北海道の人気スノーリゾート「ニセコユナイテッド」を構成する4つのスキー場の1つであるニセコHANAZONOリゾートに隣接するパークハイアットニセコHANAZONOに家族で宿泊してきました。
パークハイアットはハイアットグループブランドでもトップに位置するハイブランドホテルです。このホテルはシーズンに入れば1泊10万円を下回ることはまずありません。楽しみですね(^^)
ちなみに今シーズン、前にリッツ・カールトンニセコに宿泊しているので、そことの比較がちょいちょい話題に出てきます。料金的には同レベル帯と言っていいと思うニセコエリアに君臨する2つのホテルです。
アクセス
パークハイアットニセコはニセコユナイテッド内の花園コースの麓にあります。リゾートバスは…運行してなさそうですね。ヒラフエリアで降りて、そこから巡回バスに乗ってもいいけど面倒でしょう。新千歳空港からはタクシー一択かと。
ホテルにリムジンサービスを申し込むことができますが、5万円オーバー。MK札幌に定額タクシーを申し込めば同じアルファードなのに3万円前半の金額なので、コッチがおすすめ。
リゾートライナーの行き先としてパークハイアットニセコは設定がないし、バスでも家族4人なら2万円近くはどうせかかるので、諦めてタクシーを利用した方が時間的にも乗り心地もお得です。
客室
今回はボトムの客室(それでもシーズンは1泊10万円オーバー)の予約だったのですが、ハイアットのステータスであるグローバリストからソフトランディングしたエクスプローリストだったので、ワンランクアップグレードしてくれました。
と言っても、ビューがゲレンデ側に変わっただけですが…(それでもこの眺望はかなりありがたかったです)。
全景です。奥にベッドルーム、手前にリビングルームとなっていています。手前のソファーはソファーベッドにもなり(追加料金無し)、2人は余裕で寝れます。何度も言いますが、これが一番狭い客室です。
ベッドルームです。ゲレンデが見えて大変よろしい眺望ですが、夜に部屋のライトを付けたままカーテン全開にしていると、隣のバスルームともどもゲレンデから丸見えでした。
トイレからクローゼット、洗面所、そしてバスルームを一望します。相当広いです。これがボトムの部屋とか信じられません。浴槽は最近のハイアットはやりの超薄底なので入り心地はあまり良くありません。
入り口にもクローゼットがあり、ハンガーも大量に用意されています。また横にはもう一つのトイレとシャワールームまであります。
この客室、優勝です。最高です。同じ10万円を出すなら100%リッツニセコよりコッチです。
特に今回もインルームダイニングばかり利用したのでダイニングテーブルがあるかないかで快適度が全く違います。冷蔵庫も広く不満な点は全くありませんでした。
スキーインスキーアウト
パークハイアットニセコのスキーロッカーも新しいホテルらしくハイテクで、中に入れておくだけでブーツやスノーボードを乾かしてくれます。機能的にはリッツ・カールトンニセコの方が上ですが、こちらも満足の行く設備でした。
スキーロッカーの隣にはレンタルショップと用品ショップが用意されています。ホテルの規模が大きいのでリッツ・カールトンニセコより広く品揃えもバッチリです。スタッフもみんなやさし〜(^^)。時々日本語が通じにくいですがw
パークハイアットニセコも目の前にスキー場があり、数分でリフトまでたどり着くことができます。
左に写っているチューブはエスカレーターで、隣のそりチューブのアクティビティのためだけじゃなくて実は誰でも利用できます。
今更ですが、パークハイアットニセコは画像に向かって右がホテル棟、左がよりゴージャスなレジデンス棟に分かれています。
で、リフトからホテルまで戻るにはご覧のように少し登らなくてはならないのですが、このエスカレーターを利用すればスキーを履いたまま高い位置に戻れるので労せず滑ってホテル手前まで行けるわけです。
ナイターの時間になっても、花園コースのゴンドラコースが上まで利用できるので、リッツ・カールトンニセコの時と違って快適で広くてそれなりに滑りごたえのあるナイターが楽しむことができます。
食事
食事は基本的にインルームダイニングばかり利用しました。客室のダイニングテーブルが使い勝手良すぎて快適でした。
キッズバーガーx2。これ2つでも3,000円ぐらいで、大人バーガー3,800円より安いので子どもにはこれを与えておけば満足満点でした。しかも侮るなかれ、これめちゃくちゃ美味しいです。
カニ味噌ラーメン、2,600円。これまためちゃくちゃうまい。
スープカレー2,800円。スープカレーってあまり好きじゃなかったのですが、これは本当に美味しかった。
パークブレックファスト3,900円。
キッズブレックファスト2,500円。
ブレックファストアラカルトのパンケーキ1,700円。
パークハイアットニセコのインルームダイニングはとにかくメニューが豊富でキッズに優しく、そしてとても美味しいです。
値段は消費税10%にサービス料金までプラスされて2割増しぐらいになりますが、それでもリッツ・カールトンニセコよりも全然安いです。
注文もWebでできて時間指定まで可能です。このホテル最高すぎませんか…
最終日だけホテルのレストランを利用しました。子どもも好きそうなパスタとピザがメインのイタリアンレストランです。
これがまた天国のように美味しいというね…もう何も言えません。このホテル最高すぎます。
ちなみにホテルのレストランの予約はWEB上ではなかなか取れなくても、フロントにお願いすれば取れることもありました。結局機械的に振り分け判断しているだけなので、なんとかなることも多いみたいですね(貸し切りで不可ということもありましたが)。
大浴場にプールに…
このホテルには大浴場があります。温泉のように見えないけど温泉のようでした。客室のお風呂が狭いので助かりますね。ちなみに外は目の前に建物の壁が迫っているのでビューは楽しめないし、それ故露天はありません。
そしてこれね…プール…
もう最高すぎませんか?実はリッツ・カールトンニセコにプールがなかったのでコッチにあることを完全に失念していたのです。
慌てて間に合うことを願って初日にAmazonで水着を注文して、なんとか帰るまでに間に合ったのでプールも楽しむことができました。
※ショップでも水着は売っていますが種類もサイズも極々限られています
このプールの何が素晴らしいかって、プールも広くてきれいですが、ジャグジーが4つもあって広々と利用できるのです。もちろんタオル更衣室シャワー完備です。
ハイアットのステータスは最上位のグローバリストの16時チェックアウトには至りませんが、下のエクスプローリストやディスカバリストでも14時レイトチェックアウト対応してくれるので、帰る日、もう滑らなくてもこうやってプールを楽しむことができました。
年間たった10泊のディスカバリストだけでも継続する意義はありまくりんと思います。
まとめ
夢にまで見たパークハイアットニセコHANAZONOに家族4人で宿泊して、ホテルにスキー・スノーボードに満喫することができました。
春スキーのシーズンに入っていて雪質はニセコとは思えないシャバシャバでしたが、その分どのリフトも待ち時間0分だったので、この時期に行くのもありかな、と思いました。
なによりパークハイアットニセコ、最高です。リッツ・カールトンニセコも良かったのですが、家族で行くのなら100%コッチです。異論は認めません。最高ばかり言っていますが、ホントにそのとおりなのでしょうがありません。
隣接しているスキー場が花園エリアというのも最高of最高です。ただ子どもはニセコユナイテッドすべてを滑った後、次はグランヒラフエリアに隣接している所が良いと言い出しました。なんと贅沢な…
あくまで家族連れ目線での感想です。二人連れや隠密旅行ならリッツ・カールトンニセコの方がおすすめかな、とも思います…