キロロトリビュートポートフォリオホテルは、北海道の小樽近くの高速道路から南に車で30分の距離にあるキロロリゾートに隣接するマリオット系列のホテルです。
冬はキロロスノーワールドでスキーやスノーボードを楽しむために利用することもでき、ワタシも利用してきました。
宿泊の際、マリオットボンヴォイのプラチナエリートとしての特典を受けることができたので、今回の宿泊で体験できたマリオットプラチナの恩恵をまとめたいと思います。
もし近くにあるお仲間のシェラトン北海道キロロリゾートの情報をお求めでしたら、こめっとさんのブログをご参照ください。
キロロトリビュートポートフォリオホテルについて
キロロトリビュートポートフォリオホテルは北海道の小樽から車で30分ほど南に下った場所にあるキロロリゾートに隣接するマリオット系列のホテルです。
移動手段は車やバスしかなく、札幌から60分、新千歳空港からは90分の距離にあります。
キロロトリビュートポートフォリオホテルは世界最大のホテルグループであるマリオット・インターナショナルの会員プログラムであるマリオットボンヴォイの参加ホテルで、マリオットボンヴォイのステータスによって様々な特典を受けることができます。
マリオットボンヴォイのカテゴリーは1〜8段階のうちの「5」に当たります。
キロロリゾートにはもう1つシェラトン北海道キロロリゾートというマリオットボンヴォイ参加ホテルが隣接していて、こちらのカテゴリーも「5」となります。
キロロリゾート、冬はキロロスノーワールドがメインとなりますが、キロロでウインタースポーツを楽しむのならどちらかのホテルに宿泊することになります。
ざっくり分けると…
- キロロトリビュートポートフォリオホテル=施設が充実・ゲレンデが遠い
- シェラトン北海道キロロリゾート=ゲレンデが近い・施設が遠い
となります。
今回はキロロトリビュートポートフォリオホテルに冬季に宿泊した際に確認できたマリオットボンヴォイのプラチナエリート特典をご紹介します。
マリオットボンヴォイのプラチナエリートは年間50泊の宿泊が必要なステータスですが、ワタシは隠れキャンペーンであるプラチナチャレンジで獲得しています。
ただ2020年1月現在プラチナチャレンジの隠れキャンペーンは受付を停止していて、そのまま無くなるのではないかと噂されています。
マリオットボンヴォイプラチナエリート特典について
マリオットボンヴォイのプラチナエリートの特典は多岐にわたりますが、ステータスホルダーに重要視されている特典は以下のとおりです。
- 客室アップグレード
- ラウンジアクセス
- ウエルカムギフト|朝食無料含む
- ホテル独自の特典
それぞれについて、キロロトリビュートポートフォリオホテルについての今回の宿泊での結果についてお伝えしていきます。
1.客室アップグレード
マリオットボンヴォイのゴールドエリート以上では、チェックイン時に(もしくはそれ以前に)「より望ましい客室へのアップグレード」を提案してもらえることがあります。
無料なので「空室があれば」とか「ホテルの都合に問題なければ」などの条件はもちろん付きます。
今回の宿泊では最安のスタンダードツインルーム(35㎡)ではなく、ワンランク上のスーペリアゲストルームツイン(44㎡)を予約しました。
※子ども2名小学生以下添い寝無料
今回は4泊予定だったので、客室アップグレードにかけて狭い部屋を予約しアップグレードが無かった場合きついかなと思ったからです。
ただキロロトリビュートホテルは、スーペリアゲストルームの上はスイートルームぐらいしか無いのです。
4泊という連泊数や繁忙期の利用、そして上のクラスの客室の選択肢が少ないこともあって客室アップグレードはありませんでした。
しかしスーペリアゲストルームは広くて、子ども2人添い寝無料で利用する上では非常に快適でした。無料アップグレードの可能性にかけてスタンダードルームにしなくてよかったと思います。
2.ラウンジアクセス
ホテルには特別なお客だけが利用できるラウンジが存在し、そこでは飲食フリーのサービスが振る舞われたりします。特に夕方のイブニングタイムでは軽食とアルコール、朝には朝食的な食事の提供があったりして、そこだけで飲食を(無料で)済ませることも可能です。
