先日3年目に突入したワタシのブログですが、365日のうち360日分ぐらいは書いています。その記事の文字数も最初はしょぼしょぼでしたが、今では3,000文字は普通に超えるし、5,000-7,000文字ぐらいの記事が大半です。
そしてブログ執筆の影響かスマホ操作の影響かは分かりませんが、指先の感覚低下としびれが常時発動している状態となっています。
しびれに関しては、キーボードを叩く姿勢の影響で肘の内側を走っている神経に影響を及ぼしているような感じです。このしびれのせいで、ボールペンで文字を書こうとすると力が入らずボールペンがポロッと滑ってしまうことがあります。クレジットカード支払いでサインを書くときに苦労しますね。
そのしびれの影響かとも思っていたのですが、その他にキーボードを叩く指先、特に右手の方の指先に痛みを感じています。
それは普段モバイル用として持ち歩いているMacBookを利用しているときに特に感じていたので、MacBookのキーボードが良くないんじゃないかと思っていたのです。
そんな理由をこじつけて、同じようなキーボードのはずなのにより軽い力で叩けるという噂のNewMacBookProを新調しちゃいました。今までは自分の利用しやすいスペックじゃないと結局長く使えないという信念のもとにMacStoreでオーダー注文していましたが、ちょっと節約モードだったので、メルカリをしつこくチェックして妥協できる範囲のスペックだったMacBookProを購入しました。
今回の記事は、そんなMacBookProを中心としたワタシのブログ執筆のためのPC道具を紹介しつつ、やはりメルカリでは一筋縄にいかなかった話をお伝えします。
目次
メルカリとは|ネット上のフリーマーケットアプリ
メルカリとは「かんたんに売り買いができて、あんしん・あんぜんなお取引ができるフリマアプリ」のことで、利用経験者も多くいらっしゃるのではないかと思います。
メルカリについては最初この記事に載せていたのですが、記事が1万文字近くと増長してしまったため、別記事に分けました。
ワタシの仕事環境|MacBookだらけの周辺PC
ワタシの仕事環境は長らく自宅用にMacBookPro、そしてモバイル用としてMacBookAirと言うラインナップでした。
MacBookProは15インチでMid 2012、つまり2012年ものです。
MacBookAirは13インチでMid 2013、つまり2013年ものです。
いずれも5-6年前のMacですが利用する上では全く不満を感じません。その理由はMacBookが早期に対応したSSDによる恩恵が大きいと思います。利用上の体感速度が段違いで、メモリよりもプロセッサよりも影響が大きかったです。
しかし3年ぐらい前に新たに発売されたMacBook(紛らわしいですが名称が「MacBook」です)が、よりコンパクトで何よりもUSB-typeCに対応しているという神仕様だったので、モバイル用としてMacBookを購入しました。
モバイル用ということは仕事はもとより旅行にも持ち歩くので、12インチでよりコンパクトな上に、USB-Cの電源コネクタだったので、スマホで利用していた充電用のアダプタとUSB-Cケーブルが流用できるのが大きかったのです。荷物をかなり軽減することができました。
このMacBookはEarly2015となっているので2015年物です。プロセッサはIntel Core Mと非力ですが、メモリとSSDの効果で、外出先でブログ書いたりブログのためにちょっと画像を加工したりネットサーフィンする上では何の不満もありませんでした。ハワイにシンガポールに国内旅行に仕事に、いつでも一緒に持ち歩いているMacBookです。
このMacBookは手持ちの電子書籍を全部ダウンロードして見れるようにするためにSSDを500GB(正確には512GB)と奮発したため、そこそこの値段がしました。でも9,000冊の電子書籍にとっては500GBなんて全然足りませんでしたけど(・・;)。
実は昨年のAmazonプライムデー(2017年7月)に、妙にSurfacePro4が安かったので、思わずポチッとしたことが有りました。メモリ16GBでSDD1TBというなかなかのスペックです。
今ならこっち↓ですね。
