飛行機に乗るおじさん」になった実際の様子は次回お届けしたいと思います…
今回はユナイテッドぐるぐるを利用しようとする過程をお届けしました。