JALの上級会員ステータスの1つであるJALグローバルクラブ(JGC)に入会するためのエアライン修行「JGC修行」を計画したヒトには、りそなJALスマート口座やりそなVisaデビットカードJMBという言葉は馴染みがあると思います。
それはりそなJALスマート口座を開設(りそなVisaデビットカードJMBを選択)すると、その後にJALグループ便の初回搭乗に対してFLY ON ポイント(FOP)が1,000FOPプレゼントされていたからです。
JGC修行にはFOPを50,000FOP貯めるFOP修行と、JALグループ便に50回搭乗する回数修行があります。そしてFOP修行の場合、この無料で手に入る1,000FOPというポイントは非常に貴重だったので、JGCのFOP修行をされた方は少なからずりそなJALスマート口座を開設されているかと思います。
JGC修行についての詳細は下記をご覧ください。
特に2018年の1月ごろ、そのりそなスマート口座開設でポイントサイトのモッピーのポイントが付与される案件が登場したことで、デビットカードの期限が01月のヒトがいっぱいいるんじゃないかと思います。
かく言うワタシもその1人なのですが、このりそなJALスマート口座は維持するのには多少なりともコストが掛かります。ですので、自分にとって銀行やデビットカードとしての利用価値がなければ解約することも考慮に入れなくてはいけません。
今回もポイントサイトの終活である「ポイ終活」の一環として、りそなJALスマート口座・りそなVisaデビットカードJMBについて解説したいと思います。
目次
りそなスマート口座とは
りそなスマート口座とは公式FAQには下記のように載っています。
りそな銀行のインターネット専用口座で、主にインターネットを通じて銀行のお取引きがご利用いただける支店です。 有人店舗と異なり、一部お取扱いしていない業務はありますが、便利なスマホアプリや提携先のお得なサービスを提供する等、新しいスタイルの口座です。
りそなスマート口座はインターネット専用口座で、通帳などが存在せず、主にスマートホンアプリやWeb上で様々な手続きを完結することになります。
それ故に、通常の普通口座とは異なりできないサービスが一部あるようですが、ほとんど差し支えなく銀行の様々なサービスを利用することができます。
インターネット専用口座ゆえに通帳が存在しないなどの特徴があります。
また申し込み時にりそなVisaデビットカードを申し込む必要があります。
そして利用の際にりそなのポイントが貯まる「りそなスマート口座」とJALのマイルが貯まる「りそなJALスマート口座」を選ぶことになりますが、初回搭乗1,000FOPプレゼントをもらうためには「りそなJALスマート口座」に申し込む必要がありました。
よって、JAL修行僧の多くの方はりそなJALスマート口座を開設していて、りそなVisaデビットカードJMBを所有していると思います。
初回搭乗1,000FOPプレゼントの特典と廃止について
りそなJALスマート口座を開設すると、開設特典としてJALグループ便初回搭乗に対して、1,000FOPがプレゼントされていました。
しかし2018年10月22日からりそなが提供するアプリサービス改定に伴って、FOPプレゼントの開設特典が廃止することがアナウンスされています。
2018年10月21日22時までに申し込みが完了して、不備なく口座開設手続きが完了すればまだ間に合いますが正直もう諦めたほうがいいでしょう。
そしてこの特典がなければ、りそな銀行に縁のないJGC修行僧としては今後申し込むことはまず無いのではないかと予想しています(ごめんなさい)。ただほぼ無料の年会費で200円=1JALマイルが貯まるカードなので、そこに魅力を感じるのならばJAL利用が多いマイラーにとっての意義はもちろんあります。
りそなJALスマート口座の維持について
多くのJGC修行僧にとって、初回搭乗1,000FOPプレゼントが目的だったと言っても過言ではないりそなJALスマート口座なのですが、その維持には多少なりとも手間とコストが掛かります。
それは口座開設時に申し込みが必須だったりそなVisaデビットカードJMBは年会費が必要なカードだからです。初年度は年会費が無料なので意識したことがなかったかも知れませんが、次年度からは意識する必要があります。
りそなデビットカードのFAQには年会費と「500マイルプレゼント」についていろいろ載っていたのですが、理解に苦しむことがあったので電話で問い合わせてみました。
・りそなデビットカードJMB(一般口座のデビットカード)とりそなVisaデビットカードJMB(インターネット口座)で書き分けていますが、りそなVIsaデビットカードJMBも1回以上のショッピング利用がアレば次年度年会費無料
・ショッピング利用をせず年会費を発生させて、500マイルプレゼントを狙えるかと言えば(つまり1,080円で500マイルをバイマイル)実質的にそれは不可能
・ショッピング利用をしないと500マイルはプレゼントされず、ショッピング利用すると次年度年会費無料になるが、1回以上ショッピング利用があると500マイルプレゼントは対象外になるから
・つまりりそなスマート口座を継続し続けても500マイルを毎年ゲットはできない
以上のような結論になりました。つまり端的に言ってしまえば「りそなスマート口座を継続する意義はない」と言うことになります(ごめんなさい)。もちろん無料のカードで200=1JALマイルに魅力を感じれば継続してもOKですけど。
りそなJALスマート口座を無料で維持するために
りそなVisaデビットカードJMBはそのままでも利用時に200円=1JALマイルが貯まるので、マイル還元率0.5%ではありますが悪いカードではありません。
そして1回でも利用すれば次年度も年会費が無料になります。
しかしここで見落としている大きな問題があります。このカードはデビットカードなので、りそなスマート口座から直接引き落としとなるカードです。みなさん、りそなスマート口座に残高がありますか?