同じスペックをMacBookに求めると倍近い値段がするので購入時は満足していました。しかし使い始めてみると、コレは好みの問題でディスっているわけではないのですが、やはりWindowsPCはとても使いづらいです。Win機は使ったことがないわけではなく、VAIO利用歴が何台も有り(VAIO PとかVAIO Uとかまだ家にあります(^_^;)、その他T、F、Z・・・)並行して利用していた時期もあります。MacBookAirが出るまではむしろWindowsオンリーでした。今でも確定申告のe-TaxなどはWindowsPCの方がスムーズなので重宝しています。
ワタシ的結論は、昔から言われてきたことなのですが、Windowsはマウスを使うことが前提のPCという事ですね。なので自宅でマウスと共に利用するのならさほどストレスはないのですが、モバイル環境でトラックパッドで利用しようとすると、MacBookとの性能の差が顕著に現れてストレスマックス、と言う感じです。
SurfacePro4はアダプタも専用で必要だし、さらにマウスまで持ち歩くとなると荷物がひたすら増えていくことになります。結局2-3回持ち出したのですが、MacBookにモバイル用は戻ってしまい、自宅のWindowsメイン機として鎮座しております(Win機としては皮肉にも我が家最高スペックを誇っているので(^_^;))。
しかしMacBook2015を利用していて、1つだけ大問題が有りました。それはキーボードを打つ時の指が痛い、です。
MacBook, MacBookAir, MacBookProのキーボードについて
ややこしいので、これからノート型のMacの総称を「Macbook」、モデルとしてのMacBook12inch/2015をMacBook12と名称します。
そのMacBook12は本体の薄型を極めるために、キーボードまで薄くしていきました。
キーボードの歴史では、最初にアイソレーションキーボードと言って2010年ごろからキーが独立したキーボードがMacだけでなくWin機にも広まってきました。
ワタシが利用しているMacBookPro2012やMacBookAir2013はこのタイプですね。
そして2015年のMacBook12を輩出するにあたって採用されたのが、バタフライ構造キーボードと言う仕組みです。キーボードを薄くするためにキーストロークを極限まで浅くし、その分キーのどの部位を打っても反応するという優れものです。
しかし欠点は、上記の方も仰っているように板を叩くような感じになるので、指が疲れる、と言うかもはや「痛い」と言う部類になってしまうことです。
バタフライキーボードは弱い力でも反応するために強く叩く必要はないのですが、それでも限度があり、長時間の入力には正直向きません。ワタシが指を痛めたのは、もちろんブログを書き始めてキーボードを叩く機会が増えたからなのは間違いないのですが、それを悪化させたのはMacBook12のバタフライキーボードなんじゃないかと思っています(あくまで個人的な感想と憶測です、そうじゃない人の方が大部分とは思います)。
それ故に、自宅ではなるべくMacBookPro2012やMacBookAir2013を利用するようにしていました。正直こっちでも痛いことは痛かったのですが、まだマシだったのです。そして現在発売されているMacBookはすべてバタフライキーボードになってしまっているので、今後のMacBook購入計画をどうするか非常に悩んでいました。すぐに必要ではないとは言え、持ち出せるノートPCがMacBook12だけとなると、いつか指が破綻するのではないかと危惧したのです。
キーボードフィンガーや腱鞘炎対策のためのグッズに走った一時期
指はしびれるし指先は痛いしで、ブログやめればいいのにやめれず(この辺は突っ込まないで下さい)、とにかく対策を打たなくてはならないと感じていました。キーボードフィンガーや腱鞘炎が原因ならそれなりの対策法があります。
こんな商品を試してみたり、
こんな商品を置いたりしてみました。
でも利用したことがある人なら分かると思いますが、正直さほど役に立ちません。姿勢が1番重要なのは最もで、次にこのようなグッズを利用して手首や肘にかかるストレスを軽減するのが重要なのですが、ヒトは同じ姿勢で作業をそもそもしないんですね。なので置いてあっても利用しなかったり、結局トラックパッドの横に手首が乗ったりしてあまり役に立った感じはありませんでした。
