JALの上級会員になるためには対象運賃で搭乗し、搭乗回数を稼ぐかFLY ON ポイント(FOP)を稼ぐ方法が主になります。ワタシは2018年にFOPを稼ぐ方法で、JAL上級会員の1つであるJALグローバルクラグ(JGC)入会を果たしました。その後、一度でいいからさらなる上のステータスを目指して、ますはJGCプレミアと言うステータスを目標にしています。
今年はインター(国際線)での修行がメインとなり、国内線でFOPを稼ぐ方法では仕事を絡めるか家族旅行を絡めるかしかしていません。しかし1回だけ来年も意識してFOPを貯めるための修行を福岡から行うための路線を利用する機会がありました。ですので、ココにまとめておきたいと思います。
JGC修行につきましては下記をご参照下さい。
JGC解脱のまとめにつきましては下記になります。
目次
福岡からFOPを稼ぐ基本路線|国内線限定修行
国内線を利用して福岡からJALに乗ってFOPを稼ぐ基本路線ですが、関東を含め多くの方が利用する「羽田ー那覇」を絡める方法が最良だと思います。
つまり先に羽田に行く
- 福岡ー羽田|1,250/1,364/1,818
- 羽田ー那覇|1,876/2,072/2,860
- 那覇ー羽田
- 羽田ー福岡
か、または先に那覇に行く
- 福岡ー那覇|1,206/1,312/なし
- 那覇ー羽田
- 羽田ー那覇
- 那覇ー福岡
です。表記のFOPは「普通席/クラスJ/ファーストクラス」で400FOPのボーナスが付く「特便割引」運賃での数値です。
福岡からの飛行距離としては那覇に行くのも羽田に行くのもそう大きく変わらないので、先に羽田に行くか那覇に行くかして、そしてそこから羽田ー那覇の往復を行うことになります。
福岡ー羽田路線にはJALのファーストクラスが設定されているので、設定がない福岡ー那覇よりも利用できるのならより多くのFOPが稼げる計算になります。
しかし修行の際に考慮しなくてはならないのがFOP単価です。FOP単価の基準は10とされています。つまり稼ぐFOPにx10をした金額が許容範囲と言うことですね。
福岡ー羽田のファーストクラスで稼ぐFOPは1,800余りですが、この路線は需要が多いビジネス路線でも有るのですべての便でファーストクラス設定があるのですが、その値段は安くても27,000円近くするので、FOP単価は15となってしまいとても効率が悪いのです。
さらに羽田ー那覇の往復についてもですが、午前の「羽田→那覇」午後の「那覇→羽田」は需要が大きいためか値段が高い傾向にあり、逆に午前の「那覇→羽田」午後の「羽田→那覇」の方向だと需要とのバランスで値段がやや安価な傾向で、ファーストクラスも運が良ければ乗ることができます。
ですので、FOP的には少し少なくなりますが1日で福岡からFOPを稼ぐ修行に出るのならば、最初に那覇に向かって、羽田往復をして、那覇から福岡に帰って来る方がコスパが優れていると思われます。
実際のコストパフォーマンスについて
2018年9月に実際に利用した便のコストとFOPを計算してみます。
- 福岡ー那覇|特割クラスJ|1,312FOP|13,700円
- 那覇ー羽田|特割ファーストクラス|2,860FOP|23,890円
- 羽田ー那覇|特割クラスJ|2,072FOP|14,990円
- 那覇ー福岡|特割普通席|1,206FOP|13,700円
合計7,450FOP/66,280円でFOP単価は「8.9」となります。
最後の那覇ー福岡は需要が高い時間帯らしくて値段が高いためコストを考えると普通席しか選択できませんでした。
こう見るといかに羽田ー那覇の往復で効率のいい便を予約できるかが重要だということが分かります。実際にこの修業路線を利用するのならば、(継続すれば)JALの「国内線FOP2倍キャンペーン」に乗っかってコストを半分に下げることを狙いに行くと思います。
7,450×2=14,900FOPを月に4回利用すれば、59,600FOPとなりあっという間にサファイヤ突破、残りを国際線を利用したり仕事を絡めたり家族旅行に便乗したりすればJGCプレミア防衛も夢じゃない!ってね。そううまくいくといいのですけど(^_^;)。
しかし実際に搭乗してみると分かりますが、その4レグを1日に行うのは結構疲れるます。
福岡ー那覇|クラスJ
1レグ目は福岡から那覇に向かうジャパントランスオーシャン(JTA)のクラスJシートです。
安定のJGCエントランスに乗り込むも、珍しく混んでいてしかも面倒な手続きをしているのか全然進みませんでした。しょうがないので、エントランス内に1台だけある自動オンラインチェックイン機を使って手続きを行いました。意味なし笑。
そしてコレまた安定のサクララウンジ。福岡空港のサクララウンジは新しいこともあって、非常に気持ちいいです。現在新しいANAラウンジ&ANAスイートラウンジが工事中なので、ANAの方もこのレベルになると思われます。
今回の相棒です。JTAなのに、安室ジェットでもジンベイジェットでもなく空手ジェットでもないノーマルジェットでした。コッチのほうが逆に珍しいですね。
・・・
予定していたバスの出発まで時間があったので、空港食堂に向かったらなんとモーニングの時間はメニューが限られているという悲劇でした( ;∀;)。
那覇ー羽田|ファーストクラス
次の日になりますが、まずは那覇から羽田に向かうファーストクラスを利用します。時間帯的には、福岡ー那覇の早朝便を利用すれば同じ日で乗れる便です。
日曜日朝8時の那覇空港。ありえないぐらいに空いています(^_^;)。