しかしキロロトリビュートポートフォリオホテルにはラウンジが存在しません。
その代わり、イブニングカクテルを17:30〜19:30の間で1階ロビー階のアルパインブラッセリーで利用することができます。
イブニングカクテルのみを利用する場合はアルパインブラッセリーの店舗前、ロビーの延長のようなスペースを基本的に利用することになります。
というのも、このイブニングカクテルで提供されるのはアルコールやソフトドリンク、そして軽食なのですが、軽食が非常に少ないからなのです。
これらが一緒に注文できるフードメニューの全てとなります。なのでイブニングカクテルだけを利用する場合、小さなテーブルしか置いていない店舗前のスペースを利用することになります。
しかし実はこのイブニングカクテルは店舗スペースでも利用可能なのです。
その場合は食事の注文も必要となるのですが、ある程度のディナーメニューもあればケーキなどの軽食もあるので、必要に応じて注文すればいいと思います。
食事をしながらのビールやカクテル、ソフトドリンクにコーヒーなどは時間内であれば飲み放題となるので、ホテル内の飲食としてはリーズナブルに抑えることができます。
ここのおすすめは、ご覧の北海道ビーフバーガー2,500円也です。とても食べごたえがあり普通に美味しいと思います。値段はホテル的ですがね^^;。
このビーフバーガーに2,500円+23%の諸々を支払うぐらいなら小樽市に行って美味しいお寿司を食べたほうがいいかもしれませんが、冬季の移動はかなり怖い道のりです。
クリームシチューやカレーなどの単品メニューもあるので、我が家は4泊中3回利用して夕食をここで済ませてしまいました。
小学生以下のお子さんが同伴ならキッズメニューもおすすめです。
お子様セットは3,058円也ですが、お子様プレートとキッズバーガーのどちらかが選択できます。
キッズバーガーは北海道ビーフバーガーのハンバーグが子どもが食べやすい柔らかめになっているだけなので、それなりにボリュームが有りお腹いっぱいになれると思います。
※ややマスタード的な辛味があるのがNGでしたが…
またキッズメニューのグラタンやボロネーゼやピザはホテルにしてはリーズナブルなのにボリュームは大人が食べても満足できると思います。
※大人だけでは注文できません
メニューの料金には13%のサービス料と10%の消費税がプラスされさすがのホテル料金ですが、マリオットボンヴォイのプラチナエリートなら20%OFFとなるので、その割増になる料金はほぼ相殺されます。
※適用にならない店舗もあります
ちなみにチェックイン時の案内で「イブニングカクテルを2名以上で利用希望の場合は追加料金が発生します」との但し書きがあります。ワタシは親2人子ども2人の4人で利用したのですが、前情報通り特に子どもの分の追加料金は発生しませんでした。
繁忙期に店舗を利用する予定なら当日でもいいから予約をおすすめします。ホテルのフロントでも店舗でも通りかかったときにサクッと予約できます。
イブニングカクテルはトリビュート宿泊でもシェラトン北海道キロロリゾートの方も利用できるという話を耳にしました。
もしそうなら、ゲレンデ滑った後の17:30過ぎからちょうどビールを飲んで軽く食べてホテルに戻れるので、プラントしては悪くありません(^^)
3.ウエルカムギフト
キロロトリビュートポートフォリオホテルではウエルカム特典として以下の3つを選択することができます。
- 1,000ロイヤリティポイント
- 朝食2名分
- キロロオリジナルクッキー
朝食2名分はビュッフェ形式の朝食となり、朝食付きの宿泊プランでなければ朝食を選択するのが最もお得と思われます。
またこのホテルはマリオットボンヴォイのプラチナエリートなら小学生以下の子どもには朝食無料となるマリオットのアジア太平洋地域のサービス対象なので、我が家では家族4人で朝食を4泊分無料で頂くことができました。
利用できる店舗は2階のワールドビュッフェ「POP」です。朝食については色々あるのでまた別の記事にまとめたいと思います。
