オーストラリアのシドニーでホテルを選ぶ基準は何でしょうか?通常は立地や料金だと思います。しかし我が家は違いました。
ホテルを選ぶ基準、それは「プール」です。ホテルのプールはそれこそプチテーマパークのような広大なものから、プールサイドでくつろぐためだけの何の変哲もないプールまで様々です。
しかし我が家の子ども達はどんなプールであろうと、とにかく泳げればいいというスタンスです。
2019年の6月にオーストラリアのシドニーに旅行に行く際、日本とは逆の冬季にでも室内で泳げるプールがあるホテル、という縛りでホテルを探しました。
今回はワタシが選んだホテルである「シェラトングランドシドニーハイドパーク」のプールをご紹介します。
目次
シドニーのホテル選択について
シドニーのホテルについてはマリオット、ヒルトン、ハイアット、シャングリ・ラなど名だたるホテルから名もなきホテルまで沢山の選択肢があります。
ワタシはマリオットのリワードプログラムであるマリオットボンヴォイのプラチナエリートを目指すプラチナチャレンジ中だったので、マリオット系列のホテルから選ぶことにしました。
マリオット公式ページでシドニーのホテルを検索すると以下のホテルがヒットします。
- ウェスティン・シドニー
- シェラトングランド・シドニー・ハイドパーク
- シドニーハーバー・マリオット・ホテル・アット・サーキュラーキー
- ピア・ワン・シドニー・ハーバー、オートグラフコレクション
- オールドクレアーホテル
- フォーポイントバイシェラトン・シドニー、セントラルパーク
- コートヤード・シドニー・ノース・ライド
この中から立地を考慮してホテルを選ぶと、最初の3つ「ウェスティン、シェラトングランド、シドニーハーバーマリオット」に絞られました。
そして「ホテル名、プール」で検索します。
利用したことがないので検索結果から出たブログやフォートラベルの記事を参考に各ホテルのプールをリサーチすると
- ウェスティン・シドニー|特に心が踊るようなプールでない
- シドニーハーバー・マリオットホテル|屋上のプールというコメントあり、オーストラリアは冬季なので寒そう(画像検索では屋内プールあり)
と、他の2つのホテルのプールは少なくとも我が子が楽しく遊べなさそうと判断しました(+両者とも料金が高め)。
その点シェラトングランドシドニーホテルは、天空のプールとも言える高層階にある屋内温水プールがあり、ジャグジーもあるので楽しみつつもゆっくりもできそう、そして何より立地が抜群に良い上に料金もリーズナブルだったのです。
少しでも子どもが楽しめそうなプールがあるマリオット系列のホテルということで、シェラトングランドシドニーを選択しました。
シェラトングランド・シドニー・ハイドパークの概要
シェラトングランド・シドニー・ハイドパークは、シドニー国際空港からのエアポートリンク(電車)を利用して1本で到着するSt James Stationから徒歩5分以内の便利な立地にあります。
目の前にはハイドパーク、見上げればシドニーのシンボルタワー「シドニータワーアイ」が見え、シドニーのお買い物天国となるPitt Streetも徒歩10分以内という素晴らしい立地となります。
そのシェラトングランドシドニーの最上階に天空のプールがあるのです。
シェラトングランド・シドニー・ハイドパークのプールについて
シェラトングランドシドニーハイドパークのプールは22階にあります。
ホテルラウンジとなるシェラトンクラブが21階なので、その上となります。
実はジムとプール(エステも)がある22階に行けるエレベーターは6基ある内の、1番奥側にある2基だけなのです。上画像は22階に行かない21階までのエレベーターです。その説明はチェックインの際にしてもらえます。
22階にたどり着けば、カードキーでSPAの入口に入ることができます。宿泊者なら全員利用可能です。
扉を開いて入っていくとレセプションがあるので、そこにルームナンバーや名前、そして利用する場所(プール・ジム・スパ)などを記入します。
ジムも利用したかったのですが、子どもは入室不可ですし子どもを部屋に残すわけにはいかないので今回は利用しませんでした。
