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【新ルール準備段階】JAL国際線特典航空券PLUSが準備期間に入りついにスタート|新ルールを再確認し増加する必要マイル数に備えよ

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2018年7月12日木曜日にアナウンスされた「JAL国際線特典航空券PLUS導入のお知らせ」は、そのニュースの中に「JAL国際線特典航空券がさらに便利に取りやすく生まれ変わります」と記されていました。そしてそのJAL国際線特典航空券PLUSは2日後の2018年12月4日からついにスタートします。

それに合わせて2018年12月3日(月)〜4日(火)にかけて、JALの特典航空券予約システムの一時停止が予定されています。ですので本日JALの国際線特典航空券が予約できなくてもトラブルではありませんのでご注意下さい。12月4日の8:00までを予定しているようです。

停止するサービス

・JAL国際線特典航空券の予約、発券手続き、キャンセル待ち予約の変更
・JAL国際線特典航空券-空席照会カレンダー

この新しいJALの制度はワタシみたいな立場の小マイル持ちには改善となる可能性があります(^^)。

この記事では今年2018年12月4日から導入される「JAL国際特典航空券PLUS」について、以前の記事を元に再度勉強していきたいと思います。

ニュースの詳細は、JAL公式ページをご参照下さい。

JAL国際線特典航空券PLUSとは

JAL国際線特典航空券PLUSとは、コレまでキャンセル待ちとなっていた特典航空券枠が追加のマイルを支払うことで利用できるようになるサービス、となっています。

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JAL国際線特典航空券の基本必要マイル数に変化はなく、PLUSだと今までキャンセル待ちをしていて利用できなかったケースでも追加のマイルを支払って予約できるようになります。

追加の必要マイル数は予約残席に応じて変動する、とのことです。もちろん満席だと利用できないケースとなりますし、より早く予約した方が必要マイル数も増えないでしょうから早いもの勝ちの様相は変わらなさそうです

注意点として

  • ファーストクラスはPLUSの対象外
  • 予約変更時は取り消し・払い戻しを行い予約のし直しが必要|手数料3,100円
  • JAL国際線アップグレード特典、JMB提携航空会社特典航空券、ワンワールド特典航空券は、ルールの変更はなし

となっています。

正直これだけだとピンときません。JALは「利用しやすくなる」と謳っていますが、どういうことでしょう。

JAL国際線特典航空券ルール変更のポイント

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JALは変更のポイントを3つ挙げています

  1. 特典航空券を利用できるチャンスが広がる
  2. (すぐに予定確定できるので)旅のプランが立てやすくなる
  3. コレまでよりも少ない必要マイル数で利用できる路線もあり

一つ一つ確認していきます。

01|特典航空券を利用できるチャンスが広がる

特典航空券を利用できるチャンスが広がるとはどういうことでしょう?

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公式によると、今まではキャンセル待ちで利用できなかった日も、PLUSとして追加マイルを支払えば予約できるようになる(可能性がある)、と言うことです。

特に人気路線だとキャンセル待ちで順番が回ってくることはまずありませんでした。それがマイルさえあれば利用できるようになります。必要マイルは増えるけど、特典航空券を利用できるチャンスが増えるとはそういうことですね。

さてどのぐらい必要マイル数が増えるのでしょうか?まずは大人気路線で、ワタシも狙っていますが全く予約できないホノルル線について見てみます。

・エコノミー(基本20,000マイル)|片道最大114,000マイル、往復だと1人228,000マイル

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・プレエコ(基本30,000マイル)|片道最大123,000マイル、往復だと1人246,000マイル

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・ビジネス(基本40,000マイル)|片道最大224,000マイル、往復だと1人448,000マイル

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必要な基本マイル数は同じなのですが、最大のマイル数がとんでもない値になっています。

必要な追加マイル数は時期や残席数に応じて変動するとありますが、最大のマイル数だったら「x1.5倍のeJALポイント」にして有償で買った方がよっぽどマシです。

エコノミーで例えばPLUS適用で往復1人200,000マイル、家族4人で800,000マイルなら、eJALポイントは120万円相当の価値になります。コレ、お盆時期の有償チケットだって買えますよ^^;

