JCB THE CLASS、正式にはJCBザ・クラスと言うカタカナ書きだと最近知った衝撃的な事実はさておき、日本が誇るMade In Japanのクレジットカードブランド「JCB」の最高峰、いわゆる「ブラックカード」です。※ブラックかどうかはいまだに議論中でもありますが・・・
通常はJCBのゴールドからゴールドザ・プレミア、ザ・プレミアと育てていき、最後にインビテーション(招待)され行き着くのがザ・クラスとなります。その道は長く非常に困難ですが、JCBザ・クラスがもつ他のラグジュアリーカードにはない特典を目指して多くの方がJCBカードを利用しています。
ワタシはと言うと、立場的なインビテーションで最初からザ・クラスを発行させてもらいました。取得して1年半ぐらいが経ちましたが、なかなか使い所に困るカードと言わざるを得ません。
今回はそんな使いづらいJCBザ・クラスだけど保有するメリットでもあった唯一無地の特典【ディズニーランドの会員制レストラン「クラブ33」の利用優待特典】が廃止されるとのニュースが耳に入ってきたので、久しぶりにJCBザ・クラスに思いを馳せたいと思います。
目次
JCBザ・クラスとディズニーリゾート特典
JCBは東京ディズニーランドのメインオフィシャルスポンサーなので、JCBカードにも東京ディズニーリゾートで利用できる特典が用意されています。
残念ながらJCBザ・クラスを発行してから1度しか東京ディズニーランドにはイケてないので、他の方のブログを参考にJCBザ・クラスのディズニー特典をまとめていきたいと思います。
ディズニーランドのJCBラウンジ|スターツアーズ
ディズニーランド内にある(ディズニーシーではないという意味)スターツアーズの中にJCBラウンジがあり利用することができます。どこにあるかは以下のとおりです。
オフィシャルサイトに載っている地図の赤い星があるところですね。入り口からは比較的近いです。橙の星はファストパス入手所となります。
スターツアーズは「102cm」以上の身長制限がありうちの次男は入れません。もし利用するとしたら、親のどちらかが残るという選択肢になります。
ディズニーシーのJCBラウンジ|ニモ&フレンズシーライダー
ディズニーシー側のJCBザ・クラスで利用できるJCBラウンジはニモ&フレンズシーライダーに併設されています。。こっちは比較的新しいので居心地が良さそうです(^o^)。
場所はディズニーシーの左最奥ですね。こちらは90cm以上限定です。これならば次男も利用できるので、2018年はこちらを利用してみました。
待ち時間2時間に並ぶことなく入場でき、入場前は秘密のラウンジで30分程度休憩でき、アトラクションも良席を利用できるのでメリットばかりです。
秘密のラウンジは公開NGなので画像はないのですが、1番海寄りにあるので、他の場所からは見えない景色を楽しむことができます。
ディズニーリゾートJCBラウンジ招待券|申し込み
ディズニーリゾートのJCBラウンジの利用にはJCBラウンジ招待券とJCBザ・クラス(本会員)カードが必要です。
紹介券の申し込みにはJCBのオンラインサービス「MyJCB」の「JCBザ・クラス会員」サービスにアクセスします。
そして、メニューの「エンターテインメント」→「東京ディズニーリゾート」を選択します。
するとこんな心躍るページに辿り着きます。ディズニーホテルスイートルームご優待とか気になりますよね。20%-40%OFFで申し込むことができます。ただ元がバカ高いので・・・(-_-;)
JCBラウンジを利用するには「特別情報」を選択します。
詳細は以下のとおりです。
- まず電話して「招待券」を請求する必要があります
- 利用予定日の1ヶ月前より受け付けが始まります。なので請求自体は早めでいつでもいいことになります。
- 当日は招待券とJCBザ・クラスを忘れずに持っていく必要があります。
注意点としては以下のとおりです。
- 1枚で4名までOK
- 利用できない時がある
申し込む時に利用する日と時間まで決めておく必要があります。自分と家族のディズニー内での動きをシミュレーションしておかないと、なかなか予約の時間を決めるのは難しいですからね。他のアトラクションの利用状況やファストパスの時間に思いっきり左右されそうです。
招待状を申し込む際に発覚したのですが、この招待状は1年に1回、本会員のみが1枚だけ発行できるのです。つまり1枚しかない場合はランドとシー、どちらかのJCBラウンジしか利用できないことになります。
「本会員」とあるように、家族会員が別に発行することはできません。
