太平洋のピンクパレスとして著名人に愛されてきたハワイオアフ島のロイヤルハワイアンホテルに2019年8月に初めて泊まってきました。
我が家の旅行は今のところ子ども2人を含めた家族4人旅行となります。小学生以下の子どもがいると、ホテルに泊まってすることと言えばプールやビーチで泳ぎまくることです。
しかしロイヤルハワイアンホテルは、マリオット系列のホテルとしてラグジュアリーコレクションのブランド名を持つそれなりに格調高いホテルです。
そのプールも泳ぐことを楽しむと言うよりは、そのプールサイドでゆったりするのが目的のような造りになっています。
果たしてこんな空間で子どもたちはプールを楽しむことができるのか?実体験を交えてレポートしたいと思います。
ロイヤルハワイアンホテルについて
太平洋のピンクパレスパレスとして開業したロイヤルハワイアンホテルは、正式にはロイヤルハワイアン・ラグジュアリーコレクションリゾート・ワイキキと言う名称になります。
ラグジュアリーコレクションはマリオットホテル系列の上位ブランドで、このホテルのカテゴリーは上から2番目のカテゴリー7になり、高級ホテルの1つになります。
ワイキキビーチのビーチフロントでも有り、ワイキキの目抜き通りであるカラカウア通りから1歩入ったところという、まさにハワイの一等地と言っても過言じゃない場所にあり、多くの著名人にも愛されてきたホテルです。
そんなラグジュアリーなホテルなので当然ファミリー向けとはいい難いホテルでも有り、ホテルのプールはそのビーチサイドでのんびり過ごすことを第一として造られている印象です。
そんなロイヤルハワイアンホテルのプールは子連れにとって良かったのかどうだったのか、をお伝えしていきたいと思います。
マルラニ・プールの詳細|ロイヤルハワイアンホテルの贅沢な空間
ロイヤルハワイアンホテルのプールはマルラニ・プールの名称で、ロイヤルハワイアンに宿泊のお客のみが利用することができます。
プールサイドのビーチチェアは無料で利用することができ、プールサイドカバナは有料(175ドル+税)でレンタルとなります。
※ビーチのピンクなビーチチェアは有料です。
営業時間は以下の通りです。
- 夏季(5月〜8月)|7:00AM-7:00PM
- 冬季(9月〜4月)|7:00AM-6:00PM
一応上記のように営業時間は決まっているようですが、プールサイドには「日没まで」と言うアバウトなプール利用時間が載った看板がありました。
マルラニ・プールはロイヤルハワイアンのヒストリックビルディング(ヒストリックウイング)とマイラニタワーに囲まれた、ホテルの敷地としてはかなり端の方にあります。
隣のアウトリガーとの間にある人通りが多い歩道に接しているのですが、そこはうまく隠してあって非常に静かな空間となっていました。
タオルはプールサイドで借りることができます。確かルームナンバーを伝えたような気がするのですが、スタッフがいない時にみんな好き勝手取って行っていたので、そこまで厳密な感じじゃないです。
無料で利用できるビーチチェアにはパラソルが付いています。朝からタオルで場所取りする人もいないわけではないのですが、意外にちょくちょく空きが出るのでそこまでみんなガツガツはしていませんでした。
プールサイドにはジャグジーも有り、夏季ならともかく冬季では重宝すると思います。
が、実はこのジャグジーは子ども(なんと16歳以下はNG)の利用は禁止なのです。気づかなかったのですが、横の看板に載っていました。
知らずに子どもと入っていたら、スタッフが注意しに来ました。熱くて危ないとかそんな理由だったと思いますが、ちょっと残念です。立ち木がいい感じの日陰になっていて落ち着く空間だったんですけどね〜。
プールエリアからビーチエリアに入る手前に、ビーチサービスの受付があります。ココでプールサイドカバナやビーチのチェアとパラソルのレンタルを申し込むみたいです。なので朝は少し行列ができていました。
プールサイドにはお隣のサーフラナイ(の方)からスタッフが御用聞きのようにウロウロしているので、メニューをお願いすれば持ってきてくれてアルコールや軽食などを注文することもできます。
ココでマリオットのプラチナエリート特典の20%OFFが利用できるかと思ったのですが、対象外でした^^;。
それにしてもロイヤルハワイアンホテルの売りの1つであるマイタイ、めちゃくちゃ美味しかったです。
マルラニ・プール|子連れでの利用の実際
では実際のマルラニ・プールについてお伝えしていきたいと思います。
右から左から奥から写して、これで全てです。ロイヤルハワイアンのマルラニ・プールはご覧のように全然広くありません。
しかしこの規模のプールなのに周りのビーチチェアは2重3重に用意されていて、泳いで遊ぶためのプールではなくハワイのプールサイドでくつろぎを演出するためのプールということがよく分かります。
