北海道の3大スノーパークの1つであるキロロスノーワールドに隣接するキロロトリビュートポートフォリオホテルには夏季はもちろん冬季でも利用できる屋内プールがあります。
宿泊者なら無料で利用できるこのプールは、意外なほど楽しい空間です。
今回はキロロトリビュートポートフォリオホテルの屋内プールと同じ施設内にある温泉の冬季での利用の様子をお届けしたいと思います。
キロロトリビュートポートフォリオホテルとマリオットボンヴォイエリートについて
キロロトリビュートポートフォリオホテルは、世界最大のホテルグループであるマリオット・インターナショナルの会員プログラム「マリオットボンヴォイ」参加ホテルです。
マリオットボンヴォイのステータスを獲得していると様々な特典を得ることができます。
ホテルとマリオットボンヴォイステータスによる特典については下記記事をご参照ください。
キロロトリビュートポートフォリオホテルにはキロロタウンという様々な施設が集まったモールが併設されています。
キロロタウンにある施設の中でもリゾートプールは宿泊者は無料で利用でき、その内容も充実しています。
今回は冬季に宿泊した際に利用したキロロタウンのリゾートプールと、プールと入り口を同じくするキロロ温泉についてお伝えしていきたいと思います。
キロロタウンのリゾートプールについて
リゾートプールは、キロロトリビュートポートフォリオホテルの2階に隣接するキロロタウン内にあります。
キロロタウンにはトリビュートホテルの2階から歩いていけるのですが、ホテル出入り口からリゾートプールやキロロ温泉がある建物までは外を歩かなくてはいけません。
当然冬季もです。一応屋根はありますが外気をダイレクトに浴びるので寒いです。距離にしたら20メートルもないですが、寒いものは寒いです。
プールや温泉に行くのに軽装で行くから行きは寒いし、帰りは帰りで濡れているから帰りも寒いです。
屋根があるので雪が積もったりはしてないのですが凍っているようにも見えて滑りそうなので、小走りするのも怖いです。
大した距離ではないのですが、なかなかのトラップだと思います。
リゾートプールの情報は以下のとおりです。
- 営業時間|11:00〜21:00
- 料金|宿泊者:無料、大人1,200円・小学生800円・幼児600円
- 25mの本格プール・水深55cm/85cmお子様エリア・サウナ・ジャクジー・露天風呂(露天プール)
- 浮き輪やビーチボールなどの無料貸出・ゴーグルも貸出あり(使い回し)
プールの利用は宿泊者なら無料です。ビジターで利用する時は料金がかかりますが、温泉とセットでやや割引されるようです。
夏季ならともかく冬季でお金を払って積極的にプールまで利用するビジター客もいないでしょうし、実際に4日間利用しましたがプールはガラガラでした。
キロロタウンのリゾートプールの実際
では2020年の年始に利用してきたキロロタウンのリゾートプールの様子についてお伝えしていきます。
受付はキロロ温泉や岩盤浴を管理している遊湯館で行います。
ここで宿泊者でプールのみの利用を伝えれば、(宿泊者なら)人数分のタオルを無料で貸してもらえます。
プール+温泉の利用の場合、プール用のタオル(ハンドタオルなし)と温泉用のプール(ハンドタオルあり)の両方を手渡されます。かなりのボリュームです。
もし温泉利用で追加料金が必要な場合はここで支払いますが、部屋付もできます。
入り口で靴をロッカーに預けて上がっていくのですが、プールの更衣室は1階、温泉の更衣室は2階となり、入り口は同じですが中では分けられています。
プールの更衣室は100円が必要なロッカーと必要じゃないロッカーに分けられています。
100円ロッカーも利用後は返却されるので無料なので、なぜ分けられているのか割と謎です。
床はご覧のような感じなので(定期的に拭き上げてくれているのかもしれませんが)ビショビショなことが多かったです。
冬季に利用したので外はマイナスの温度だったのですが、水着になっても濡れてなければ寒いことはありません。
プールから温泉を利用する場合は、ロッカーから荷物を持ち出して2階に上がっていくことになります。その際に水着でビショビショの上、タオルや着替えなどの荷物がかなり多くなります。
何かしらの大きめのバッグを持っていくことをおすすめします。または貴重品がなく(貴重品ロッカーもありますが)温泉に入る予定なら、最初から温泉の更衣室で着替えた方が楽だとは思います。
ちなみにプールから上がって濡れていると、冬季はそれ相応に寒いです。2階への移動時は覚悟しましょう。さっと上がってしまえば、温かい温泉が待っています。
冬季のリゾートプールは数日間利用した感じでは全く混雑しないと思います。この広いプールで泳いでいる人は、10人を超えることはありませんでした。