ただ有効期限が1年あって、年度変わりの4月よりまた発行できるので、うまく発行時期を重ねれば1回の旅行で2箇所のラウンジを堪能できる、ことにはなります。
普通に考えたら、午後の方が疲れるしファストパスの待ち時間も長くなるので、とりあえず「午後」で「夕方」くらいを予定しておけばいいのかなとは思います。
その他の特典|ザ・クラス・メンバーズ・セレクションのディズニー特典
その他には1年に1度送られてくるザ・クラス・メンバーズ・セレクションの中にディズニー特典として
- 噂のクラブ33抽選券
- パークチケット詰め合わせ
などなどがあります。
ディズニー好きにはたまらない特典ですが、男の子兄弟の我が一家ではそんなにディズニーリゾートに好んでいくとは思えないので利用する可能性も低そうです。実際メンバーズセレクションは「肉」を頼んじゃいましたから(-_-;)
今回話題になって問題になったのが、上記のディズニーランド会員制レストラン「クラブ33」の提供停止(2019年7月までで終了)、となります。
ディズニーランド会員制レストラン「クラブ33」の提供特典停止に思う
ディズニーランドの会員制レストラン「クラブ33」はその情報をブログやSNSで取り上げるのはNGとされています。利用したこともないワタシなので、画像で情報を提供することもできないのですがなんと食べログに載っていたりするのです。
いつも混雑しているディズニーランドの中の秘密の部屋という心躍る設定でフレンチコースを頂く、とても夢がある話じゃないですか。
このクラブ33は完全予約制で、一般的にはJCBザ・クラスの1年に1度の会員に向けたプレゼント「メンバーズ・セレクション」に載っているサービスから申し込むしかありませんでした。
しかし2016年からクラブ33の申し込みが抽選制となり、ワタシがザ・クラスを取得したのが2017年だったので、最初からより高いハードルでした。
しかも小さい子供がいる中お高いフレンチコースを優雅に食べることなどできようはずもなく、最初から申し込む選択肢に入っていませんでした。なので今回のクラブ33予約プランが終了しようとも、実はノーダメージと言えます。
日本が誇るクレジットカード5大国際ブランドの1つ「JCB」の最高峰と言われているJCBザ・クラスは、そのディズニー特典の存在故にアメックスプラチナカードやダイナースプレミアムカードにも匹敵するカードと言われてきました。でもそれだけが要因ではありません。ワタシのようなディズニーにあまり興味がないヒトにとってもこのカードを保有し続けるにはそれなりの意味があるのです。
JCBザ・クラスのポイント還元率は?
まず、現実的な問題としてJCBザ・クラスのポイント還元率を再確認します。JCBのポイントプログラムは「OkiDokiポイント」プログラムです。
OkiDokiポイントは利用1,000円に付き1ポイント貯まります。貯まったポイントは1ポイント3-5円程度のサービスに利用できるので、ポイント還元率はだいたい0.5%と言われています。
そしてJCBザ・クラスを含める特定のカードは、年間利用金額に応じて次年度のポイントボーナスアッププログラムが適用されます。
利用金額合計 | メンバーランク | プラチナ以上のJCBオリジナルカード | ポイント還元率 |
300万円以上 | ロイヤルαPLUS | 70%UP | 0.85% |
100万円以上 | スターαPLUS | 60%UP | 0.8% |
50万円以上 | スターβPLUS | 30%UP | 0.65% |
30万円以上 | スターePLUS | 20% | 0.6% |
30万円未満 | ー | ー | 0.5% |
※1,000円=1OkiDokiポイントで1ポイント5円換算
つまりJCBザ・クラスのポイント還元率をまとめると
- 普通は0.5%
- 頑張れば0.85%、いいとこ年100万円決済しての0.8%
- OkiDokiランドを経由すれば1%程度にUP
- 特約店だともっと貯まる
と言ったところでしょうか。1ポイント=5円換算は高く見積もったもので、実際は3.5-4円の価値と等価なので、ポイント還元率はより悪く感じると思います。
我らがANAマイルへの交換はというと
- 1ポイント=3マイル
となっています。つまり1,000円利用で3マイルなので、マイル還元率は0.3%。年間300万円を利用したロイヤルαPLUSでもせいぜい0.51%のマイル還元率にしかなりません。
どうあがいても他のクレカレベルかそれ以下のポイントしか貯まらないのです。それ故あまりマイラーにお勧めでないカードとなっています。
JCBザ・クラスのメリットはココだ!
