ANAが2019年の9月から成田ーパース間の新規路線を就航させてから、オーストラリア西海岸にあるパースという街に注目が集まりました。
※シドニー・ゴールドコーストは東海岸
そしてそのパースにはザ・リッツ・カールトンとしては100軒目のリッツとなるザ・リッツ・カールトンパースが2019年11月に新規オープンしたのです。
ANAの新規就航路線とリッツカールトンパース、この2つの新しいものを体験するためANAでパースに行きザ・リッツ・カールトンパースに宿泊してきました。
今回は最も気になるであろうザ・リッツ・カールトンパースへのアクセスとマリオットボンヴォイプラチナ特典をご紹介したいと思います。
ザ・リッツ・カールトンパースとは
ザ・リッツ・カールトンパース(The Ritz-Carlton Perth)とは、オーストラリア西海岸のパースに2019年11月オープンした新しいリッツカールトンです。リッツカールトンとしては記念すべき世界100軒目となり、それ故注目度も高いホテルです。
場所はパースの中でも中心地の1つであるエリザベスキーに位置しており、パース駅から徒歩15分程度です。
リッツカールトンパースのGoogle Mapでの位置検索結果(2019年)は微妙に異なり時があり(正しいときもある)、正しい場所とアクセスは上記のような感じです。エントランスの位置がかなり分かりにくく、車だと一方通行アクセスになります。
エントランスの案内がほとんどなくてほんと分かりにくかったです。このへんは徐々に改善されていくものと思われますが…
すぐ近くにベル塔(The Bell Tower)が立っていて、スワン川を中心としたパース水路の発着所となるエリザベスキーやパース港もすぐ近くとなり非常に賑わっている地域です。
パースは西オーストラリア最大の都市なのですが、場所が分からないという人もいるかも知れません。
位置的にはシドニーとほぼ同じ緯度で、オーストラリアの東西が異なる感じです。地中海性気候で温暖ですが、乾燥がすごいので山火事の災害が頻繁に起きます。
※山火事でオプショナルツアーが中止になることも
パースへはANAが成田国際空港から直行便を就航させていて、飛行時間はシドニーへ行くのとほぼ変わらず10時間弱ぐらいです。
時差はシドニーが日本からプラス1時間なら、パースはマイナス1時間、となります。
※シドニーは夏時間だとさらにプラス1時間
パースはオーストラリアの西海岸なので最寄りのビーチ(車や電車で20分ぐらい)はインド洋に面していて、インド洋に沈むサンセットは有名です。
ANAが直行便を飛ばしているパース空港からリッツカールトンパースまではタクシーで20-30分程度です。価格は利用する時間帯にもよりますが、だいたい50豪ドル前後(4,000円弱)ぐらいとなります。
電車でも行くことはできますが、パース駅からの徒歩は15分程度で大荷物で歩くと少し厳しい感じです(特にパース駅に向かう方角は上り坂)。パース駅からPerth Underground駅に乗り換えてひと駅分移動し、Elizabeth Quay駅まで移動すれば、そこからは徒歩5分程度となり高低差もないので移動はしやすいと思います。
リッツカールトンパースを検索するとよく出てくる2棟のガラス張りの建物ですが、リッツカールトンパースは内陸側の建物で、実際はこの建物のスワン川寄りの部分がホテルとなっています。
※The Ritz-Carltonの看板の真下は一般の客室ではない
パース港とエリザベスキーの間の土地に新しく建てたこの2棟の建物ですが、より内陸側のホテル(ウェスティンパースなど)からはスワンリバーの景観の妨げとなってしまったらしいです。
またリッツカールトンパースよりさらにスワン川寄りに同じようなタワーがあり、マンションやオフィスらしいですが、そのためリッツカールトンパースからの景観も結構妨げられています。
The Ritz-Carltonのブランドはマリオットホテルグループに含まれるので、マリオットのリワードプログラム「マリオットボンヴォイ」のステータス特典が適用されます。
ザ・リッツ・カールトンパースでのプラチナエリート特典は?
