2018年3月下旬、仕事の休みがもらえたので子供の春休みに合わせて沖縄へ旅行に行きました。
3月に泳げるプールを求めて探したホテルの1つが「オキナワマリオットリゾート&スパ」です。
実際に泳げました。
実はもう1つの目的があって、SPG/AMEXホルダーで得られるマリオットゴールドステータスの特典を享受し、このクレジットカードの価値を確かめるためでもありました。
今回はマリオットゴールドとして利用できたオキナワマリオットリゾートのホテルラウンジをレポートしたいと思います。
目次
オキナワマリオットリゾートとは
オキナワマリオットリゾート&スパは、世界最大級のホテルグループ「マリオット」ホテルの1つで、沖縄県の名護市に所在しています。
マリオットリワードの会員ステータスを持っている場合は、そのランクに合わせて特典を受けることができます。
- 部屋のアップグレード
- ホテルラウンジの利用
- 朝食無料
- レイトチェックアウト
などです。もちろん状況によってすべて対応してもらえるわけではありません。
オキナワマリオットリゾートへのアクセス
オキナワマリオットリゾートは、沖縄県の名護市、沖縄自動車道の終点「許田」から2キロほど戻った場所に位置しています。
地図を見ると判明するのですが、実は海に隣接していないんですね。海に行くには「かりゆしビーチ」まで行かないといけません。ホテルからシャトルバスは出てますが、面倒といえば面倒。
近くにはブセナテラスやリッツカールトン沖縄などハイソサエティなホテルがあります。
空港からは自動車で70分、と言うのが公式での案内です。那覇市内の渋滞を加味すれば90分はかかると思っていた方がいいと思います。
マリオットゴールドステータスとは
マリオットホテルグループは世界最大級のホテルグループです。同じホテルグループのスターウッドホテル&リゾートと合併し、近々それぞれのホテルリワードである「マリオットリワード」と「スターウッドプリファードゲスト(SPG)」のシステムを統合することになっています。
SPG/AMEXと言うクレジットカードは、所有して年会費を支払っているだけでSPG/ゴールドの資格が付属していましたが、マリオットとの合併によりステータスをマッチさせて「マリオットゴールド」ステータスにもなることが出来ました。
マリオットゴールドステータスのホテル特典として特に有用なのが
- 部屋のアップグレード
- ラウンジ利用
- 朝食無料
です。
SPGゴールドではラウンジの利用も朝食無料も付随しなかったのですが、このマリオットゴールドの特典の存在が大きくて、SPG/AMEXカードは大人気のクレジットカードとなっております。
しかしワタシはせっかくのSPG/AMEXを所持していても、元がヒルトンホテルばかり泊まるヒルトン族だったため、あまりそのベネフィットを享受できていませんでした。
今回は沖縄のヒルトンのプールが3月には泳げそうもなかったので、そう言う理由と、マリオットゴールドの特典を享受すべくオキナワマリオットリゾートを選択しました。
ちなみに、2018年8月にマリオットリワードとSPGのシステムが完全に統合されることが発表されています。その結果、SPG/AMEXホルダーのマリオットリワードステータスは「(新)マリオットゴールド」になると言われています。
(新)マリオットゴールドのホテル特典は、ラウンジの利用も朝食無料も付随していないので、今回が最後のSPG/AMEXの恩恵を受けるチャンスとなってしまいました。
この記事の需要も断然下がってしまうのですが、旅行記でもあり備忘録でもあるので予定通り続けたいと思います。
オキナワマリオットリゾートのラウンジについて
オキナワマリオットリゾートのラウンジは14階に2つあります。
「ラウンジオーシャン」
・朝食|6:30-11:00
・カクテルタイム|17:30-19:30(オードブルタイム)、19:30-21:30(デザートタイム)
「ラウンジフォレスト」
・モーニングカフェ|6:30-11:00(実際はな〜〜〜にもありません)
・ティータイム|11:00-17:30
・オードブル&カクテル|17:30-19:30
・イブニングデザート&カクテル|19:30-21:30
・ティータイム|21:30-24:00
ラウンジオーシャンは朝食タイム以外は16歳以下は入場できません。なので、子連れ旅行だったワタシはほとんどの場合「フォレスト」を利用することになります。
このホテルは14階以上(14階と最上階の15階)がエグゼクティブフロアとなっていて、専用のルームキーじゃないとエレベーターを操作して上がれないようなっています。
そして14階のエレベーターを降りた目の前に、ご覧のようにタウン時の案内が載っているのです。
ラウンジ「オーシャン」について
オーシャンラウンジは、基本的に朝食の時間帯以外お子様は入場できないと思った方がいいです。ただ朝食は朝食会場に行くことがほとんどなので、困ることはあまりないでしょう。
オーシャンラウンジの場所
オーシャンラウンジは14階で、三角形の形をしているホテルの頂点側にあります。
行ってみれば「三角形の頂点」の意味が分かると思いますが、ご覧のように尖った頂点に向かいます。
で、頂点かと思えばフェイントでその横の部屋が入り口です。エグゼクティブフロアに上がってこれるルームキーがあれば、それで入ることができます。
スタッフカウンターなどはなく、コチラでチェックインその他の手続きをすることはできません。ステータス会員用のカウンターはロビーにあります(でもゴールドではチェックイン手続きはできませんでしたけど)。
中に入った全景です。全景です。全景です・・・・。狭っ!!!