水温は少しひんやり感じますが、いきなり飛び込んでもOKなぐらい温かいです。窓からは雪が降っているのがみえる中で、なんか不思議な感じです。
ちなみにプールに入る前にシャワーを浴びることを監視員のスタッフから厳重に注意されるので、いきなり飛び込まずちゃんとシャワーを浴びましょう。
反対からの光景。ジャグジーがあるのは嬉しいですよね。ただプールに入ったあとすぐに温泉に行っていたので、ここは利用しませんでした。
右側が水深90cmのお子様用プールですが、かなり広いです。
真ん中のステージみたいなスペースの存在は最後まで謎でした^^;。
これらが無料で借りれるグッズたちで、その奥にサウナまであります。もちろん水着着用で。
このリゾートプールで秀逸だったのが、この露天プールです。外は雪が積もり吹雪いていました。その中に水着でびしょ濡れのまま突入するのはかなり勇気がいりますが、ぜひチャレンジしてください。もちろん心身に心配なければ、ですが…
入ってみるとそこは完全に露天風呂でした笑。昔は露天風呂だったのを露天プールに流用している感じです。でも水は温泉ではありません。
雪が吹きしきるマイナスの世界でしたが水温は40℃に保たれているので入ってしまえば非常に気持ちがいいです。
水着なので露天風呂よりもおおらかに泳いだり潜ったり雪と戯れたりできるので、かなり楽しいです。
リゾートプールはただ漂うだけなので何時間も遊ぶようなプールではないのですが、ゲレンデのナイターも終わってすることもない夜のホテルで遊ぶには十分な空間でした。
キロロ温泉について
キロロ温泉はキロロトリビュートポートフォリオホテルに隣接するキロロタウン内にあり、宿泊者でも基本的に有料です。
ただプラチナ以上のマリオットボンヴォイステータスがあれば2名まで無料になりますし、リゾート年パス保有者も無料で利用できるようです。
キロロ温泉の情報は以下のとおりです。
- 露天風呂は100%源泉(屋内は調整が入っているよう)
- 営業時間|11:00〜23:00(早朝の利用はできない)
- 料金(宿泊者)|大人1,000円・子ども700円・幼児400円
リゾートプールと入り口を同じくするキロロ温泉ですが、宿泊者でも有料です。しかも大人で1,000円もします。その代わり大混雑まではしません。
ただ狭いので普通の混雑ぐらいならあります。高くてもやや混みなのは、1つはマリオットボンヴォイのプラチナエリート以上やリゾート年パス所有者なら無料で利用できるからでしょう。
ステータスでもらえる温泉無料券は2名までなので、ワタシは小学生700円と幼児400円の料金を家族で利用するときは支払っていました。
無料券は宿泊期間中ずっと利用できる1枚券に交換され利用時に回収されるわけじゃないので時間差で入れば…ゴニョゴニョ
温泉なので写真はありませんが、スキーやスノーボードで疲れた体を癒やしたりリゾートプールで冷えや体を温めたりするのには最高でした。
キロロトリビュートポートフォリオホテルには8階に大浴場があり宿泊者なら無料で利用できるのですが、こちらは狭い上にThe昭和な薄暗くて清潔感に乏しいお風呂でした。
※清潔だとは思うのですがタイルの色とか明るさがちょっと…
利用するのは夜が多いので、実際には上の画像のように明るくはなくどよ〜んとしています。外の景色も狭い窓からの道路ビューなのでなんら心躍るものはありません。当然水道水なので特別な効能があるわけではありません。
温泉の追加料金がもったいなくて一度こちらを利用しましたが、温泉の満足度と比較すると雲泥の差だったので結局(子どもがプールに行きたがりまくったのでそのついででもあったのですが)温泉をよく利用する結果となりました。
お風呂上がりには無料の休憩所を利用できます。自動販売機で飲み物を買えるぐらいのサービスしかないので長居する場所ではないのですが、マッサージチェアがあったりして待ち合わせにはピッタリの場所です。
注意点は、どんなに温泉で温もったりココで体を休めても部屋に戻るためには一度外に出なくてはいけないという事実です^^;。冬季はマイナスの世界です…
まとめ
キロロスノーワールドに隣接するキロロトリビュートポートフォリオホテルで利用できるプールや温泉の冬季の様子についてまとめました。
バスでの移動が必要ですが、同敷地内にあるシェラトン北海道キロロリゾートホテル宿泊者も利用できる施設です。
ただバスで移動してくるのはいいのですが、帰りは濡れた体や温泉で温もった体を再度外気に晒しながら15分おきのバスを待ちシェラトンの方に帰ることになります。
自分だったらシェラトン北海道キロロリゾートにある大浴場で満足しちゃうだろうし、プールがあることは子どもたちには内緒にするかもしれません^^;。