ええ、ワタシはありません(;´∀`)。口座開設時に入金が必要なかったことと、その後にデビットカードとしての利用もなかったので意識したことがありませんでした。
しかし以下のココで重大な問題が生じます。
- 次年度年会費を無料にするためにデビットカードを利用するならば、利用額以上の口座残高が必要
- 利用しないなら年会費の引き落としが発生するので、やっぱり年会費以上の口座残高が必要
つまりいずれの場合でも口座残高が「0」のままだと、デビットカード申し込んで1年後にトラブルが発生するわけです。
年会費の引き落としが行われないとデビットカード機能が利用できなくなるのですが、そう言う問題ではなくコレは信用問題となります。このトラブルは避けるべきトラブルです。
解決方法は2つあります
- 口座に入金してカードを1回以上利用するか年会費を支払う
- 口座を解約する
そして残念ながらJALカードを持っていてJGC修行が終了した立場としては、JGCステータスを維持するために100円=1マイル(要ショッピングプレミアム)のJALカードを保有し続けるJALマイラーとしては、200円=1JALマイルのためにこの口座を維持するメリットはもはやありません(ごめんなさい)。
例えば入金手数料が無料だったり、一定のりそなステータスを維持すれば引き出し手数料も無料になるなどの便利機能はありますが、それらやショッピング利用200円=1JALマイルが貯まることに魅力を感じなければ、口座解約も考慮すべきでしょう。
りそなスマート口座の解約手続きについて
りそなスマート口座の解約は最初の手続きはネットサービスからの申し込みが必要になります。ちなみにデビットカード機能だけを解約することはできず「デビットカード解約=口座解約」となります。
PCでの手続きで進めていきますが、まずりそな銀行のトップページから【my gate(マイゲート)】にログインします。
ログインは【緑のログインボタン】を選択します、次画面でログインIDとパスワードを入力して【りそな銀行マイゲート】にログインします。
りそな銀行マイゲートトップページの一番上【お取引きはこちら】を選択してマイページに入ります。
マイページのサイドバーの一番下【各種変更・手続き】を選択します。
表示されたページの一番下【その他手続き】を選択します。
取引内容は【普通預金解約】を選択します。以後必要な項目を入力して、注意事項に同意をしたら内容を送信します。
登録したメールアドレスに「解約手続き申し込み」を受け付けた内容のメールが自動返信されてきます。
これで最初の手続きはとりあえず終了です。あとは銀行側の対応を待つことになります。
りそなJALスマート口座の解約は以上の手続きで終了になったという報告がありますが、FAQには最終的に書面での届け出が必要となり旨が記載されています。もし書類が届いたらそれを提出することになるのでしょう。
→書類は届きましたが「解約しました」という知らせの内容で、特に提出書類はありませんでした。
まとめ
りそなスマート口座とりそなVisaデビットカードJMBは、りそな銀行を普段から利用しているヒトにとってはJALマイルも貯まるしATM手数料が随時無料(引き出しは一定のステータスが必要)になったりするので、非常に便利がいいサービスです。
しかしメインバンクで利用していないとどうしても利用が滞りがちになる上に、利用してないと年会費が必要になります。
口座残高が0円だと無用なトラブルに巻き込まれる可能性もあるので、りそなJALスマート口座を利用しているヒトは、そろそろ自身の口座や利用状況を再確認することをおすすめします。