第2世代のバタフライキーボードは一味違うと言う話をネットで耳にする
指先のしびれや痛みは軽減すること無くブログをか書き続けましたが、同時にどうにかならないかと対策を検索する日々が続きます。
アフィサイトばかりがヒットして辟易する中、新しいMacBookProはそんなに指が痛くならない、と言う記事を見かけたのです。もうソースもネットの海に埋もれてしまって見つけられません。
この記事ではなかったとは思うのですが、とにかく第1世代バタフライキーボードとは違う、と言う情報が目に入ってそれに賭けてみることにしたのです。
MacBookProはめちゃんこ高い
ワタシはPCは長く使う派なので、最初からスペックには妥協しません。MacBookProならば、快適性にモノを言うのはメモリ容量とSSD性能です。CPUはワタシの利用環境では標準で全く問題ありません。
今のMacBookはすべてSSDなので問題はメモリですね。正直メモリ8GBは物足りなくなる可能性があります。特にブラウザのChromeはどんどんメモリを食うので、あっという間に残メモリがギリギリになることがほとんどです。
2016年のMacBookProからTouchBarという新しいシステムが採用になっていて、ファンクションキーの代わりにTouchBarとなっているモデルがあります。元々ファンクションキーはほとんど利用しないのでそこにこだわりはないのですが、TouchBar付きのほうが値段は高くなります。
なるべく値段をケチるために狙うは認定整備済製品で、妥協できるスペックは上記ぐらいです。欲を言えばSSDは1TBは欲しいのですが、贅沢は言えません。
上記のお値段税込みで24万円オーバーです。そんなのとてもじゃないけどエアライン修行のし過ぎでお財布が厳しい昨今、手が出ません。
今回求めているのはメインマシンではないので、中古でもOKとし魔境メルカリでの購入をチャレンジしてみることにしました。
メルカリでMacBookProを求める
メルカリでMacBookProと検索すると出るわ出るわ、選り取り見取りの選びたい放題です。ただまともにスペックを載せてない出品も有り、当然注意が必要です。妙に安かったら2009年モデルだった、とかですね。
スペックの詳細を画像で載せている商品もありますけど、できればちゃんと記載して欲しかったです。コメントで聞かないと分からないし、やり取りが終わったらコメントを削除しちゃっているので、また闇の中です。信用できるかどうかは分かりませんが、即決はしにくいです。
で、数日アレヤコレヤと悩んだ末に、妥協できる商品を見つけました。
- MacBook Pro(15-inch,2016)
- プロセッサ 2.6GHz Intel Core i7
- メモリ 16GB 2133 MHz LPDDR3
- 充電回数 xx回
- 状態 正常
- Retinaディスプレイ スペースグレイ
- 256GB SSD
- Touch Bar搭載・Touch ID搭載
コレで90,000円となかなか魅力的な値段でした。もちろんその分の理由はあり、キーボードの一部の塗装が剥げていたり、外装に色落ちが一部あったり、あと天板が少しだけ変形していたりwww、ですね。しかしスペック的にはSSD容量こそ希望通りにはいきませんが、メモリ容量やTouchBar搭載などを考えると、かなり魅力的な商品でした。動作が正常ということを念押しで確認した上で、面倒な値引き交渉などはせずに購入しちゃいました。
トラブル発生!問題はいちばん重要なキーボードでした
ついに届きましたMacBookPro2016!メルカリを通じた取り引きは至ってスムーズでした。メルカリのクレジットカード決済をアメックスカードでしたかったのに出来なかったのは、前の記事のとおりです。
左がMacBook12、右が入手したMacBook2016です。暗くて申し訳ないのですが、当然でかくて重いです。ただスペースグレイがめちゃくちゃかっこいいんですね。ひと目で気に入りました。体感速度的にはあまり変わりを感じないのは、元々のMacの性能が良いおかげでしょうか?
