ラグジュアリーカード、それはアメックスプラチナに先駆けて日本にメタルカードを導入した先駆者であり、マスターカードブランドの最高峰「ワールドエリート」を冠するクレジットカードです。
プラチナ、ブラック、ゴールドのランクがあり、最も年会費が安いプラチナでも他のブランドのプラチナカードと同等のサービスや特典を有する特別なクレジットカード、それがラグジュアリーカードです。
その最高ランクはブラックではなくゴールドであり、年会費が20万円+税となっていて、個人が入手できるクレジットカードではアメックスセンチュリオンに次ぐ年会費を誇るラグジュアリーとなっています。
それ故にラグジュアリーカードゴールドは招待制となっており、特別な招待や紹介がなくては入会できません。
今回は入会して3年目に突入している法人用ラグジュアリーカードブラックにゴールドカードのインビテーション(招待)が届いたので、その内容や、ブラックとゴールドを比較して招待を受けるのかどうか、などをお届けしたいと思います。
目次
法人用ラグジュアリーカードゴールドは申し込みが可能
いきなりですが、実は法人用のラグジュアリーカードゴールドは直接申し込みが可能なんです。
ご覧のようにラグジュアリーカードの公式ページではゴールドの個人カードは招待制となっていますが、法人カードは申し込むことができます。
なので、法人用ラグジュアリーカードゴールドのインビテーションが届いた!と言うととても名誉なことのような気がしますが、実はそうでもない、という話です^^;。
ただ元々法人用ラグジュアリーカードブラックを使っていてゴールドへのインビテーションを目指していたワタシなので、ついに届いたかと思うと感無量です。
実はどうしてもゴールドの輝きを目にしたくて、特別なルートで個人用ラグジュアリーカードゴールドを申し込んですでに手に入れていることはご愛嬌です。
ちなみに2021年1月現在、半永久的らしいですが新生銀行のホームページから「個人」のラグジュアリーカードを申し込むと年会費初年度半額となるキャンペーンが行われています。
このルートからだとラグジュアリーカードゴールドの年会費税込み22万円も半額になる爆裂キャンペーンではあるのですが、元々招待制のカードをどうやって新生銀行のサイトから申し込むのか…ずっと謎のままでです。
今回の法人用ラグジュアリーカードゴールドへのインビテーションの内容
他のインビテーションの内容は耳にしたことがないので、今回ワタシが受け取った招待の内容が普遍的なものとは限らないことをご承知下さい。
またインビテーションは法人用カードと個人用カードでも内容が異なる可能性が大きくあります。
今回のインビテーションの中身は以下の通りです。
- 元のブラックカード更新時までゴールドカードの年会費請求無しでゴールドカードの特典がすべて利用可能
- カード番号の変更がないため有効期限や利用枠、ポイントなどはすべて引き継がれ、引き落とし先への変更の連絡も不要
つまり実費も手間も何もかも必要なく、申し込めば数週間後に法人用のゴールドカードが送られてくる、という楽チン仕様です。
申し込みには期限があるのですが、インビテーションに際してはラグジュアリーカード発行元アプラスのキャンペーンページの一角に載っていて、ちょっと有り難みが薄めでした笑。
「エントリーする」をして「キャンペーンに申込む」を選択して終了です。あっさり過ぎます。
コレで年会費が11万円から22万円に倍増するのだから、ちょっとヤバいですね。
ラグジュアリーカードブラックからゴールドへのメリットを検証
ラグジュアリーカードはチタンやブラックでも十分プラチナ級の特典やサービスが付帯するのですが、それをゴールドにすることによってさらなる(年会費22万円分の)メリットは存在するのでしょうか?