逆にeJALポイントに換算して、追加マイル数を変動させているのかもと思っちゃうぐらいです。特典航空券を利用するチャンスは増えるかもしれないですけど、それはマイルが余って余ってしょうがないマイル長者様だけでしょうね。

ついでにカテゴリーで「アジア2」に入る、人気の東南アジア路線も見てみます。

・エコノミー|片道基本12,000マイル〜、最大〜93,000マイル

・プレエコ|片道基本25,000マイル〜、最大〜86,000マイル

・ビジネス|片道基本40,000マイル、最大〜246,000マイル

上記は大体の数値で、例えばマニラだともっと少ないですが・・・東南アジアだと有償チケットやeJALポイントを有効に利用した方が安くなるケースの方が多いかもしれません(ToT)。

東南アジアですら気軽に旅行できない世界が待っています(T_T)。

まあ実際は、とんでもない最大数になることはめったに無いでしょうが、ワタシが狙う夏休みのホノルル線はなんだか追加マイル数が多そうでちょっと怖いです(-_-;)。

02|(すぐに予定確定できるので)旅のプランが立てやすくなる

次に「旅のプランが立てやすくなる」とあります。

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どういうことかと言うと、今までキャンセル待ち前提で旅程を立てざるを得ない時でも、追加マイルさえ支払えば旅程が確定するので、旅のプランを立てやすくなる、ということです。

まあ特典航空券を確保さえできれば、その他の準備も進められるので全くその通りです。その陰で「予約変更不可」と言う大改悪が潜んでいるのですが・・・それはまた後で。

03|コレまでよりも少ない必要マイル数で利用できる路線もあり

基本マイル数の見直しにより、今までよりも少ないマイル数で特典航空券を利用できる路線があります

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例えばシンガポールにエコノミー利用の特典航空券は17,500マイルだったのが12,000マイルに減少しています。

基本マイルだけで予約できるのならば、それだけは「改善」と言えなくもないです。

必要マイル数が減る路線としては(カッコは元の基本マイル数)

  • 高雄|8,500(10,000)
  • クアラルンプール|14,500(17,500)
  • ジャカルタ|15,500(17,500)
  • シンガポール|12,000(17,500)
  • ハノイ|13,000(17,500)
  • ホーチミンシティ|13,000(17,500)
  • シドニー|18,000(20,000)
  • モスクワ|17,500(20,000)
  • パリ|26,000(27,500)
  • フランクフルト|23,000(27,500)
  • ヘルシンキ|23,500(27,500)
  • ロンドン|26,000(27,500)

今のところ以上のようです。東南アジア・オセアニアで基本マイル数が減少するのは嬉しいですね。ただマイル数が減るのは結構ですが、その分競争が激しくなり、結果より多くのマイルをPLUSとして必要になるのならば本末転倒と言わざるを得ません

JAL国際線特典航空券のルール変更について

JAL国際線特典航空券PLUSの導入に合わせて、JAL国際線特典航空券のルール変更が発表されました。

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気になるポイントして

  • 旅行形態|海外発日本経由旅程の廃止
  • 利用区間|国際線1区間まで
  • 利用クラス|ファーストクラスは異なるクラスとの組み合わせ不可
  • 必要マイル|PLUSの導入
  • キャンセル待ち|ファーストクラスを除いて不可
  • 予約変更|不可
  • 有効期限|予約便に限り有効

です。

必要マイル数が増える可能性はPLUSの導入で明らかですが、その他の「キャンセル待ち不可」「予約変更不可」「有効期限は予約便限り」などは、今まで特典航空券の柔軟な立場を享受してきた人たちにとっては「大改悪」と言ってもいいポイントだと思われます。

キャンセル待ち不可とは言ってもキャンセルは出るでしょうから、欲しい路線が満席となったら、毎日毎日予約画面をチェックし続け無くてはならない地獄が待っています。もう有償で買いましょうよ・・・。

海外発日本経由海外着の旅程はHNTマイラーには人気の利用法だったので残念でしょうね。(こちらの必要マイル数は増加しましたが)JAL提携航空会社特典航空券などでまだまだ組み合わせによってはマイルの旅を楽しむことができるとは思います。

いつから適応か?それまでどうすればいいのか?