陸マイラーとしては残念なJCBザ・クラスですが、取得したときは今までのどんなカードを入手した時よりも興奮しました。やはりMade in Japanだからだと思います。
AMEXは格好良くて好きです、VISAはどこででも使える信頼感があります、ダイナースは最近は残念がちですが所有欲を満たしてくれます、でも、やはり「Japan Credit Bureau」=「JCB」、日本人としてどうしても応援したくなるカードなんでしょうね。
しかしそんな精神論じゃ語れないJCBザ・クラスのメリットを簡単に挙げてみたいと思います。
- すぐつながるコンシェルジェデスク|ガイダンスをはさみません
- 最強旅行保険サービス|これ1枚で安心
- 同行者1名OKのプライオリティ・パス
- 家族カード8枚まで無料発行
- 比較的安い年会費|5万円+税
ディズニー特典では語れないJCBザ・クラスのメリットを挙げてみましたが、よくよく考えると他のプラチナ・ブラックカード達と比較して「年会費が安い」以外の大きなメリットがないような・・・(・・;)。
結局「JAPANを応援したい」という精神論と、安くてプレミアムなクレジットカードを持ちたいというコジコジ精神と、インビテーションがほぼなく発行が困難なカードを征服したいという、なんとも言えない理由しかこのカードの存在価値を見いだせませんでした。
まとめ
日本が誇るクレジットカードブランド「JCB」の最高峰JCBザ・クラスのみに許された特典「ディズニーランドの会員制レストランクラブ33」特典が廃止になるというニュースを耳にしました。
そこで再度このカードのディズニー特典やそれ以外のメリットを考えてみました。
このカードは「マイル関係ない」「ポイント関係ない」「とにかくこのカードが好き(うまく理由が伝えられないけど)」「ディズニーで特別な体験がしたい」というヒト達にとってはとてもベネフィットが大きいカードです。
ワタシのように「マイル大好き」「ポイント還元率はできるだけ高く」「ディズニーは10年に1回行くか行かないか」ぐらいだと、あんまり美味しいカードではありません。再認識しちゃいました。
正直日本のサービスが大好きで「JCB」ブランドであること、それがこのカードを保有する理由と言っても過言ではないような気がします。また最近のアメックスプラチナカードやダイナースプレミアムカードのように発行ハードルが下がっている中で、未だに発行が困難ということには価値はあると思います。ただJCB以外のブランドも大好きなワタシは今後(解約するか)どうかは考え中であります。
最後に思うのが、クラブ33は紹介会員制は維持しつつJCBザ・クラスに限らないヒト達に間口を開けるための今回の決定なんじゃないかなぁ、と少しだけ思っています(勝手な想像ですが)。
ショックです!!!
クラブ33に入りたいからと今年から頑張って40までにはザクラスを…
と思っていたのに
一般人で紹介ではなくクラブ33が利用できるような道がまたどこかにできるんでしょうか…
JCBを使い続ける重荷が降りたので(?)
ほかのカードと使い分けしながら使っていきます
情報ありがとうございました^_^
いつも見てます^_^
私も福岡人なので、とっても参考にさせていただいております!!!
コメントありがとうございます!
ショックですよね!皆さんそうおっしゃっています。
ワタシとしては抽選になった段階で諦めていた特典なのですが、
まさかこの展開は読めませんでした。
ただ大どんでん返しがあるかもしれないので、
年会費分は解約しないでキープしてくださいね。
デマかも、なんて憶測も広がっていますし(^_^;)・・・ショックな人たちの願望っぽいですが。
同じ福岡(当方は厳密には北九州ですが)ということで、今後もよろしくお願いします!