ファーストクラス利用なので、いつものサクララウンジではなくダイヤモンド・プレミアラウンジ(DPラウンジ)を利用できます。DPラウンジのいいところは食べ物がしっかりあるところです。ホテルでコジコジ朝食をイヤシ食いしてきたのでお腹いっぱいだったのですが、アンパンが美味しそうで頂きました。スープは飲み途中ではなく、ほとんど空っぽだったのでこれだけしか入れれなかったのです。
ファーストクラスは1Cだったため外の景色が取れずに、ブランケットで証拠写真だけ。
食事は「和」です。美味しいかもしれませんが、健康な男子にはちょっと物足りません。飲み物は安定の森伊蔵さんです。
羽田に到着しました。振り返って相棒をパシャリと激写します。
羽田空港DPラウンジ(北)に初潜入
折り返しの那覇行まで時間があったので、久しぶりにANAのホームである羽田空港第2ターミナルまで散歩がてら行ってみました。
ANAのターミナルは新しいからだろうけど、展望台まで機能的でスタイリッシュで、一言「好き」!来年のJGP修行の予定は頓挫しそうなので、好きなエアラインを来年は選ぼうかな(^^)。
そして、いつもは福岡に向かうことが多いので第1ターミナルのサクララウンジは「南」を利用することが多いのですが、折り返しの那覇行はサクララウンジ「北」の方が近いので、初めて北側のサクララウンジに入ってみました。
しかもクラスJ利用便だったのに、サクララウンジではなくDPラウンジに入れるというサプラずつ付き。これはファーストクラスからの乗り継ぎだとそうなるみたいです。
初めての羽田空港DPラウンジ「北」はひろ〜〜〜〜い。
反対側からもやっぱりひろ〜〜〜〜い。「南」のざっくり1.5倍以上は間違いなくある広さです。おダイヤ様から聞いてはいたのですが、「北」と「南」でこんなにも広さに違いがあるとは思ってもいませんでした。
サクララウンジ「北」にも潜入してみたのですが、サクララウンジも「北」の方が広そうでした。
羽田ー那覇|クラスJ
羽田空港でたっぷり時間を潰したあと那覇に戻ります。修行搭乗ってホントわけわからない動きになりますね笑。
ワタシにとっては初めてのクラスJ非常口席です。残念ながら窓際は取れませんでした。非常口席は脱出の際の協力が必要だからか、クラスJでもCAさんから名前を含めたご挨拶を頂けました。役得(^o^)。
窓際じゃないので景色も見れないし、当然食事も出ないのでこの航路はおつゆダクダク爆睡となりました。
寝ている間に那覇空港に到着しました。到着便の向こうに見えますは、ワタシを乗せて福岡に行ってくれるJTAのカラテジェットです。そしてそのカラテくんの搭乗開始まであと10分。えっ?あと10分??・・・そう、到着遅延したため30分ぐらいの余裕があったはずなのに10分になっちゃったのです。
ホントは一度制限エリア外に出てお土産を買おうと思っていたのだけど、この時点で断念しました。(たぶんめっちゃ急げば20分ぐらいで帰ってこれるので出発には間に合うだろうと思ったのですが、そこまで頑張らなくてもいいかなっと笑)。
那覇ー福岡|普通席
時間はなかったのですが、サクララウンジには寄ってみました。それは、またDPラウンジ入れるか試してみたかったのです。
結果、DPラウンジには入れませんでしたぁ。やはり直前の便がファーストクラスの場合のみDPラウンジに入れるルールみたいですね。サクララウンジはトマトジュースを半立ち飲みだけしてすぐに出てきました。
最後の搭乗はこの席です。知っているヒトは知っていると思います。ボーイング737-800でよく見かける、座れそうで座れないあの席です。
クラスJの真後ろで、足元がめちゃんこ広い席です。初めて座りましたけど、隣が空席のような座り心地の良さが有る席ですね(^o^)。
道中はまたもや窓際じゃないので、特にすることもなくぼ〜と過ごしていました。
無事に到着。福岡空港は到着口と出発口の分離動線を進めています。福岡ー宮崎回数修行の時に到着後そのまま出発口に行きたかったら、あのお姉さんに交渉しなくてはいけません。だいぶ面倒になってきましたね。妻も含めてもうしないからいいですけど(^^)。
最後はラーメン滑走路で夕ご飯を頂いて、那覇で買えなかったお土産を福岡空港で買って(!)帰路につきました。
総括
以上が福岡発で1日にFOPを稼ぐのには効率的なルートと思われる4レグ、7,450FOPとなります。ファーストクラスが取れなかったり、最後の那覇ー福岡がクラスJが取れたりと獲得FOPにも多少の違いは有るでしょうけど、おおむね安定して7,000FOP以上は獲得できるルートです。
JGC入会のためのサファイヤ50,000FOPを目指すのならば7回飛べばいいわけで、1月に1回1日潰せばいいだけなので、結構余裕です。実際は初回搭乗5,000FOPのボーナスが貰えれば6回でもいいわけですから。もし前年度クリスタル以上でFOP2倍月キャンペーンを適応できるのならば、1月に3−4回も飛べば十分な計算になります。
コレがANAだと同じ距離を飛ぶのに、全然PPが貯まりません。もしくは値段が高くなります。ANAのSFC修行は厳しいですね。
まとめ
福岡発、国内線限定でのJGC修行するための効率的なルートを実際に飛んでみたのでまとめてみました。
FOPを稼ぐには悪くないルートで、福岡修行僧にとっては有名な航路ではないでしょうか?しかし1日4レグのこの航路は、そこそこお尻が痛いです笑。要所要所でうまい時間の潰し方を考えておかないと、結構きつそうだな、と感じた次第です。
羽田ー那覇を単純に往復する4レグの方がFOPは多いでしょうが、無いものを嘆いてもしょうがありません。福岡なりに変則的なルートで楽しんでいきたいと思います。