ポイント還元率アップ
ゴールドカードはポイント還元率が1.5%となります。通常利用でもポイント還元率が1.5%を超えるクレジットカードは、ダイナースプレミアムカードやANAVISAプラチナプレミアムカードなど限られたカードだけです。
前者は税金や公共料金の支払いでは還元率が下がりますし、後者はANAマイル限定の還元率なので、交換先が豊富なポイントしての還元率が1.5%なのはラグジュアリーカードの強みだと思います。
ラグジュアリーリムジン優待アップ
ラグジュアリーカードの他に類を見ないサービスに、提携レストランへの送迎(ブラック以上)と言うのがあります。
このサービスがゴールドだと送るだけでなく、帰りも選択できるようになるのです。
正直提携レストランが大都会にしかないので、ほぼ利用する機会はなくあまり響かない特典アップです。
全国映画館優待回数アップ
ブラックだと毎月2回まで無料だった全国映画館優待が、毎月3回までアップします。
しかも、提供されるチケット総数には限りがあって基本的に争奪戦なのですが、噂によるとゴールドのヒトはほぼ苦労なくゲットできる…らしいです。
国立美術館企画展特典アップ
ブラックだと金曜日に限り同伴1名まで無料だった国立美術館企画展の参加が、ゴールドだと期間中いつでも無料になります。
これも地方民には響かない特典です…
ハワイアン航空エリートステータスが最上位に
ブラックだとハワイアン航空のゴールド資格が付帯しますが、ゴールドだと最上位のプラチナステータスが付帯するようになります。
航空会社の最上位が付帯するクレジットカードはほぼないのですごい特典のように見えますが、この特典は申込み年度+2年間のみで永久に続くものではないので脱力特典です…
LUXURY TEA1杯無料優待が拡大
特定の店舗で毎月1杯無料でLUXURY TEAがもらえるブラックが、ゴールドになるといつでも1杯無料になります。
もちろん店舗は都会にしかありません(T_T)
法人用ゴールドカード限定!LCオーナーズコミュニティ
個人用でもない法人決済用のラグジュアリーカードゴールドの限定特典はコレ「LCオーナーズコミュニティへの申込み」です。
なんのことかさっぱり分からないので、引用します。
ラグジュアリーカードでは昨年(2020年?)、法人決済用ゴールドカード会員様のビジネスに直結するサービスをご提供できないかと考え、LCオーナーズコミュニティを立ち上げました。
法人用ゴールドカード会員様であれば、自社商品・サービスを用いて全ラグジュアリーカード会員様向けに特別に組成した会員優待や限定パッケージをご紹介いただけ、ラグジュアリーカード会員専用サイトに商品・サービスが掲載されます(所定の審査がございます)。広告費用等は一切いただきません。
さらに、多くの会員様に有益と判断された場合は、ラグジュアリーカード会員専用モバイルアプリや公式SNS等を通じて全ラグジュアリーカード会員様に配信されます。
これまでのクレジットカード業界には存在しなかった、真のビジネスコミュニティを新規顧客獲得や売上増加につなげるチャンスとしてご活用いただくことが可能になります。
以上です。壮大な試みのようですね。しかしワタシは提案できるようなビジネスはないので利用する機会はなさそうですが^^;
法人決済用ブラックカードからゴールドカードへアップグレードする?しない?
前置きが長くなりましたが、ワタシが法人用ラグジュアリーカードブラックをゴールドにアップグレードするメリットは、ポイント還元率が1.25%から1.5%にアップすること以外ありません。
それで年会費が11万円から22万円に倍増します。
そうと分かった上でブラックからゴールドへのインビテーションを受けてアップグレードするかどうかと言われると…
します!
まあコレは多分に個人的事情が関わっているので読者の参考にはならないかと思いますが…
元々ワタシは法人決済用ラグジュアリーカードブラックからゴールドへのインビテーションを狙っていました。ワタシがブラックを申し込んだ当時は法人用のゴールドも直申し込みはできなかったんですよね〜。
しかしひょんなことから個人用のラグジュアリーカードゴールドを直接申し込める機会があったので申し込んで入手しちゃいました。
個人用ラグジュアリーカードゴールド(年会費22万円)と法人用ラグジュアリーカードブラック(年会費11万円)の2枚持ちはさすがのワタシもキャパオーバーです。
ビジネスカードとしてのラグジュアリーカードは必須だったので、個人用ゴールドカードは一度手にしたのを良い経験として更新をせずに解約する気だったのです。
そこに来て法人決済用ゴールドカードへのインビテーションが来たものですから、全て一気に解決しました。憂いなく個人用カードを解約できます。
しょぼい個人事業主ではありますが、法人決済用クレジットカードならちゃんと事業決済を集中させれば年会費も経費として計上することができます。
そして個人用と法人決済用ではサービスや特典に差はありません。万々歳です!