この右側に食べ物や飲み物用のカウンターがあります。
しかしこのラウンジのいい所はテラス席があることです。ココで食べる朝食はめっちゃ気持ちいいですよ。夏はクソ暑そうですが。ラウンジのテラス席に関してはANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートにもあったので、そんなに特別なものじゃないかもしれませんが。
ちなみにカラス注意報です笑。
オーシャンラウンジの朝食タイム
オーシャンラウンジの朝食タイムは6:30AM-11:00AMとなっています。なかなか長いですね。
That’s all.ホントにコレだけです。待たずに静かに食べるにはいいかもしれませんが、流石に少なすぎ。
でもせっかくだから、まだ家族が寝ている時間帯にこっそり一人できて味見しました。このテラス席は病みつきになりそう・・・。
オーシャンラウンジのオードブル&カクテルタイム
オーシャンラウンジのオードブルタイムは5:30PM-7:30PMとなっていて、こそっと覗きに行ってみました。席は7−8割ぐらいは埋まっていたと思いますが、座る所は全然ありました。
オードブル・・・オードブル・・・、あまりガッツリ食べれるようなメニューはありません。大人の時間ですなぁ。
大人のためのカクテルたち・・・。おビールさんは冷蔵庫に我らがオリオンビールが入っていました。
この時間帯は子供は入れません!19:30からはデザートタイムになるみたいですが、そこまでのリサーチはできませんでした。
ラウンジ「フォレスト」について
フォレストラウンジは、子連れでも利用できるラウンジです。と言うかいつ行っても子連れ家族ばかりでした。我が家もそうなんですが。
フォレストラウンジの場所
フォレストラウンジは14階のエレベーターを降りた、エレベーターホールの横にあります。
一瞬「えっ?」となりますが、矢印がラウンジの入口です。フルオープン!もちろん気を配りはしますが、子供が多少はしゃいでも問題ない空間です。
スタッフさんは2基のエレベーター前を横切った反対側から来てイロイロ準備をしてくれます。取ってつけたような空間・・・。
全景です。こちらも狭っ!テーブルは4つ、いや奥にもう1つあったかな。それでもこの座席が全部埋まっていることは何度訪れても無かったです。
その秘密はラウンジ入口近くの階段にあって、階段を上がった上のスペースもラウンジとして利用することができるから・・・というわけでもなく、この上のスペースはほとんど利用されていませんでした。
平日の春休みだから、利用者は元々そんなにいないのかもしれませんね。
上のラウンジスペースからはご覧のように下を見下ろすことができます。食事と飲み物のカウンターもコレしかありませんが。
フォレストラウンジの朝食タイム・・・はありません
フォレストラウンジには朝食タイムはありません。
なので朝の時間に行ってもこんな状態です。モーニングカフェとか載っていたからコーヒーなら飲めるかと言えば、それもありません。朝食タイムは子連れもOKになっているオーシャンラウンジを利用する必要があります。
ラウンジフォレストのアフタヌーンティータイム
ラウンジフォレストのアフタヌーンティータイムは11:00AM-5:30PMとなっています。プールで遊んでちょっと喉乾いたし一休憩しようと思っていけばいつも開いている、と言う感じです。
スナック的なパンとスナックとフルーツ、そしてソフトドリンクです。正直言って目の玉が飛び出るほど美味しいわけではないですが、コーラを飲みながら食べるポテチやチョコレートは、プールで疲れた昼下がりに大変重宝しました。満足です。
外に見える光景は駐車場とゴルフ場。そしてゴルフ場のラウンジとは思えない豪華な建物。マップ上ではコレは「ザ・リッツ・カールトン沖縄」らしいですね。遠目に見てもゴージャス。
ただ今回のオキナワマリオットに宿泊して思ったのは、沖縄でビーチに隣接していないホテルは「我が家にとっては」つまらない、ということでした。泳げても泳げなくてもやはり海を間近に感じたい。
そういう意味ではANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートは本当に良いホテルだったし(ビーチまで歩くけど)、ルネッサンスリゾートオキナワにも興味があるけど、オキナワマリオットはちょっと残念でした(もちろんシャトルバスで近くのかりゆしビーチに送迎してもらってそこで楽しめるシステムにはなっているのは知っているのですが・・・)。
高嶺の花過ぎてリッツカールトンなどには泊まれないですが、小高い山上にあるホテルには正直我が家的に興味が出ないだろうなぁ、と思いました。
フォレストラウンジのオードブル&カクテルタイム
フォレストラウンジのオードブル&カクテルタイムは5:30PM-7:30PMとなっています。
レストランで夕食を食べた後、お金をケチってアルコールを頼まなかったので、ラウンジでビールを飲もうかと思って突撃しました。
入室した時間はオードブルタイム終了間際で、ろくに写真も取れませんでした。食べ物も残ってないし。コレだけじゃ分からないですね。ワタシにも分かりません。少なくともお腹いっぱいになるような食べ物があるわけではなさそうです。
フォレストラウンジのデザートカクテルタイム
フォレストラウンジのデザートカクテルタイムは7:30PM-9:30PMとなっています。上記のオードブルタイムの続きですね。7:30PM間際になったらオードブルは追加されず、デザートが追加されていきます。
マカロンやケーキなど・・・。はっきりお伝えしちゃいますけど、さして美味しいものではありません!!