プール入り口の手間に、ロッカーやトイレ、シャワールームからサウナまで備えているスペースがあります。タオルもたくさん置いてあるので、ココで着替えをすることも可能です。
我が家は結局最初以外はタオルを羽織って部屋に戻って客室で着替えやらシャワーなどを利用しました。素っ裸じゃなければ、部屋から水着で行き来するのも問題なさそうでした。
シェラトンシドニーの天空のプールに突入
待ちきれない我が子は部屋で水着に着替えていたので、早速突入します。
が、ワタシを置いていこうとして手前のゲートに阻まれました笑。
このゲートは手を伸ばして内側からロックを外さないとイケないのですが、9歳児でも届かない高さにあって、なかなか巧妙な罠。別に入れないわけではありません。
ちょうどお昼ごろだったので利用者も少なく、天空のプールらしく天井や周りの窓から陽の光がサンサンと降り注いでいい感じです。
プールに入って見上げると、天井の窓からシドニータワーアイを見上げることができるなかなかの光景です。
ちなみにシドニータワーアイに登った時に見下ろしてみましたが、当然中までは見えませんでした^^;。
なんとプールから外に出るサンデッキが備えてありました。この6月の季節、オーストラリアでは冬真っ盛り(日本の12月ぐらいのイメージ)でさぞかし寒いかと思いきや、太陽が照っている時は全然寒くありませんでした。むしろ最高に気持ちいい!ただこのデッキでゴロゴロしていたら、シドニータワーアイから丸見えです。タワーの望遠鏡は無料で利用できるので油断大敵です笑。
サンデッキからは目の前のハイドパークとセントメアリー大聖堂、そしてシドニーハーバーが見える壮観な光景。残念ながらハーバーブリッジやオペラハウスが見える立地ではないのですが、高層ビルがそびえ立つシドニーシティにて、これだけの開けた景色が見えるのはシェラトングランドシドニーハイドパークならではと言えるでしょう。
サンデッキから見上げるシドニータワーアイ、こちらから見えるということはあちらからも見えるということであります…
ジャグジーも備えてあり、ジャグジーはプール利用者だけでなくスパやジムを利用したヒトも入りに来ていました。5−6人が限界の広さです。バブルとシャワーのダブル攻撃でなかなか威力があるジャグジーで、水温もバッチリ温かかったです。
天空のプールの実際
さてこの天空のプールですが、実際の利用ではそれなりの問題がありました。
それは「水温が冷たい!」と言うことです。
屋内温水プールと銘打っていますが、普通の水道水が温室効果により温められただけ、と言う感じがしました。
実際に水の供給口を触ってみるとそれなりに温かいので、外気温に合わせて冷えただけとも言えますが、長時間使っているだけだとちょっときつくて、動き回っていないと寒くてたまりませんでした。
小さい子どもも入っていたので入れないことは全くありません。温水をイメージすると冷たいけど普通に入れないことはないけどジャグジーがないとかなりきつい、と言うイメージでOKです。
まあワタシと長男は、温水じゃない3月沖縄のプールにも飛び込むようなメンタルなので、飛び込んでやりましたけどね!
深さは1.2M均一、大きさは長辺で15メートルぐらいでしょうか、決して大きなプールではありません。特にスライダーなどのアクティビティがあるわけでもないのですが、はしゃぐ子どもと一緒に入って、過ごせて45分、ジャグジーに15分、計1時間程度は楽しめるプールです。
6月という時期的なものかもしれませんが、混雑するということはほとんどなくそれなりに好き勝手泳げました。ただチェアやベンチの数は少なめなので、時と場合によってはタオルの置き場所がないかな、と言う感じです。
シドニータワーアイとお空を眺めながら仰向けにプカプカ浮かんでぼ〜とするのも楽しい時間でしたよ。
2泊3日の宿泊でしたが、プール大好きな子どもに付き合って3日間毎日利用させていただきました。
まとめ
ANAダイヤモンド修行とマリオットプラチナチャレンジの一環で訪れたオーストラリアのシドニー、その際の宿泊したシェラトングランドシドニーハイドパークのプールについてお伝えしました。
ホントに小さなプールで、夏季だったらホテルのプールなどに行かずにビーチに行ったほうがよほど楽しめるとは思いますが、子どもにとっては気軽に泳げるのも大切なこと。ぜひご旅行の参考になれば幸いです。