元々リッツカールトンはマリオットホテルに合併する前は独自のエリートリワードがあって、マリオットボンヴォイ傘下に入った今でもエリート特典は微妙に異なります。
具体的にはステータスだけではクラブラウンジアクセスが付かないことが多いのです。
リッツカールトンパースでの主なプラチナエリート特典は以下のようになります。
- レストランなどでの20%割引
- (空室があれば)4時までのレイトチェックアウト
- ポイントギフト
- (空室があれば)ルームアップグレード
一般的なプラチナ特典はギフトとして朝食・ポイント・アメニティが選べる事となっていますが、リッツカールトンパースでは朝食は選べません。ギフトの選択肢も提示されませんでした。
チャットとスタッフの両方に確認したので間違いないと思います。非常に残念な点ですね。
朝食を食べるとしたらリッツカールトンパースの1階、エリザベスキーに面したHearthで食べることができます。特典で20%OFFではあります。
そしてやはりクラブラウンジアクセスは付帯しません。クラブルームへの宿泊が必要になりますが、1泊90豪ドル(7,000円弱)でラウンジアクセスは購入することもできます。
※実際に「クラブルーム」というカテゴリーはないのですが、公式予約時に直接ラウンジアクセス付きプランを予約することができる↓
チャットで確認しましたが、今のところラウンジアクセスに年齢制限は設けていないようです。
※2019年12月現在では、です
ワタシは一緒に連れて行った子どもが絶対にラウンジでは何も食べないだろうと思ったのでラウンジアクセスは付けず、それゆえ中の様子や朝食をレストランに変えれるかなどは確認できていません。
レイトチェックアウトにしても、ワタシはお願いしませんでしたが現在かなり人気があり満室が続く状態なので4時までは厳しい感じです。
朝食に並ぶ人気のある特典であるルームアップグレードですが、ワタシの場合コーナールームだったのでちょっとしたアップグレードはあったのと推測できます。ただ実際にフロントでアップグレードしました、とは言われていません。
ご紹介したマリオットボンヴォイプラチナエリートによるリッツカールトンパースの特典ですが、オープン1ヶ月後となる2019年12月の情報です。ホテルの特典は結構変化していくので、気になる場合はチャットなどで確認することをおすすめします。
オープンしたばかりなのでこれから色々サービスが変わっていくものと思われます。
エリート特典の説明や内容を載せた説明用紙の提示などもありませんでした。
まとめ
2019年11月にオープンしたばかりでリッツとしては世界で100軒目となるリッツカールトンパースについて、まずは一番気になるであろうアクセスやマリオットボンヴォイのエリート特典についてご紹介しました。
たまたまと思いたいですが、パース空港から利用したタクシーが場所を知らずnearby the Bell towerの案内からワタシが誘導するはめになるぐらい(ワタシだって知らんわい)の新しいホテルです。
パースの中心街では最もスワン川寄りのホテルとなり、景観や観光をすぐに楽しむことができます。
2019年12月現在、リッツカールトンパースは3-4万円ぐらいから泊まることができ、リッツカールトンとしてはかなりリーズナブルです。
この値段のままであるなら、リピートしたくなるリッツカールトンではあると思います。
確かにリッツとしては安いですが、質もしっかりしてそうですし、いい感じですね!
ワタシにとっての初リッツだったのですが、
英語ができないワタシのせいとは言え、
ちょっと色々難はありました。
具体的にはサービスへの電話が全然つながらない(つなぎ方が分からない)
という事だったのですが、
英語力のなさを実感して悲しかったです。
(一応トラブルも報告されてはいたらしいです)。
ただスマホアプリのチャットがその分威力を発揮してくれて、
何が役立つか分からないものだと思いました(^^)
チャットなら英訳しながら会話できるので(^^)