最大のドリームライナーとしてシンガポール航空が誇るボーイング787-10の福岡-シンガポール路線に2018年12月9日から就航します。ワタシは陸マイラーとして、そしてJGC修行僧(解脱済)+SFC修行僧(解脱済)として飛行機に乗るのは大好きです。しかし飛行機の機体そのものには全く詳しくありません。飛行機マニアではないのですね。
なので、当初シンガポール航空の新鋭機体787-10がなぜそれほど飛行機好きの気を引いていたのか分かりませんでした。
上記の記事を読んでみると、とにかく新しくスゴイ!という事でよろしいでしょうか。
シンガポール航空の787-10については関空や名古屋の発着便ですでに就航しています。(関空はA380もあります)
で、787-10の新規就航で注目されるポイントは、赤線の部分です。
- 12月21日まで、お得な期間限定運賃を発売中!
とあります。
この「お得な期間限定運賃」こそが、飛行機好きの目を引くポイントだったのです。このお得な運賃、なんと福岡ーシンガポールの往復がビジネスクラスで総額83,550円から、となっています。コレはどういうことなのでしょう?
シンガポール空港の787-10新規就航による期間限定お得な運賃は?
今回の福岡ーシンガポール路線の787-10新規就航に伴うお得な運賃は上記の囲ったところが全てです。
- ビジネスクラスで往復総額83,550円〜
ビジネスクラスでこの金額は、昨年末のJALから発売されたクアラルンプール往復のビジネスクラスが90,000円から、と言う驚きのセールに匹敵する値段です。
しかも、シンガポール航空の運賃に別途燃油サーチャージは適用されないので、今回のシンガポール航空の期間限定運賃の方がよりお得になります。
今回のお得な運賃はシンガポールからの乗り継ぎをするパターンも有るのですが、子連れで複雑な旅程には手が出ません。詳しくはpoyaさんの記事をご参照ください。
お得な期間限定運賃の適用条件は?
運賃の適応条件は以下の通りになります。
- 旅行開始日|2018年12月09日から2019年03月31日
- 詳細の変更|変更可(予約変更手数料必要)
- キャンセル・払い戻し|不可
- 小児|大人運賃100%、乳幼児(座席なし)|大人運賃10%、乳幼児(座席あり)|大人運賃75%
- 最終滞在日数|2日
となっています。
この予約のポイントはキャンセル・払い戻しが「不可」な点です。いざというときは予定を変更してでも乗らないと支払った金額がパーになってしまいます。変更の際は運賃差額の支払いも追加されるので、変更時にお得な運賃が売り切れていたら、倍近い金額がかかる可能性もあります。
しかしそれでもこの運賃でビジネスクラスに乗れるチャンスは二度と無いかもしれない、そういう思いで、思い切って発券を試みることにしました。
シンガポール航空のサイトで初めて予約をする
今回シンガポール航空のサイトで初めて予約を入れてみました。日本語に対応しているので安心して利用することができます。
ワタシはシンプルにシンガポール往復しかしないので、出発地を「福岡」到着地を「シンガポール」にして、クラスを「ビジネス」にします。
希望の日程を設定してもいいのですが、「前後の日付で運賃を検索」にチェックを入れてから検索するのがポイントです。
ご覧のように期間限定運賃が設定している日程と設定していない日程があるので、多少自分の予定を捻じ曲げて、もっとも最安値を狙いましょう。
あれ?ココでは8万円台の安い運賃がなく、最低でも往復12万近い値段となっています。実はコレ、期間限定運賃が売り切れた後の運賃なのです。
同じような時期でワタシが予約したときはご覧のとおりで、またまだ最安値が83,530円となっています。
どんどん売り切れて行っていて、春休みはほぼ全滅に近い様相を呈しているようです。ただワタシは家族4人で検索しているので、まだ1人なら空いている可能性もあります。諦めずに検索しましょう。
また春休みの時期を外せば、まだまだ8万円台の料金日程はたくさん残っています。
初めてシンガポール航空のサイトで予約するのでよく分からなかったのが、シンガポール空港のマイレージプログラム「クリスフライヤー」に登録する必要があるのか?という点です。
クリスフライヤーにマイルを貯めたいのならばぜひ登録してから予約すべきですが、同じスターアライアンスのANAにマイルを貯めたいのならば、クリスフライヤーに登録せずに予約することをオススメします。
クリスフライヤーに登録してから予約すると、マイルは自動的にクリスフライヤーに付与されるので、後からANAに付与してもらおうとするとそこそこ面倒だからです。
クリスフライヤーに登録しないで予約を進める段階で、アライアンスを選ぶことができるので、そこで「ANA」を選択して、ANAの番号を登録すればOKです。
期間限定運賃の予約の内容について
福岡ーシンガポールの旅程は下記のようになります。
- 往路|FUK 09:45ーSIN 15:30
- 復路|SIN 01:20ーFUK 08:35
復路のシンガポール01:20出発は子連れには鬼畜仕様となっていますが、シンガポール空港はアーリーチェックインをしても遊ぶところは満載です。
つい先日も頑張って子連れでSIN01:50発のJAL便に乗ってきました。今度も頑張れるでしょう。
何より「直行便」と言うのがホントに素晴らしい!帰ってきたらそのまま自宅に帰れるなんて、地方民にとってあまりにも素敵です(^o^)。それでいて羽田発着と比較しても飛行時間は30-60分と変わらないので、ビジネスクラスをどこまでも満喫できます。
復路の深夜便だって、帰って寝ればいいし、子どもたちは春休みなので多少の夜更かしはOKです。
支払いで分からなかったのが、上記のように小児料金が大人料金の75%となっていることです(上2つが大人、下2つが2-11歳までの子ども)。6万円切っているから、驚異的な値段にも程があります。
確かに条件には「小児は大人運賃の100%」となっているのですが、どう計算しても75%です。もちろんこのままそっとしておきます(^_^;)。
燃油サーチャージが別途適用されないのも素晴らしく、家族4人でビジネスクラスに乗って、シンガポール往復で30万円切りでした!