ただそれでも泳ぐのが大好きな我が子どもたちは気持ちよさそうに泳いでいましたし、想像以上に子連れファミリーの姿も目にしました。
ただココから子どもがこのプールで遊ぶ上での親の苦悩が…
小さいボールを投げあっている比較的大きな子どもたちの集団もいました。騒がしさもそれなりです。流石にこのプールでそこまで許されるのかなぁ、と思っていたらいつの間にかにいなくなっていました。
うちの子たちには大きな声を出さないように注意し続けていました。
プールサイドの隣のビーチチェアでくつろいでいたマダムが途中で話しかけてきました。ホテルの宿泊者は隣のシェラトン・ワイキキのプールも利用で来るのよ(知ってるし)、さっきボールを投げあっていた人たちは多分そっちに行ったのよ、的なことを英語で話しかけられました。
言外にあなた達もそっちに行ったら、と言わんばかりの感じでした(思い込みの可能性はそんなにありません)。
まれ〜にプールに入るだけで、ずっと太陽の動きに合わせて少しずつチェアを動かしながらビーチチェアでくつろぐマダムでした。
なるほど、確かにこのプールに子連れファミリーはそぐわないのかなぁ、と思った次第です。極力静かにさせていたつもりだったんですけどね。
一応ロイヤルハワイアンホテルの公式ページにはこのように載っています。
プールでは騒いだり走ったりすることのほか、ダイビング、浮き具の使用は固く禁止されております。プールにライフガードはおりませんので、お子様からは目を離さないようご注意ください。
元々子連れでそれほど楽しめるようなプールでもなく、プールサイドで寛ぐヒトは子どもの騒がしさを歓迎するわけもなく、シェラトン・ワイキキのプールを利用できるのなら、あえて子連れでマルラニ・プールに長時間滞在する意味はあまりないのかもしれません。
ただマイタイを飲んでいる間ぐらいは許して欲しいですね〜^^;。
このマルラニ・プールはホテルの建物に囲まれているので風がほとんど吹きません。
シェラトン・ワイキキのプールには風が抜けるのか強風が吹き荒れます。
夕方風が冷たくなってきたらロイヤルハワイアンのプールに戻ってきて少しくつろぐのは有りかなと思います。
まとめ
ハワイマウイ島の太平洋のピンクパレスとも称されるロイヤルハワイアンホテルに宿泊して、子連れでロイヤルハワイアンのプールも利用してきました。
元々狭いプールでも有り子連れでそれほど楽しめるプールではないだろうと予想していました。
しかし小さい子どもにとってはプールはプール、やはり泳げるだけで楽しめていました。
ただ子どもは気づかないかもしれませんが、とても子どもがはしゃげるような雰囲気のプールではありません。少なくとも親は気疲れします。ジャグジーも16歳以下は使用不可とか、どんな冗談かと思いました。
憧れのピンクパレスのプールサイド、そこは大人がビーチチェアでくつろぐアダルティな空間でした…
そうは言っても、多くの子どもがそれなりに遊んでいたのは事実です。子連れで行くのに躊躇する必要はありません。
隣のマダム以外から厳しい視線を浴びたわけでもありません。マダムも親切心から話しかけてきた面もあるだろうとは思っています。文章で伝えきれない表情やジェスチャーなどからはそう言う印象はあまり受けませんでしたが…。
ハワイに来てプールサイドで静かに過ごしたいというアダルティな意見も理解できます。
まあたった1回しか利用したことがない子連れ家族の1つの感想としてご参考頂けたら、と思います。
そうですね、ここのプールは大人がゆっくりしたりイチャついたりするプールですよね。子供とは宿泊が個々の場合は毎回シェラトン側のプールに行ってます、やはり!
やはりそうですよね!
でも最初は想像以上にファミリーがキャッキャウフフしていたので、
全然問題なさそうだな、とは思ったのです。
静かに入るなら今でも子連れで問題ないとは思いますが、
迷惑をかけたらイカンですよね^^;
ですです、うちも静かに遊ぶ分には(=大人がお酒を楽しんでいたりする時間の間は)、おとなしく遊ぶ場所として利用してますよ^^。
四半世紀前に利用していました。その頃は浮き輪程度はOKというか、規制は表示されていなかったです。それ以上にこのプールの利点は、すぐにビーチに遊びに行け、飽きたら戻ってきて少しのんびりプカプカするができることでした。バタバタが増えて規制されたのでしょうか。
おっしゃる通り、ビーチへのアクセスはシェラトンワイキキにも増して抜群でした。
今もそこまで規制されているという感じはなかったのですが、
雰囲気はそんな感じかもしれません。
そうあって当然のようなプールですので、こちらとしても不満はありません。
子どもをしっかり静かにさせておいて、遊びたい時はビーチかシェラトンワイキキへ向かうのみですね(^^)。