2019年の12月にオーストラリア西海岸の都市パースにあるリッツカールトンパースに宿泊してきました。
このホテルは2019年11月に新規開業した新しいホテルで、The Ritz-Carltonとしても世界で100棟目になる記念すべきホテルです。
今回はまだまだ情報が少ないリッツカールトンパースのワタシが利用した客室をレビューしたいと思います。
リッツカールトンパースとエリート特典について
まだオープンしたてであまり情報がないリッツカールトンパースの立地やアクセス、そしてマリオットボンヴォイのプラチナエリート特典についてはこちらの記事をご参照ください。
アクセスはタクシーを利用すればお高く付きますが、迷う心配は(おそらく)ありません。
リッツカールトンブランドなのでクラブラウンジアクセスはステータスには付帯しないのは予想通りですが、朝食無料サービスまで付帯しないのはちょっと予想外ではありました。
リッツカールトンパースの客室について
リッツカールトンパースの客室は、予約画面によると下記のように分けられています。
- デラックスルーム|キング or ダブル:30,000円弱
- プレミアムルームスワンリバービュー|高層階キング or ダブル|30,000円強
- 大きめのスタジオ|キング:35,000円前後
- 大きめのスタジオリバービュー|キング:40,000円強
- ラングレーパーク1ベッドルームスイート|キング:60,000円程度
- エリザベスキー1ベッドルームスイート|キング:85,000円程度
- ザ・リッツ・カールトンルーム大きめのスイート|1ベッド|65万円程度
他にもあるのかもしれませんが、予約画面ではざっと上記の客室が提示されます。
※料金は2020年1月の週末料金の参考値で料金は変動します、各部屋の価格差を見てください
ワタシはプレミアムルームスワンリバービューで予約したのですが、おそらく大きめのスタジオルームにアップグレードしてもらえたと思います。
ですので今回ご紹介するのは「大きめのスタジオ1キングベッド」ルームになります。
それ以上だとスイートになってしまうので、アップグレードもこのぐらいが現実的な範囲かなと思います。
リッツカールトンにしては料金が比較的安いのが分かると思います。今後もこの値段であって欲しいものです。
もし安めの客室でラウンジアクセスを付けたかったら、ラウンジアクセス付きプランを予約しましょう。
大きめのスタジオ1キングベッドルームのレビュー
客室のレビューなのですが、到着時は夜でその時の写真は暗く夜が明けてからの写真は生活感満載となっているので、お見苦しいかもしれません。ご容赦ください。
案内された客室は高層階の角部屋で「大きなスタジオ」と名付けられている部屋です。東側だったのでサンライズがきれいに見える反面、サンセットは全く拝めないことになります。
元々プレミアムルームのスワンリバービューを予約していたので、画像の感じでアップグレードしてもらえたのかなぁ、と想像します。
スワンリバー側ではないですが、スワンリバーは一応見えました。完全なスワンリバー側だと目の前のもう1棟が完全に視野に入るので、このお部屋にしてもらえて正解です。
たぶん西側のコーナールームが景色的にはベストだったとは思います。
到着した時は夜でしかもライトが「ソフトライト」という状態だったので薄暗い写真になっています。
しかし部屋が乱れる前に撮れた光景なので続けて紹介していきます。
次は部屋の全景です。途中でライトの使い方が分かったので明るくなりました。
部屋に着いたのはANAの直行便を利用して夜の9時半でしたが、日本では10時半となるので連れの5歳児はおねむ状態です。
スクリーンが降りているところはすべてガラス張りです。外から見るとテカテカしているので開けても見えないかと思いきや、夜は全開にしてライトを付けていると外から丸見え状態になります。
夜にスクリーンを上げている他の部屋を見上げてビックリしました。スモークガラスでもなんでもないんですもん。
スクリーンを開けると南側と東側の夜景を見ることができます。スワンリバーも見えていますが、夜は真っ暗です。
大きなスタジオルームはウェットエリアが非常に開放的な造りになっています。光の加減によってはもちろん丸見えなので気をつけましょう。
浴槽がありその中にシャワーとオーバーヘッドシャワーがある造りは日本人的に非常に好感が持てます。
この浴槽めちゃくちゃ大きくて湯量が必要なのでビックリしました。かなり深いので5歳児だけで出入りは無理でした。
日本人的重要な点ですが、トイレはウォシュレットトイレではありませんでした。
アメニティには興味がないので写真だけ。大人1人子ども1人で予約したのですが、歯ブラシなどのアメニティは1人分しかなく子ども用のアメニティなどは置いてありませんでした。
この辺はまだまだオープンしたばかりでこなれてないなぁ、という感じです。
部屋の中にはテーブルが1つとチェアが2つ。非常に座り心地は良かったのですが、コンセントがデスクには備え付けてなく、コンセントも近くになくはないのですがかなり低い床の位置にしかありません。
このテーブルで充電したり、コンセントに繋げたままPCなどで仕事するのには不向きでした。
コンセントはすべてオーストラリア仕様でユニバーサルデザインのコンセントはありません。
コンセント変換器を持参しましょう。変圧器は今の電化製品ならまず必要ないとは思います。
どのコンセントにもUSB充電コネクタが備えてあるので、スマホ程度なら簡単に充電できます。
テーブルの上にはウェルカムフルーツと炭酸水ボトルが準備されていました。他にもstill waterのボトルが4本ありました。冷蔵庫の中に入っていないこれらは無料で頂けるようです。
毎日2本ずつ補充されました。
今回は我が家の5歳児の性格やワタシの負担軽減のために食事はルームサービス(インルームダイニング)で食べることにしていたので、このデスクの造りは非常に助かりました。
RITZ-KIDSのメニューに有るチーズバーガーは絶品でしたよ(^^)。5歳児もパクパク食べていました。
コーヒーメーカーや有料のスナックや冷蔵庫の中などをご紹介。この辺は一切手を付けてないので画像だけですが、冷蔵庫に他のものを入れる余裕はありません。
そしてすっごく分かりにくかったのですが、この棚の横が開いてグラスや食器類が置いてあります。フルーツを食べるためのナイフなどもここに備え付けてありました。
日が昇ってからの部屋からの景色です。なんとか最低限のスワンリバービューをキープできています。
完全なスワンリバー側になると、目の前の兄弟棟がそびえ立つので、こっちの方がプライベート感は大きいと思います。
南半球なので太陽は北側を通ることになります!
実はこの部屋はラナイと言うか外に出れる場所があるのですが、全部屋がそうなっているわけではないのです(上画像参照)。
外に出れるメリットが大きいわけではないのですが、なんか特別な感じがして嬉しかったですね(^^)。
そしてこの建物、リッツじゃない部分が多すぎて一体何に使われているのかホントに気になります。
最後にフルオープンの状態とスクリーンを下げている状態をご紹介します。
開放感は半端ないです。外から丸見えじゃなければ、ずっと開けたままでいたいぐらいでした。
このホテルは長時間不在だと自動的に遮光スクリーンを下ろしています。
部屋に入ると自動的に遮光スクリーンが上がり、最新機能満載でした。
まとめ
世界で一番新しいリッツカールトンであるリッツカールトンパースの「大きなスタジオ1キングベッド」ルームをご紹介しました。
このお部屋は1ランクアップグレードだと思いますが、元々の予約だったプレミアムスワンリバービュー(高層階)の客室料金は1泊当たり30,000円強でした。
ワタシの実感ではとてもリーズナブルだと思います。
世界で一番オトクなリッツカールトンはリッツカールトンクアラルンプールで、そこには敵いませんが、リッツカールトン大好きなら一度は訪れる価値はあると思います。