ちなみに聞いたところによると、ラグジュアリーカードには「ダウングレード」という概念がないそうです。
つまり法人決済用ブラックカードをゴールドへアップグレードして、やっぱり年会費がきついのでブラックに戻そう、というのが気軽にできないんですね。
一度解約して再度申し込み、という流れになります(2020年12月に聞いた話)。
ダウングレードできないとなるとポイントも一度失効してしまう可能性もあるし、ブラックカードの審査に再度絶対通るとも言い切れません。
あまりに簡単にインビテーションに申し込めちゃうからこそ、計画的に決断する必要はありそうですね。
ちなみに個人用と法人決済用、両方のラグジュアリーカード会員だと特別なポイントが獲得できます。
それでも両方のゴールドカードを所有するのは正気の沙汰ではありません。絶対に続けれません^^;
まとめ
法人決済用ラグジュアリーカードゴールドへのインビテーションを公式に受けることができたので、まとめてみました。
個人用も法人決済用も、ラグジュアリーカードの公式からの純粋なインビテーションの話ってあまり耳にしないんですよね。
今回頂いた法人決済用ゴールドカードの招待の内容はこんな感じでした。
まあ法人決済用ラグジュアリーカードゴールドは直申込みも可能ですし、もしかしたらインビテーションをばらまいているかもしれないので、あんまり自慢はできないですけどね。
ちなみに2020年度の法人決済用ラグジュアリーカードブラックの利用金額は100万円もイッていません。
ですから決済額が多いからとか利用機会が多いからとか、今回の招待はそんな理由ではなさそうです。
ワタシはラグジュアリーカードゴールド会員として、招待制の個人用ゴールドカード入会のお手伝いができます。ご興味ある方は下記記事をご参照ください。
Noriです。
ヒルトンアメックスカードのブログからこちらへ流れてまいりました(^^;;
ヒルトンVISAカードの廃止を受け、VISAかマスターでサブカードを探していたのですが、
色々調べてみて、三井住友のPLTプリファードと、こちらのラグジュアリーカードの
2択かなと思うに至りました。
私のPLTプリファードカードに対する感想です↓↓
1、ポイントはそこそこ貯められそうかな?
2、マイレージへの移行比率はSPGカードには大きく劣る。
でもポイントで商品を買うならそこそこ使いやすいかな。
3、その割に年会費が安い。
4、ポイントをJALマイルへ変えられないのが、私には決定的にイタい!
私のメインカードのダイナースプレミアムはSFCカードなので、
ANAマイルは使い切れないほど残ってるんです。一方JALマイルは僅かなので…
上記4の理由で、ゴウタロウ様がお持ちのラグジュアリーカードが最有力となりました。
ただポイントも保険も優待も、アメプラやダイナPに比べて
際立って惹かれるものもありません。
あくまでダイナースやアメックスが使えない場合のサブカードという事で
ゴールドは諦め年会費の安いブラックを申し込んでおこうかな等と考えていますが、
これまでにゴールドもブラックもお持ちになった事があるゴンタロウ様の
ご感想をお聞かせ頂けたらと思っています。
例えば「ゴールドのカードフェイスは美しく、それだけで価値がある!」でしたら
私もアクセサリー替わりにゴールド申し込みます(^^;;笑
宜しくお願い致しますm(._.)m
こちらにも来ていただきありがとうございます(^^)。
Nori様のお持ちのカードなら
ラグジュアリーカードはブラックでいいと思います。
仰るとおり、
どうにもラグジュアリーカードは特典やサービスが
ニッチなものを狙いすぎてこなれていない感じがするのです。
ラグジュアリーカードゴールド(個人)の方は
通常インビテーションが必要なので手放し難く
ワタシは頑張って使っていく所存ではあります(^^)。
ゴンタロウ様
早速のアドバイスありがとうございました!
そうなんですね。ではまずブラックで考えてみます。
個人カードはインビなんですね。
私は法人カードの方が都合が良いので、そちらで行こうと思います。