ポイントしては、9時半までとなっているのに9時過ぎても並ぶ時は並ぶ、外に別会場がありとっととそちらに行ったほうが吉、です。そして内容は、今までの体験上1番平凡…
(追記)ホテルの朝食ビュッフェについてまとめました。
4.ホテル独自の特典
キロロトリビュートポートフォリオホテルでのプラチナエリートに対する特典で提示されるものは以下のとおりです。
- イブニングカクテルの利用(前述)
- キロロタウン内キロロ温泉無料
- 直営レストランにて20%割引(6名まで)
- スキーレンタルとリフト券10%割引(2名まで)
注意点としては基本的に会員と同伴者1名までが利用できる特典、ということです。
ワタシが利用したときの盲点は「キロロ温泉無料」でした。
ホテル内温泉無料なんて、ほとんどのホテルで同室者全員無料になるのが普通と思っていたのですが、ここではきっちり2名分の温泉無料券しかもらえなかったのです。
そもそも子どもたちは添い寝無料なので厚かましいかもしれませんが、小学生700円・未就学児400円が温泉利用時に常に追加で必要となるのはちょっと痛かったです。
ただ温泉は宿泊者なら無料で利用できるプールと入り口が同じなのでゴニョゴニョ…
またスキーレンタルとリフト券10%割引も盲点でした。
キロロスノーワールドではネットでの11月下旬ごろまでの早期予約・支払いをすれば15%割引ですし、早期予約じゃなくてもネット予約は8%割引なのでそこまではダメージではありません。
ただ今回急遽現地でレンタルが必要な状況が生じたのですが、この特典のことをすっかり忘れていて数百円損をしてしまったことが悔やまれます。
ちなみにリフト券に関してはJALパック利用時のJALクーポンが利用できないならば、JAFの優待施設割引がかなり強烈なので、忘れずに利用しましょう。
事前にネットで予約決済をしておくと、現地でWEB予約発券機を利用して並ばずにチケットがゲットできるので楽ではありました。
まとめ
キロロスノーワールドに隣接し冬にウインタースポーツを楽しむことができるキロロトリビュートポートフォリオホテルの、マリオットボンヴォイプラチナエリート特典についてまとめました。
頂いた特典については満足していて、大変ありがたいことです。
このホテルは冬季以外ではとてもリーズナブル(冬季30,000円オーバー:冬季以外20,000 円弱)な上にお客も少な目なのでアップグレードも期待でき、シーズンを通して人気があるホテルです。
マリオットボンヴォイのプラチナエリートは年間50泊が必要なステータスなので簡単ではありませんが、SPGアメックスカードに入会してゴールドエリートを確保した上で目指してみる価値は人によってはあると思います。
北海道スキー&スノボ合宿はこちらのことだったのですね!温泉ごにょごにょ、了解しました^^。私も当然ごにょごにょ派です。いつもよく案内を見ずに結果としてごにょごにょゲット!ということも多いですし笑。先日のドバイのルネッサンスラウンジも日本人が多くてびっくりしたのでプラチナチャレンジはなくなるほうがありがたいと個人的には思っています・・・なんて記事で書いたらKYでしょうからコメントで書いてみました(もちろん、ゴウタロウさんのプラチャレ前なら話は別です)
ワタシはゴニョゴニョしてなかったので、KYなのですがスタッフに聞いちゃったのですね。
そしたら、確かにその通りなのですがそこは信じるしか無い…ゴニョゴニョ、とおっしゃっていました^^;
いつも後手に回るワタシなのですが、プラチャレをクリアして今のステータスがあるので
ホントに中止になるのなら
珍しく先見の明があったことになります笑。
マリオットプラチナは多彩なホテル群もあって家族ともども非常に満足しているのです。
年間50泊は厳しいので、
年会費10万円ぐらいあってもいいので良きクレジットカードを発行してくれないかなぁ
と思っています(^^)
年間50泊は自分も海外の家が増えたので、ちょっと厳しくなりまして、プラチナ維持のクレカがあれば年会費10万でも喜んで払うのも同意っす!