同じ日程で、福岡からシンガポールに向かうのにJALを利用すると、ビジネスクラス設定をすると羽田経由で上記の値段になります・・・(;´∀`)。今回のセールがいかに凄いものか、よく分かる結果となりました。
座席は10列目から20列目までが選び放題となっていました。1−9列は存在しないのかステータスの影響かセール座席に対応していないのか分かりませんが、表示されませんでした。
こんな座席利用しちゃっていいんでしょうか?いいんです!
ただSQのCAさんパワーでも4歳の子どもが1人で寝れるか心配なので、1つは真ん中席でパーティーションを下ろせば距離が近いタイプの席を選択しました。窓際の席は、椅子が窓側と椅子が通廊側とをそれぞれ選びました。すべてのタイプの席を体験できます(^o^)。これぞ家族旅行の醍醐味??
一応子どもが騒ぐとイカンので、ビジネスクラスの席では一番うしろの席を選択させてもらいました。大人しく寝てくれたらいいのだけど(^_^;)。
食事については4歳児はチャイルドミールを、9歳児にはリクエストをかけませんでした。何を選んでもどうせ食べないだろうし、乗る前にいっぱい食べさせておきます。
今回はシンガポール航空のホームであるチャンギ国際空港の第3ターミナルのラウンジに入れます。ANAがメインで日本人が溢れている第2ターミナルのシンガポール航空ラウンジとは一味違った雰囲気が楽しめるのではないかとちょっと楽しみです。
まとめ
シンガポール航空の最新鋭機体である787-10の福岡ーシンガポール新規就航を記念した特別期間限定運賃があまりにもオトクなので、思わず春休みの予定を捻じ曲げてポチッとしちゃいました。
また家族4人で石垣島まで、JGCプレミアステータスを活かすべくJAL便を利用すると15万円以上かかります。
まあもちろんできれば特典航空券やおともでマイルなどを利用して、そんなに支払う予定はなかったのですが・・・。
その2つを足せば30万円近くかかっちゃうので、今回のシンガポール航空ビジネスクラス搭乗でもそんなに変わらなくない?と思っちゃった次第です。
もちろん別途宿泊費はかかりますが、ココはホテルステータスにこだわらず安めのホテルに宿泊すれば、どう考えてもビジネスクラスを利用したシンガポール旅行の方が幸せです。
さらにワタシの背中を後押ししたのが、アメックスカードの入会キャンペーンです。
現在ワタシはアメックスビジネスゴールドカードを発行して、3ヶ月で100万円利用すれば8万アメックスポイントが貯まるキャンペーンにチャレンジ中です。
JALやANAを利用するときはよりマイルが貯まるANAカードやJALカードを利用せざるを得ないのですが、シンガポール航空なら遠慮なくアメックスカードで決済できるのです。ノルマを一気に縮めることができるチャンスだったのも、思い切った決済ができたの理由です(^o^)。
ワタシはアメックスカードはプラチナカードやSPG/AMEXを含め、全てご紹介できます。ワタシからの紹介で入会キャンペーンポイントがより多く付与されますので、いずれのアメックスカードでも発行にご興味がアレば問い合わせよりご連絡下さい。
ホントに色々色々いろいろいろいろな要因が重なって、家族での初のビジネスクラス利用の機会を作ることができました。仕事の関係で2泊4日しかできないのですが、もともと石垣島も3泊4日で予定を立てていたので、後悔はありません。
後は体調などを崩さず予定通り出発できることを祈っています。
正直、お得な運賃の残席数はどんどん減っていっています。キャンセル不可など条件は厳しいですが、見つけたらあまり迷う暇はありません。
予約を進めていると、8分以内に支払いが必要になったりするので結構焦るのですが、頑張って思い切ってみてもいいのでは?そんなお値段のビジネスクラスセール運賃です。