JAL国際線特典航空券PLUSの開始は2018年12月4日からとなっています。

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PLUS開始前までに予約・発券済みの場合は

  • 発券までしていれば、PLUS開始前なら前のルールを適応
  • キャンセル待ちの場合、発券がPLUS開始後なら新ルールが適応
  • PLUS開始後はキャンセル待ちの便変更は不可

などは注意点となっています。ワタシは来年の夏、すでにJALの国際線特典航空券を確保しているのですが、すでに発券済みなのでPLUS導入前のルールが適応されることになります。

旧ルールで発券した旅程は新ルール後も変更できるのでしょうが、更に新ルール後に2度めの変更を行うときはどっちが適応されるのか・・・まだ分かりません。

繁忙期でいつもキャンセル待ちとの戦いをしている旅程でしか利用できない人たちは、PLUS開始前に発券まで完了させた方が一般的にはベターでしたが、システム改修のため12月3日はおそらくもう予約できないでしょう

ただマイルがたくさんあれば、必要マイル数の増加により競争が軽減するので希望の旅程で予約が取りやすくなるかもしれないので、新ルールを待つのも一つの手でしょう。

その際、新ルールでの発券は「変更不可」と言う最も大きな重しがかかってくることになるので、その点は注意が必要と思われます。

昨年9月からJALマイラーにスイッチしたワタシとしては

ワタシが元々陸マイラーを始めたきっかけはごくごく平凡で、ハワイに特典航空券で行きたい、でした。特典航空券の発券に関しては、当時よりANAよりJALの方が容易と言われていたので、昨年の夏休みハワイ旅行(有償チケット)から帰ってきてJALマイルを貯め始めました。

しかし貯め始めてやっぱり分かったのは、JALと言えども夏休みを希望の旅程で特典航空券を利用するのはほぼ不可能、と言うことです。まあ予想してましたけど(^_^;)。

なので元々特典航空券にそれほど期待をしていなかったので、今回の新ルールを聞いても正直それほど大きなダメージじゃなかったのです。

ハワイ以外でも、特典航空券で海外旅行をしたこと無いので今回の新ルールがどう影響を及ぼすのかピンとこないだけかもしれませんが。

今回の新ルールは「もっと普通に特典航空券を利用して下さい」と言うメッセージじゃないかと思っています。

PLUSで必要マイル数が増えること以外は、決まった旅程での旅行しかできない立場としては「キャンセル不可」も「予定変更不可」も「予約便限りの有効期限」も全く当たり前のことで、JALに決められるまでもなく元々そういう旅行しかできないんです

かと言って、各航空会社はマイルを利用してもらってでも席を埋めて顧客を増やすことを推奨していると思っていたので、ちょっと意外でした。

まあ願わくば、PLUSの導入でちょっと必要マイル数が増えてでもホノルル線の特典航空券が利用できたらなぁ、と前向きにとらえています。何れにせよ12月4日の8時以降、トラブルがなければ結果が判明します。ど平日の午前、330日前の予約でなければ8時から新ルールでの特典航空券予約ができる計算になります(実際はいろいろトラブルでそんなにスムーズにいくとは思えませんが)。記事書くのが大変そうです^^;。

まとめ

2018年7月12日に発表され2018年12月4日よりいよいよ始まる、JAL国際線特典航空券の新ルール「PLUS」についてまとめてみました

世間一般では確かに大改悪だと思いますが、ワタシは少し冷静に眺めています。

来年の夏休み期間はハワイに行かないことは決定しているので、2019年はどの程度のマイルがPLUSとなって必要になったかをしっかりリサーチして、1年単位で計画的にマイルを貯めて、2020年のハワイ旅行計画に生かしていきたいと思います。

願わくば家族4人、ハワイ路線プレミアムエコノミーで30万マイルぐらいに収めて下さい!それならばバイマイルしても、繁忙期としてはまだ特典航空券の方がお得なんですm(_ _)m。

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