プラチナクレジットカードコレクターのゴウタロウです。そんなワタシが海外で最も利用しているカードは…実はラグジュアリーカードです。
どれか一枚持っていくならラグジュアリーカード、ここ1年はずっとそうでした。ラグジュアリーカードの年間利用額は結局100万円ぐらいでしたが、かなりの割合を海外利用が占めています。
今回は数多いプラチナクレジットカードを持ち歩いているワタシが、海外ではなぜラグジュアリーカードを愛用しているのか、そのお話をしたいと思います。
申し訳ないですが「旅行保険が」とか「サポートが」とかそう言う話ではなく、100%見た目の問題なので、最初にお伝えしておきます。
目次
ワタシが保有するプラチナクレジットカード達
ワタシが保有するプラチナ的なクレジットカードをざっとご紹介します。
クレジットカードの5大国際ブランドである「VISA」「Mastercard」「American Express」「Diners Club」「JCB」のプラチナもしくはブラックと言われるカード(プロパーor提携カード)が勢揃いしています。
その他にいくつかのゴールドカードも所有していますし、アホと言えばアホですが、クレジットカードのブログを生業にしている方々は年会費で100万近くは当たり前の世界ですし、たいしたことはありません。(ウソです、年会費がキツすぎて2-3枚は断捨離予定です)。
さてこの中で海外旅行で持ち歩くのに最適なクレジットカードはどれでしょう?
世界のブランドシェア50%を占める最強「VISA」でしょうか?海外利用3%ポイント付与にすることもできる「American Express」でしょうか?
ワタシの回答は「Mastercard」の最高峰「ラグジュアリーカード(ブラック)」です。
ラグジュアリーカードを海外旅行のお供にする理由
海外旅行のお供にするクレジットカードは一応鉄則があって「好きなクレジットカード+VISA or Mastercard」と言われています。
それはVISAやMastercardはクレジットカードが利用できる地域で利用できないことはまず無いので、サポートカードに最適、という理由です。
まあワタシは上記に紹介したカードはすべて旅行中に持っていっていますが。と言うのも、プラチナカードとして旅行中での緊急事態に対応できるサービスが有るだけでなく、航空会社やホテル提携カードでもあるので、不測の事態にも対応しやすいからです。
今回の「お供」の意味は、例えばプールや海やツアーなど海外旅行中にお出かけする時に唯一1枚持っていくカード、と言う意味です。他のカードはホテルのセキュリティボックスの中です。
その唯一1枚持っていくカードが「ラグジュアリーカード」なのです。
なぜラグジュアリーカードだけを持っていくのか?
なぜワタシがプールや海に持っていくカードをラグジュアリーカードに絞るのか?それは無骨なデザインがカッコいいからです!
実際の券面をご覧あれ。ブラックカードだからですけど、無骨でシンプルな表面と少しおしゃれが入っている裏面。
色がついておらず、かすかに光沢を有するMastercardのロゴ。最高じゃないですか?
重要なのは「目立たない存在感」と言う相反するポイントを有していることです。
特にワタシが多用するプールや海では防水ケースの中にスマートフォンとその他を入れて持ち歩くことが多いです。
こんなケースですね。そんな人目につく状態では目をつけられないように目立たない方がいいに決まっています。でもいざという時は多大なるパワーを発揮してくれるクレジットカードは頼りになります。
目立たずしかも存在感があり、いざという時に使えないことはまず無いと言われるMastercardブランドのラグジュアリーカードがワタシの中の唯一持ち歩くカードの最適解です。
他のプラチナカードたちはどうなのか?
では他のプラチナカードたちではダメなのか?
