ホテルのラウンジ、それは選ばれし者しか入れない食べ放題飲み放題の至高の空間…。
今回はANAダイヤモンド修行とマリオットプラチナチャレンジを兼ねたシドニー旅行の際に宿泊したシェラトングランドシドニーハイドパークのクラブラウンジについてお伝えします。
主にお食事についての内容になりますが…
目次
ホテルラウンジとは
ホテルラウンジと言えば、通常フロントフロアにあるカフェを兼ねたスペースを思い浮かべると思います。そこでは待ち合わせをしたり打ち合わせをしたりノマド的創作活動をしたり…
しかしそのような目に入るラウンジとは異なる特別なラウンジスペースを用意しているホテルがあります。
それはクラブラウンジと呼ばれたりエグゼクティブラウンジと呼ばれたりしますが、それらのラウンジはそのホテルの特別な客室を利用したりホテルの会員ステータスが高い人だけが利用することができます。
ラウンジの機能としては、フロント前に備えてあるラウンジと変わりません。カフェができたり軽食を口にしたり…しかし決定的に異なるのは料金がかからないことです!(※一部有料のサービスもあります)
さらに朝食の時間、ディナーの時間、時にアフタヌーンティーの時間には食べ物も飲み物もさらに充実して食事を楽しむことができることもあります。もちろんサービスの範囲内で無料です!
今回はシドニーにあるシェラトングランドシドニーハイドパークのクラブラウンジを利用する機会に恵まれたので、ご紹介したいと思います。
シェラトングランドシドニーハイドパークについて
シェラトングランドシドニーハイドパークはシドニー国際空港からのエアポートリンクを利用して乗換なしで到着するSt.James Stationから徒歩5分以内の便利な立地にあります。
シェラトングランドシドニーハイドパークはマリオットグループのホテルで、マリオット公式サイトや、その他ホテル予約サイトから予約することができます。
適当な平日の宿泊料金は15,000円強で、税サービス料込みで最安20,000円程度で宿泊することができます。もちろん時期やタイミングによって料金はフレキシブルに変わります。
シェラトングランドシドニーハイドパークのクラブラウンジについて
シェラトングランドシドニーハイドパークのクラブラウンジを利用できるのは、シェラトンブランドを含むマリオットホテルグループのリワードプログラム「マリオットボンヴォイ」のプラチナ・チタン・アンバサダーステータスの保有者と、クラブラウンジアクセス付きルームに宿泊したお客です。
マリオットボンヴォイのステータスはSPGアメックスカードを発行すればゴールドステータスまでは簡単に獲得することができます。
しかしゴールドステータスではクラブラウンジは利用できません。ゴールドより上のプラチナ以上のステータスは年間宿泊数が50泊以上必要となる、まさにマリオット顧客優遇プログラムにふさわしいステータスです。
ワタシはSPGアメックスカードを保有しているのでマリオットボンヴォイゴールドではありますが、そのままではクラブラウンジは利用できません。
今回は子連れ旅行ということで「いざという時にラウンジを利用できる」と言うオプションが欲しかったので、クラブラウンジアクセス付きの客室を予約しました。
マリオット公式サイトで調べると、クラブラウンジアクセス付きの客室は1泊8,000円弱ぐらい高くなります。2人で朝晩飲み食いできれば、世界一物価が高いと言われるシドニーで過ごすにはありと言えばありだと思います。
※ホテルにこもるのが目的じゃないので、他のところで食事することもちゃんと考えています。
シェラトングランドシドニーハイドパークのラウンジ「シェラトンクラブ」は21階にあります。
入り口は入室資格があればカードキーで入ることができますが、カクテルタイムなど混雑時はスタッフが立っていて確認するときもあります。
クラブラウンジの特徴は、この芸術的なフードカウンターですね。何度見ても美しい造りでした。
目の前のハイドパークから見ると、ラウンジの特徴的な窓ガラスがよく分かります。ちなみにこのホテルのもう1つの特徴である天空のプールはご覧の位置にあります。
ラウンジはテラス席もあり、朝の時間は朝日を浴びるハイドパークとセントメアリー大聖堂が見えます。もちろん夜の夜景もきれいです。
クラブラウンジのスペースは横長となっていまして、入り口から奥の方に様々な形のリラックススペースが用意されています。
比較的広く見えますが、それでも土曜日のカクテルタイムなどはオープンから30分も経てば満席となってしまいます。
シェラトンシドニーのシェラトンクラブのサービス時間
シェラトンシドニーオンザパーク内にあるクラブラウンジのサービス提供時間ですが、メモを紛失してしまったため曖昧な時間しか分かりません(すみません)。その中で覚えているのは
- 朝食|6:30〜10:30?
