日本のフラッグシップキャリア「日本航空(JAL)」のマイレージプログラムは「JALマイレージバンク(JMB)」ですが、子供も入会することができます。
JMBに入会すれば子供もマイルを貯めたり、JALファミリークラブに入会すれば子供のマイルも合算してファミリーマイルとして利用することが出来ます。
今回は子供をJMBに入会させ、最近少し煩わしいなと思うことがあったのでご報告します。
JMBは幼児から入会することが出来る
JALのマイレージプログラム「JMB」は幼児から入会することが出来ます。子供は国際線だったら2歳から、国内線だったら3歳から座席を確保して小児運賃でのチケット購入が必要となりますが、同時にフライトマイルやFLY ONポイントを貯めることが出来ます。
次男は3歳になって半年ぐらいが経ちましたが、しっかりマイルを貯めてファミリーマイルに貢献してくれています。
FLY ONポイントも貯まっているので、ワタシや妻のJGC修行に付き合わされればJMBサファイヤになることも可能です笑。
ただいくらFOPを貯めてもJALカードに入会はできないので、JALグローバルクラブ「JGC」に入会することは出来ませんが。
子供のJMB入会について
子供をJMBに入会させる場合、大人と同様にJALマイレージバンクカード(JMBカード)に入会を申し込むだけでOKです。
JALマイレージバンクカード(JMBカード) – JALマイレージバンク
申し込むことが出来るのは、通常のJMBカード
クレジット機能がないJMB/WAONカード
そして12歳以下の子供しか申し込めない下記のお子ちゃま用カードです。
ワタシは子供用のカードはお子ちゃま用しか無いと思い込んでいたので、長男は「飛行機カード」、次男は「しろたんカード」で申し込みました。
ワタシが申し込んだときは「しまじろうカード」は無かったので、ここ半年で新しく発行されたのだと思います。
どのJMBカードがおすすめか
ワタシはお子ちゃま用カードが子供用でお勧めかと思っていたのですが、子供も発行できるJMB/WAONカードには大きなアドバンテージがあったのです。
だいちぃさんのブログで気付かされたのですが、子供にはJMB/WAONカードという選択肢もある、そしてJMB/WAONカードは「タッチ&ゴー」サービスに対応している、と言う事実があります。
JALの上級ステータスを持っていないと、チェックインカウンターで長蛇の列に巻き込まれた経験もあるかと思います。子供も「タッチ&ゴー」が出来れば、預け荷物がなくWebチェックインや端末によるチェックインが完了していれば、カウンターの列に並ばずに制限エリア内に入ることが出来ます。
子供専用のWAONカードにもなり、大きな子供だったら電子マネーに触れさせるいいカードにもなります。
子供がJMBに入会していると煩わしいこと
子供たちのJMBお子ちゃまカードは、JMB/WAONカードにWeb上で簡単に切り替えることが出来ます。ただワタシは「タッチ&ゴー」があまり好きじゃないので、今のところ切り替える予定はありません。
と言うのは、発券される航空チケットには自分の搭乗便の情報がいろいろ載っていて、すぐ目で見て確認できる安心感があるからです。なので、必ず紙のチケットを発券しています。
そして子供同伴の家族旅行の際、子供の年齢確認が必要だからかANAをよく利用していた時は発券機ではなくチェックインカウンターに行く必要がありました。JALでもその流れで必ずチェックインカウンターを利用して発券することにしています。
今年に入ってからJGC入会を目指してJALばかりを利用しているのですが、JALのチェックインカウンターでチケット発券の際、必ず家族全員のJALカードもしくはJMBカードの提示を求められるのです(子供の分だけじゃなく妻のもです)。
ANAの時はメインのANA番号が載っている自分のANAカードを提示をすればいいだけで家族全員分の発券ができたので、最近コレが非常に煩わしく感じます。
本人確認のために必要な作業のようですが、タッチ&ゴー機能もクレジット機能もWAON機能もないJMBカードなどいちいち持参しないので、その都度「ありません」と答えています。
カードがない場合の本人確認は「名前をフルネーム」で尋ねられるので、それに答えれば完了するのですがANAではなかった手続きなので、ちょっとだけ煩わしいです。ANAでも子供にはANAマイレージ番号を発行していてマイルが貯まっているので条件は同じなはずなのですがね。
違いがあるとすれば、ANAでは子供のカードが手元にありません。もちろん作ることも可能なんでしょうが、無くても特に困ることは今までありませんでした。子供の発券手続きをしたワタシのANAカードさえあればOKだったからです。
ただANAの場合、少なくとも今までは子供同伴の際、発券機で発券しようとすると必ずエラーがでてチェックインカウンターでの発券が必要にはなっていました(2018年は違うのかもしれません)。それは同伴搭乗する子供の確認のためらしいですが、わざわざ本人確認やANAマイレージ番号を聞かれることはありませんでした(Web発券時に番号は登録しているから当たり前です)。
ちなみに子供がJMB入会していなかったらどうなるのかというと、必ずチェックインカウンターでの本人確認が必要になるので、この本人確認というプロセスは避けることは出来ません。
それならば、「JMBカードありますか?」と問われて「ありません」と答えるのが、自分が間違っていることをしているような気がして気分が悪いので、今後は子供の分のJMBカードも持ち歩こうと思っています。
もちろん本人確認という作業の重要さは理解していますし、ANAでも子供の確認作業は行われるので結果として条件は同等なんでしょうが、旅行時になるべく財布を軽くするために余計なカードは持ち歩かないようにしているワタシとしては、子供のJMBカードを持ち歩く必要があるのは、ちょっと煩わしいなぁ、と感じるわけです。
ご注意を
実は子供のJMBカードが有れば子供がいても発券機での発券が可能になるので、行列ができているチェックインカウンターで発券を避けることができ、逆に有用かもしれません。預け荷物すら、最近はセルフ機が普及しつつありますし。
またANAも、今では無料搭乗が可能な幼児に必要な「幼児券」ですら発券機で発券可能となっているので、子供がいたらわざわざチェックインカウンターに行かなくてはならないと思っているワタシは時代遅れのアナログ野郎な可能性もありますが・・・。
自動チェックイン機の操作方法 | ご旅行の準備 [国内線] | ANA
ANAについては上級会員になってプレミアムカウンターを利用できるようになり、いつもチェックインカウンターで発券するようにしているので子連れでの発券機利用が最近どうなっているのか確認できていない次第です。
まとめ
JALでもANAでもそれぞれのマイレージプログラムに子供を入会させることができ、子供のマイルを貯めることが出来ます。
ファミリーマイルとして家族で合算してマイルを利用することが可能なので、子供の航空券を有償発券するのならマイレージプログラムに加入させておかない手はありません。
子供を連れて飛行機に乗る際には子供の本人確認が必要なにも各社同じだと思います。ただJALの場合、マイレージプログラムに入会させているとチェックインカウンターでJMBカードの提示を求められます。
無くても子供の名前をフルネームで伝えるだけで完了するので、カードはなくても問題ありません。ただカードの提示を求められるということは、JAL搭乗の際はJMBカードやJALカードは全員が持参するのが前提であると感じます。
無用なトラブルを避けるためには、子供のJMBカードも持参する方が無難でしょう。