2021年10月に入る陸でマイルと貯めて飛行機の旅を楽しむ陸マイラー界隈で激震が入りました。そう、この時点で最もマイルが貯まる方法の一つだった「TOKYUルート」が閉鎖される予定になったからです。
https://www.goutaro.com/entry/tokyuroute_anamile201906
この界隈ではよくある「改悪」というお話です。しかし陸マイラー界隈もお得界隈もとにかく改悪との戦いの連続です。そんなことにめげずに次なる道を探しましょう。
ANAマイルを貯めるTOKYUルート閉鎖のアナウンス
2021年10月にTOKYUルートの根幹をなすドットマネーから衝撃的な発表がありました(→公式発表)。
ドットマネーからTOKYU POINTへの交換につきまして、
2022年4月1日(金)より対象カードを東急カード株式会社発行のTOKYU CARD ClubQ JMB (ゴールドカード含む)、東急株式会社発行のTOKYU POINT CARD(現金ポイントカード)へ変更になります。
また、これに伴い2022年3月31日(木)をもってJMB機能非付帯の各種TOKYU CARDおよびJAL・三菱UFJ銀行・ANA提携カードでの交換受付が終了いたします。
上記のような発表内容で、ちょっと分かりにくいのですがドットマネーからTOKYUポイントに交換できるクレジットカードに「対象外」となるものが追加される、ということです。
【2022年4月1日(金)よりTOKYU POINTへ交換の対象外となるカード券種】
・JMB機能非付帯の各種TOKYU CARD
・JALカード TOKYU POINT ClubQ
・スーパーICカード TOKYU POINT PASMO 「三菱UFJ-VISA」
・ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
対象外となるカードの一つが「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカード」です。ドットマネーからTOKYUポイントへポイントを移行した後、TOKYUポイントから75%の交換率でANAマイルに交換するために必須のクレジットカードです。
2022年4月1日より対象外となることで、ドットマネーからTOKYUポイントへの交換ができなくなります。交換にはクレジットカード番号が必要なので、そこで判別されるわけです。
ちなみに同じマイルでもJALと提携しているTOKYUカード(JMB機能付き)は引き続きTOKYUポイントをJALマイルに交換できるのですが、交換率は50%なので、ドットマネーから直接JALマイルに交換しても同じなのであまり意味はありません。
ただよく利用して東急関連のポイントがたくさん貯まりマイルにも交換したいのであるならば、TOKYU CARD ClubQ JMBに入会し直すのも手だとは思います。
TOKYUルートの代替手段
ワタシがTOKYUルートについてブログに書いたのは2019年の6月頃だったようで、3年ぐらいで閉鎖と相成りました。
次なる代替ルートは、TOKYUルートが出る前に話題となった70%ANAマイル交換ルートになります。昔にあった90%交換ルートであったソラチカルート閉鎖後にTOKYUルートが出るまでの短時間に脚光を浴びたルートが2つあります。
それは「nimocaルート」と「JQセゾンみずほルート」です。
https://www.goutaro.com/entry/nimocaroute201701
nimocaルートは各ポイントサイトから短期間、さらに実質上限もなしでANAマイルに交換できる70%交換ルートで私のオススメです。
しかし最終的にnimocaポイントをANAマイルに交換するにはリアルな交換機が必要で、それがnimocaを発行している西日本鉄道の本拠地福岡を中心とした九州と函館(nimocaシステムを函館バスに提供したから)にしかないので、多くの人には不便です。
JQセゾンみずほルートは、必要なクレジットカードが2枚だったり交換回数が多かったりしてやや煩雑なのですが、nimocaに触れる機会がない地域の人にはおすすめです。
ワタシは福岡人の矜持としてnimocaルートしか使わないしまとめないので、JQセゾンみずほルートに関してはこちらのブログをご参照ください。
まとめ
陸マイラー界隈は改悪との戦いです。今回は改悪の歴史の一つとなる「TOKYUルート」の閉鎖、そしてその後の代替ルートについてまとめました。
正直コロナ禍でマイルを使いたくなる機会が激減したので、TOKYUルートの閉鎖はそれほどショックではありません。
結局マイルは貯めるものではなく使うものなので、特にマイルをお得に利用できる国際線に自由に乗れる日々が戻ったらまた考えればいいでしょう。それまでは有効期限に気をつけながらマイルというよりポイントを貯めることを意識していくことにします。