12インチのMacBook12と15インチのMacBookPro2016では当然サイズの差もあります。MacBook12の代わりに入手したとは言え、モバイルのメインはMacBook12のままでしょう。MacBook2016は仕事場へのモバイルと共に重要なのが家庭内モバイル、ですね。
ワタシはリビングで子どもの様子を見たり勉強を教えたりしながらブログを進めることも多いのですが、その際に利用していたMacBook12がMacBook2016に置き換わるわけで、コレは非常に大きなポイントです。
そしてどちらも電源はUSB-Cなので、他の環境は全く変えなくてよかったのもナイスでした。
しかし、MacBook2016は利用し始めてすぐに問題が発生しました。それはキーボードの「N」と「B」を打つときに発生するトラブルで、NやBが勝手に2度打ちになってしまう現象です。
特にNなんて多用するから、ブログを書く際のトラブルはかなり多かったです。やはり魔境メルカリ、そう簡単にはいかないかと思って嘆き悲しみながら対策を調べてみました。
そうすると実際にそういうトラブルは報告されており、無償修理の対象となっていて、バッチリ年代がヒットしました(;_;)。前の所有者は気にならなかったのが、ホント不思議です。あまり使ってなかったのかもしれませんけどね。
対策として、下記の3つの方法でプロに相談することになります。
- Apple正規サービスプロバイダ|ビックカメラとかカメラのキタムラとか
- Apple Store直営店|Apple Storeのジーニアスバー
- 配送修理|電話相談の上配送
今回はApple Storeに行ってみたいのと、やはり正規直営店で見てもらいたいのと、ニモカルートでnimocaポイントをANAマイルに交換したいのと、ラーメンが食べたいのと、まあ色々理由をつけて福岡天神のApple Storeに出向くことにしました。
nimocaポイントを貯めるために西鉄高速バスを利用したら事故渋滞に巻き込まれて危うい目に会いながらも、なんとかアポイントメントの時間に間に合いチェックしてもらいました。
初めてのジーニアスバー利用だったのですが、やはりMacのプロは違いますわ。ショートカットの利用頻度が半端なくエレガントな手付き。さすがでした。
ちなみにジーニアスバーは絶対に予約して行ったほうがいいです。そのためにワタシは1週間待ちましたけど、当日受け付けの列が20−30人ぐらい発生していました(休日・午前中)。ほとんどはiPhoneの修理みたいでしたけど、あれは待てませんわ。
ワタシは待ち時間0分で、10分少々で手続きは終わりました。結局キーボードトラブルの現象は再現性があるとのことで、中央の修理センターにドナドナされて1週間ぐらいの入院が必要、との結論でした。まあなくても困らないので、その場でお預けしました。ウキウキして手に入れたので、多少悲しかったですけどね(T_T)。
せっかく福岡天神に1人で来たので、自由にウロウロしてみました。渋滞がなければラーメンは2軒行こうと思っていたのですが、それだけが心残りです。
ビックカメラ天神本店にも寄りましたが、まさかこの10日後ぐらいからPayPay祭りが始まるなんて夢にも思いませんでした。
帰ってきたMacBookPro2016|キーボードの状態は最高!
入院からちょうど1週間でMacBookPro2016は帰ってきました。
器用な箱の中に鎮座しております。他の修理は必要なかったので、送料も含めて無料で修理してもらいました。
カッコいい!何が嬉しいって、今回のトラブルはほぼキーボード全面交換になるケースということと、キーボードにはバッテリーがくっついているので、バッテリーも同時に交換になるということなんです。
つまりメルカリで購入時にあったキートップの一部剥げているところも無くなり、バッテリーも新品に!
帰ってきてからは自宅ではMacBookPro2016を利用してバリバリブログを書いていますが、コレはいいですよ。MacBookPro2012などのアイソレーションキーボードのときよりも明らかに指に対する負荷は少ないし、MacBook12のように痛くなる頻度も多くないです(全くないわけではないですが)。
トラックパッドが広すぎることやTouchBar搭載のデメリットは全く感じないです。SSD容量が少ないので、DropBoxなどのクラウドサービスをうまく使う必要がありますが、ほぼブログ専用機なので、時々の画像が保存できれば問題ない状態です。ただ性能的に、今後動画編集なども担ってもらう時があるかもしれず、どの時は容量問題が勃発するかもしれませんが(^_^;)。
まとめ
今回は、メルカリがアメックスカードに対応した記念に、メルカリで実際にMacBookProという高価なものを購入した経験を記事にしてみました。
ペルソナ(記事のターゲット層)で言えば、メルカリなのか?アメックスカードなのか?MacBookProなのか?MacBookのキーボードなのか?全くまとまりのない文章となってしまいましたが、コレが書きたいことを書く、の結果です。ホントは小分けにするべきなんでしょうねぇ(;´∀`)→と言うわけで、前回のメルカリの記事はこの記事から分離させた結果です。
ここまでメルカリの記事を入れれば1万文字以上書きましたが、指先はまだまだ行けそうです!(コレが1番この記事で言いたいことだとは思います)。曲がりなりにも書き物を行っているので、やはり道具にはこだわった方がいいことがよく分かりました。このMacBookPro2016も長い付き合いになりそうです(^o^)。