アメックスプラチナカード | 金属カードになりかなりいい線いっているが、「AMEX」ブランドという点で普遍的に利用できない。 |
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ANAプレミアムカード | ブランド云々というより裏面の「楽天Edy」のロゴやEdy番号、iD番号が所狭しと書き込まれていてカッコよくない。 |
JALプラチナカード | JALプラチナカードのブランドは「AMEX」と「JCB」しかなく世界で利用するにはブランド力が弱い。あと表面がテカりすぎ。 |
JCBザ・クラス | 「JCB」と言うブランド力が世界で弱すぎる。あと表面が顔が映るぐらいテカっている。 |
VISAプラチナ | (ヒルトンプラチナなので評価できずだが)個人的には「VISA」ブランドは強すぎてつまらない |
他のプラチナカードたちを却下した理由は…
- 国際ブランドの問題
- テカリ問題
です。唯一持ち歩くカードとなれば、アメリカ・ハワイだったらアメックスやダイナースクラブでもいいのでしょうけど、東南アジアではやはり弱いです。JCBが通用するのはハワイだけでしょう。
やはり世界的に通用するとなれば「VISA」「Mastercard」ブランドを必然的に選ばざるを得ません。そして個人的には「VISA」のようなナンバーワンは避けたいところです(コレはナンバーワンは嫌いでナンバーツーを選びたくなるワタシの性格的なものです)。
また目立つ目立たないという意味では、太陽が反射しそうなテカリはあんまり好きではありません。海外では一切役に立たない楽天EdyやiDのロゴがあるANAカードは残念無念の仕様です(日本では便利極まりないですけどね)。
そして裏面を見て下さい。ラグジュアリーカードを含めてこれらプラチナカードの中で、ラグジュアリーカードだけがすべて「英語」で記載されているのです!
海外ではめちゃくちゃクールじゃないですか!
It’s cool!!
海外でももし落としちゃっても安心仕様ですね(逆に日本で落としたら微妙ですが…)。
実際の海外でのクレジットカードをお供にしている方法
では実際にワタシの海外旅行でホテルからお出かけする際にスタイルをご紹介します。
プールや海でラグジュアリーカードとともに…
まず、ワタシのプールや海では防水ケースの中にスマホとラグジュアリーカードを入れるこのスタイルです。
ただクレジットカードは持っていることを含めて、晒さないことが第一です。そこは間違わないようにして下さい。ただ透明じゃないとスマホを利用できないですからね。
実際は上記商品のようなスキミングも防止でき防水機能もあるケースに入れると安心と思います(ケースに入れたら見た目の問題は全く関係なくなっちゃいますが^^;)。
またスマホとクレジットカードを長時間直接接触させると、強い磁気の影響でクレジットカード機能がダメになることもあります(あくまで可能性ですが)。そう言う意味でも、ケースは重要です。上画像ではちょっとサボっちゃったの図です。
ちなみにクレジットカードは濡れることにもそんなに強くありません。以前利用していた上の防水ケースはクレジットカードや小銭を別のポケットに入れて外からは見えないようにできていたのでとても気に入っていました。
ただジップロックが脆弱でプールや海などでいつの間にか浸水していて持ち歩いていたクレジットカードが危うく逝きそうになったのです。機能には影響ないのですが、コーティングビニールがふにゃふにゃになっちゃったのです。
その点金属カードのラグジュアリーカードは濡れても安心のメタル仕様です!(濡れることを推奨しているわけではありません)。
お出かけ用お財布にラグジュアリーカードを入れてお出かけ…
普通に食事やショッピングにお出かけするときもほとんどのクレジットカードはセキュリティボックスの中にお休みいただいて、持ち歩くのはラグジュアリーカードです。
こんな感じに、海外持ち歩き用のお財布にラグジュアリーカードだけ突っ込んで持ち歩いています。ボロボロのお財布ですが、新婚旅行時に購入した(10数年前)思い出の品なので現役で頑張ってもらっています。一応スペイン現地で買った一品です。
もちろんこんなまる見えの状態で持ち歩いているわけではありませんので、誰に自慢するわけではないです^^;。
旅行時のお財布を含めた貴重品の持ち歩き注意点については、その道のプロの記事をご参照下さい。
ラグジュアリーカードの特にブラックカードは、まんま「BLACK CARD」とデカデカと記載されているので、分かる人には分かってもらえそうで自己満足感を満たしてくれます。
もちろん「おっ!」と言ってもらったこともないですし、楽天カードでもお店の方的には何ら問題ないのでしょうが^^;。
引き合いに出しましたが、便利な楽天カードに思うところは何もありません。ハワイでは楽天カード超便利ですよ。