やはりラウンジの醍醐味はお酒ですよね〜〜〜〜〜( ̄ー ̄)ニヤリ。レストランではアルコールは頼まず、ガマンにガマンを重ね、食後にラウンジに入って頂く麦ジュース、最高でした!!
マリオットゴールド(旧)としてのラウンジ利用について
今回はSPG/AMEXと言うクレジットカードに付帯するSPGゴールドステータスからマリオットゴールドとなり、その特典としてホテルのラウンジを利用することができました。
(旧)とつけているのは、2018年の8月にマリオットとSPGのシステムが統合され1つのものになるからです。色々憶測は飛び交っていますが、SPG/AMEXで得られたSPGゴールドステータスは新しいマリオットリワードでは、マリオットゴールドになると思っています(ワタシの憶測ですが、多分そうでしょう)。
そしてマリオットゴールド(新)では、今回報告したようなラウンジ利用はできません。今後マリオットホテルに8月までに宿泊する予定はないので、マリオットゴールド(旧)としてのラウンジ利用はコレが最後になるかと思います。
マリオットのリワード統合に合わせたヒルトン族としてのワタシの考察はコチラです。
www.goutaro.com実際に今回ラウンジを利用して思ったのは、やはりラウンジなしにはホテルライフは楽しめない体になってしまった!!!!と言うことです。「タダ酒の魅力」とても忘れられません。
無いならないで何とかなんて絶対にならないです。子供にコーラ1つ飲ませるのだけでも非常に重宝します。なので皆さん、ぜひぜひマリオットプラチナ(新)になれるように、色々修行を頑張ってください。
ワタシはと言えばヒルトンダイヤモンド様があるさ!と強がりたいところですが、沖縄のヒルトンリゾートホテルと言えば「ヒルトン北谷」ですが、コレはビーチなしのホテルです。ちょっと残念な感じは否めません。
オキナワマリオットで通常予約をしようとして「大人2名小児1名添い寝1名」で値段を見てみると、
「朝食付き」「Web限定」などの条件で、5月の土曜日にこのぐらいの値段。
ラウンジが利用できるエグゼクティブルームの予約をしようとすると、このぐらいの値段。
今回、オキナワマリオットのラウンジはご覧のように充実しているとはいい難いですが、ずっとホテル内で遊び続けるのなら、このぐらいの値段を払ってラウンジを利用できるようにしてもいいかな、と思います。
(新)マリオットプラチナを獲得して維持するよりよほど安価でしょう。
マリオットホテルグループ(新)は多くのホテルを傘下に収めているので、やはりヒルトンだけではリゾートはカバーしきれません。今後はこのような利用法も模索していかなくてはならないということですね。
まとめ
オキナワマリオットリゾートのラウンジホッピングを、マリオットゴールド(旧)ステータスを引っさげて行ってきました。
これがSPG/AMEXカードから苦労なく得られる特典としては文句ないですが、今後はそのままでは利用できなくなります。でもやはり一度覚えたラウンジの魅力には逆らえそうにないことが分かりました(^_^;)。
今回マリオットリワードの統合発表前に宿泊してきたのですが、非常にいいタイミングだったんじゃないかと思います。
ホテルは泊まるだけで常に外に遊びに行くんだ!と言うヒトには必要ないですが、子供が小さくホテルだけで満喫しようと思う場合には、差額を払ってでもラウンジが利用できるプランを今後は模索していく価値はあると思います。