世界最大のホテルグループであるマリオット・インターナショナルのリワードプログラムであるマリオットボンヴォイに参加しているホテルには、グループ内でホテルカテゴリーが割り当てられています。
ホテルのランクと言っても過言ではないカテゴリーですが、ポイント宿泊をする際にはカテゴリーに応じて必要ポイント数が変わってくるのでカテゴリーは重要なんです。
カテゴリーは毎年検討され変更されるのですが、今回は2020年3月4日以降のカテゴリー変更が発表しました。
カテゴリーは上がることもあれば下がることもあります。まずはざっと変更点をチェックしていきましょう。
2020年3月4日以降のマリオット新カテゴリーについて
2020年3月4日以降の新しいマリオットボンヴォイ参加ホテルのカテゴリーについて抜き出してみます(公式ページはこちら)。
数が多いのでまずは日本からカテゴリー変更があったホテルを抜粋しました。
ホテル | 2020/3/4までの カテゴリー | 2020/3/4からの カテゴリー |
コートヤード東京ステーション | 5 | 6 |
フォーポイントバイシェラトン函館 | 4 | 3 |
軽井沢マリオットホテル | 5 | 6 |
神戸ベイシェラトン | 5 | 4 |
モクシー大阪本町 | 5 | 4 |
シェラトングランデオーシャンリゾート | 5 | 4 |
シェラトングランデ東京ベイ | 6 | 7 |
シェラトン北海道キロロリゾート | 5 | 6 |
シェラトン都ホテル東京 | 6 | 5 |
シェラトン沖縄サンマリーナリゾート | 6 | 7 |
キロロトリビュートポートフォリオ | 5 | 6 |
リッツカールトン沖縄 | 7 | 8 |
ウェスティン淡路島 | 5 | 4 |
ウェスティン都ホテル京都 | 5 | 6 |
ウェスティン東京 | 6 | 7 |
赤がカテゴリーUP、青がカテゴリーDOWNです。
ワタシが泊まったホテルしか寸評できないのですが、北海道のキロロリゾートに隣接するシェラトン北海道キロロリゾートとキロロトリビュートポートフォリオホテルのカテゴリーUPは辛いですね。リーズナブルで楽しく泊まれたのに。
沖縄のシェラトン沖縄サンマリーナリゾートのUPも辛いです。非常に楽しいホテルなのに周りのマリオット系ホテルよりリーズナブルなポイントで泊まれるのが良かったのに。
対して嬉しいのはシェラトングランデオーシャンリゾート(宮崎)でしょうか。このホテルはホントに素晴らしいホテルなのですが、やはり立地の問題なのでしょうか?気軽に行けるワタシとしては嬉しい限りですが。
コートヤード東京ステーションはカテゴリーUPに値するホテルとは思いませんが(ほぼビジネスホテル)、やはり立地が良いからでしょうかね。東京オリンピックに合わせているのかもしれません。
その他ワタシが泊まったり気にしているホテルで目につくカテゴリー変更は
- リッツカールトンワイキキ|7→8
- リッツカールトンパース|7→6
- ウェスティンパース|5→4
- セントレジスクアラルンプール|6→5
ぐらいでしょうか。リッツカールトンパースは朗報かもしれませんね。
USAにあるホテル数が膨大すぎて調べきれないのですが(気になるホテルは公式でチェック)、オアフ島やハワイ島にあるマリオットボンヴォイ系のホテルに大きなカテゴリー変更はなさそうです。リッツカールトンワイキキぐらいです。
シンガポールもカテゴリーUPはなくJWマリオットシンガポール(7→6)やセントレジス・シンガポール(7→6)と、嬉しいカテゴリーDOWNが目立ちます。
7,000を超えるマリオット・インターナショナルのホテルをすべてチェックするのは厳しいので、気になるホテルは公式ページで検索してカテゴリーをチェックしましょう。
カテゴリーの変更はポイント宿泊・無料宿泊に影響あり
マリオットボンヴォイ系ホテルのカテゴリー変更については、有償宿泊の際には需要と供給のバランスで料金が決定するのでそこまで影響ありません。
ただその需要供給のバランスから決定する料金の変動がカテゴリーの変更には繋がっています。
なのでカテゴリーUPのホテルは料金がやや高めで推移し、DOWNのホテルは料金がややリーズナブルに推移した結果の変更なのでしょう。
結果として決定したホテルカテゴリーはポイント宿泊の際に影響があります(カテゴリーで必要なポイント数はシーズン制となっています)。
宿泊に際して必要なポイントはご覧の表のようにホテルカテゴリーで決定しているからです。
ワタシが愛用しているキロロリゾートの2つのホテルはどちらもカテゴリーが5から6に上がってしまったので、必要ポイント数も1泊当たり10,000〜20,000ポイント(シーズンによって異なる)も上がってしまったわけです。
さらにSPGアメックスカードに付帯する無料宿泊権利は50,000ポイントまでのホテルカテゴリーに適用されていたので、カテゴリーがUPしたホテルにはシーズンによっては泊まれなくなります。
この点ではディズニーホテルであるシェラトン東京ベイのカテゴリーUPが多くの人に影響ありそうですね。
これはなかなかに辛いです。
対策ですが、問題はこのカテゴリーが適用されるのは2020年3月4日の宿泊から、という点です。
今までのパターンならその変更日前に予約を入れた分は、旧カテゴリーのポイント数でそのまま宿泊できるはずです。
なのでカテゴリーUPする予定のホテルに泊まりたかったら今のうちに予約するのがおすすめです。
逆にカテゴリーDOWNするホテルは、カテゴリー変更後に予約を入れる方がいいでしょう。
問題はポイントアドバンスで、ポイント数が足りなくて仮予約している場合ですが、これは常に諸説があります。
ただ今までのパターンだと、連絡をすれば予約した時点でのポイント数で決定してくれていますが確証はありません。要問い合わせですね。といっても、問い合わせ担当者によって言うことがコロコロ変わるので、それすら確定ではないのですが^^;。
まとめ
マリオットボンヴォイ系のホテルで2020年3月4日以降の新しいホテルカテゴリーが発表されたので、カテゴリー変更になったホテルを日本を中心にまとめました。
カテゴリーの変更はポイント宿泊が中心の場合とSPGアメックスカード付帯の無料宿泊の際にとても重要です。
カテゴリーがUPしてしまうホテルについては、1年後でもいいから今のうちに予約を入れておくのがおすすめです。ポイント宿泊はキャンセル無料ですからね。
青字は納得です。まとめてくださりありがとうございます!マリオットの窓口のコロコロ変わるのもいただけないですね><。
ツイッターやブログでは
問い合わせた人によって色々な諸説が流布するので
結局、実際に利用したときじゃないと分からない
なんてこともよくあります^^;
しかしオリンピックに向けたホテル料金の高騰はすごいですね^^;
ワタシは自宅から応援することにしますw