ラグジュアリーカードを海外旅行で利用するメリット|真面目な話
ココまでは見た目だけで海外旅行で利用するラグジュアリーカードを推してきましたが、ちょっと真面目な話もしておきます。
付帯海外旅行傷害保険
ラグジュアリーカードの旅行傷害保険は、数あるプラチナ系クレジットカードの中でも最高峰です。
海外(自動付帯) | カード会員 | 家族特約※ |
傷害死亡・後遺傷害 | 最高1億2千万円 | 最高1,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 | |
疾病治療費用 | 200万円 | |
携行品損害保険 | 100万円限度 | |
賠償責任保険 | 最高1億円 | |
救援者費用保険 | 500万円限度 | |
乗継遅延費用 | 最高2万円 | |
出航遅延・欠航・搭乗不能 | 最高2万円 | |
受託手荷物遅延 | 最高2万円 | |
受託手荷物紛失 | 最奥4万円 |
※本会員と生計をともにする親族(6親等以内の血族、3親等以内の姻族)
ちなみにクレジットカードに付帯する旅行傷害保険の最高峰はJCBザ・クラス(プラチナ)とは思いますが、いずれにせよ自動付帯なので、持っていれば大丈夫です。
ラグジュアリーカードの「国内」旅行傷害保険は【利用付帯】です
コンシェルジェサービス|海外旅行サポート
海外旅行におけるクレジットカード付帯のサービスと言えば、アメックスカードに付帯するオーバーシーズ・アシストやアメックスプラチナカードのプラチナカードアシストの方が一日の長がありそうです。
ただラグジュアリーカードもそれなりのステータスカードなので、海外旅行時のサポート体制は「ワールドワイドサポート」として整えています。
ただサービス提供「JTBグローバルアシスタンス」とあるので、カード発行会社アプラスとしての独自のサポートでは無さそうです。まあJTBなら日本人として安心はできますけどね。
問い合わせ先は色々あって迷いそうですが、困った時はコンシェルジェサービスに電話すればどんなときでもOKです。それこそがステータスカードのメリットでもありますからね。
ラグジュアリーカードのポイント制度について
もう1つ大切なのが、ラグジュアリーカードのポイント制度についてです。以前は海外旅行利用時で付与ポイントがアップする制度だったのですが、2019年4月より利用地域に関係なく一律になったので、その点では海外旅行時のラグジュアリーカード利用を推し進めるメリットは無くなっています。
- チタンカード|1,000円=2ポイント→一律1%キャッシュバック的価値
- ブラックカード|1,000円=2ポイント+2,000円=1ポイント→一律1.25%キャッシュバック的価値
- ゴールドカード|1,000円=3ポイント→一律1.5%キャッシュバック的価値
【ポイントの価値はラグジュアリーカード指定|1ポイント=5円相当】
※2019年4月より上記のポイントバック率は今までのように年間利用額や海外での利用でポイント還元率が変化せずシンプルなものになり、コレは改善と言えるでしょう。マイル還元率で計算するとブラックカードで0.75%、ゴールドカードで0.9%となります。
ポイントの利用法としては
- ANAマイルへ上限なしで移行
- JALマイルへ移行|上限年15,000マイル
- 各種ギフトカードへ交換
- Luxury Card厳選アイテムへの交換
などが挙げられます。
マイラーとしてはマイルに交換したいところですが、マイル交換率は1ポイント=3マイルとなり、1ポイント=5円相当と言う元々の価値から下がってしまいます。ブラックカードで言えば、最大で0.75%のマイル還元率程度なので、アメックスポイント(0.8%)より効率が悪い交換率です。
ちなみに有効期限は5年間で、ほぼ失効する可能性は低そうです。
まとめ
ワタシが保有しているプラチナカード達から、ワタシが海外旅行時に愛用しているラグジュアリーカードについてお伝えしました。
ぶっちゃけて言えば「AMEXブランドが使えるならアメックスプラチナカードの方がベター」とは思いますが、最近東南アジアの方にもよく旅行をするようになったので、そうするとやはりMastercardブランドの強さを身にしみて分かってきます。
そして【独断と偏見】として、その見た目が最高なのでラグジュアリーカードを推しているだけなのですが…利用して損はないと思います。
ワタシが保有しているのはラグジュアリーカードのブラックカードですが、その下のチタンカードでもほぼ同じサービスを受けることができます。
そしてラグジュアリーカードは2019年5月31日までの期間限定で年会費半額キャンペーンを行っています。
金属カードなので発行までに多少時間を要すので、流石に2019年の10連休となるゴールデンウィークには間に合いませんが、ぜひ今後のことも考えて発行するのに一考の余地があると思いませんか?