- カクテルタイム|17:00〜19:00
だったと思います。
以前はアフタヌーンティーも提供されていたようですが、ワタシが利用した2019年6月には提供がありませんでした。
カクテルタイムは子連れの場合は利用できるのは「1時間限定」と言われました。これも以前は18:00以降の子ども入室不可と言うルールだったらしいので、ラウンジの運用ルールはその都度変わります。チェックイン時にフロントで確認する必要があるでしょう。
またカクテルタイムの混雑時はGF(グランドフロア:イギリス統治の名残で1階がGF)のフロント階にあるロビーラウンジもクラブラウンジとして提供されていました。
GFの仮クラブラウンジを利用する場合は子連れでも17時〜19時の2時間利用可能でした。このGFの仮クラブラウンジも混雑時にしか提供されないので、常に設置されるわけではありません。
食事提供時間以外もクラブラウンジは利用でき、ソフトドリンクやコーヒー、紅茶などは自由に利用できますが、今回は食事として利用した時間帯をフューチャーしてお伝えします。
シェラトンシドニークラブラウンジの朝食タイム
シェラトンシドニーのクラブラウンジで2回朝食を頂きました。
朝食のラインナップは一般的なラウンジと変わりません。ブレッドとサラダ、ホットミールは2−3品ぐらいです。
生ハムやサーモンもあり、控えめに言ってとても美味しかったです。果実系ソフトドリンクのラインナップがかなり貧弱ではありましたが。
1回目は6時半に、2回目は9時前ぐらいに入室しましたが座れないということはありませんでした。
シェラトンシドニークラブラウンジのディナータイム
シェラトンシドニークラブラウンジのディナータイムは3回利用しました。17時のオープンと同時に入室して、子どもが好きそうなものがなければある程度食べたら外に食べ直しに行こうと思っていたのですが、子どもでもパクパクお腹いっぱい食べれるものがあったので、ラウンジで夕食も済ませてしまいました。
カクテルタイムのラインナップはそれなりに揃っていて、大人でしたら十分楽しめると思います。
肝心のカクテル(アルコール)は中央カウンターに揃っていて、スタッフに注文して作ってもらうスタイルでした。ただビールが入った冷蔵庫はミールカウンターの下にあり、勝手が知っている方々は自分で取って栓を抜いて飲んでいましたね笑。
ワタシが利用した金曜日・土曜日は上階のクラブラウンジが満室になることを見越して、GFのロビーラウンジもシェラトンクラブとして運用されていました。
ロビーフロアにある仮クラブラウンジも食べ物や飲み物のラインナップはほとんど変わらないので、子連れだったら1時間だけの縛りもないし、混雑時は迷わずグランドフロアに降りていっていいと思いました。
ただココの方が空いているとは言え、ほぼ満席に近い状態ではあったのでなるべく早く向かった方がいいとは思います。
ちなみに混雑が予想されない日曜日はグランドフロアの仮クラブラウンジは設置されなかったので、いつも運用されているわけではないです。
そしてシェラトンクラブの売りはこの海老と牡蠣!ぷりっぷりの海産物を心ゆくまで堪能することができます。実はコレが目的でクラブラウンジアクセス付きの客室を予約したと言っても過言ではありません。
生牡蠣なので旅行中にお腹を痛めるのが怖くて7-8個ぐらいに留めておきましたが、大丈夫でしたよ(^^)。
この海老と牡蠣は21階のクラブラウンジでもGFの仮クラブラウンジでもたっぷり用意されていて、少なくとも最初の1時間はちゃんと補充され続けます。
ただ仮クラブラウンジが設置されなかった日曜日、シェラトンクラブを最後に利用した時はエビのみで牡蠣の提供がありませんでした。なので常時提供があるわけではないと思うので、牡蠣だけが目的でこのホテルに宿泊するような危険は侵さないようにしてください(お前がゆうな案件ですが…)。
ラウンジはラウンジです、ホントに美味しいものが食べたかったらレストランに行きましょう(再びおまゆう案件…)。
まとめ
ANAダイヤモンド修行とマリオットプラチナチャレンジを兼ねたシドニー旅行の際に利用したシェラトングランドシドニーハイドパークのクラブラウンジ、特にお食事タイムについてお届けしました。
このシェラトンシドニーを選んだ理由は天空のプールということは前の記事でも言及しましたが、実はこのクラブラウンジもかなり大きなウエイトを占めていました。
他に検討したウェスティン・シドニーやシドニーハーバーマリオットでもラウンジアクセス付きの客室を検討したのですが、ワタシがググって調べた範囲ではシェラトンシドニーが1番食事ラインナップが楽しめそうだったのです。
景色も素敵ですしね。
せっかく外国に来ているのに外のレストランで食事をしてその国の文化に触れずにホテルのラウンジで済ませてしまうのはもったいないというお考えがあることも重々承知していますが、それはそれコレはコレです。
オプショナルツアーなどを利用してオーストラリア自体も満喫してきましたし、子連れだったら子どもの負担を軽減するために夜はホテルでゆっくり過ごすというのもありなんじゃないかなぁ、と思っています。