JALが入札額に応じて、予約・購入済のクラスから座席のアップグレードできるサービスを開始します。
同じようなサービスはANAではすでに行われており、世界中のエアラインにも存在します。
今回はJALも満を持して参戦ということで、まとめてみました(公式ページはこちら)。
目次
JAL入札アップグレードについて
JAL入札アップグレードとは、入札額に応じて自分が予約・購入済のクラスから座席のアップグレードができるサービスです。
対象のお客について
JAL入札アップグレードに申し込める対象は、JAL Webサイトで航空券を購入済みで、アップグレードクラス空席状況に応じて配信する案内メールを受け取ったお客です。
ANAでも対象は同じです。
アップグレード後の搭乗クラスについて
アップグレード後の搭乗クラスは以下のとおりです。
- プレミアムエコノミークラス
- ビジネスクラス(プレエコ設定のない機材の場合)
基本的にエコノミークラスからプレミアムエコノミークラスへのアップグレードの申込みが入札制度の対象です。
ただ機材にプレミアムエコノミークラスが無い場合はビジネスクラスも対象になります。
ANAの入札制度である「Bid My Price」でのアップグレード後の座席はプレミアムエコノミークラスのみであり、JALの方が柔軟と言えます。
そもそもANAのプレミアムエコノミークラスの座席数は非常に少ないので、ANAの入札制度の有用性はとても低いです。
JALの場合はプレミアムエコノミークラスの座席数も多めで、プレエコの設定がなければビジネスクラスも選択できるので、より柔軟性が高いと言えます。
入札路線の対象路線について
対象路線はJAL運航路線となっています(コードシェアは除く)。
この点でもANAはすべての運航路線が対象ではないのでJALの方が柔軟な対応です。
積算マイルおよびFLY ONポイント
気になるFOPの積算は、入札前に購入した予約クラスに準じます。この点はマイルを利用したシートアップグレードと同じですね。
JAL入札制度の利用の流れについて
JAL入札制度の利用の流れは以下のとおりです。
- 対象のお客へ、入札案内メールを送信|出発7日前
- 入札申し込み|出発48時間前まで
- アップグレード結果の案内|出発24時間前まで
支払手続きまで行いますが、落札しなかったら引き落としは行われません。
ANAのときもそうでしたが、出発7日前というのはかなり直前で唐突感が否めません。
出発7日前から出発48時間前までの間に、目に見えるライバルと入札額を競い合うわけです。
サービス利用上の注意点は以下のとおりです。
- 空席状況に応じて、サービスを実施しない場合がある
- 一部のお客のみの入札は不可
- 入札後の座席は後で変更可能|同伴者の隣席は保証できない
特筆すべき点は、ANAでは座席指定ができなくなりますがJALではできる、というところです。全体的にJALの方が柔軟で交換が持てますね。
JAL国際線入札アップグレード導入記念キャンペーンについて
JALは今回の入札制度導入にあたってキャンペーンを実施する予定です。
内容は以下のとおりです。
2020年6月30日までに、当サービスにてアップグレードされ、かつ、ご搭乗されたお客さまを対象に、アップグレード後の予約クラス(ビジネスクラス:X 125%、プレミアムエコノミークラス:E 100%)の、マイルおよびFLYONポイントが貯まります。
通常だったら入札前の予約クラスでの積算となるマイル・FOPが、アップグレード後の予約クラスに準じたマイル・FOPの積算となります。
今は新型コロナウイルスのパンデミックにより6月30日までに国際線を利用する機会も少なくなっているのですが、もし利用できて落札できたらラッキーですね。
まとめ
JALの国際線で新しいサービスが始まります。JAL入札アップグレードサービスで、エコノミークラスでの予約からうまくすればプレミアムエコノミークラス(設定がない時はビジネスクラス)にアップグレードすることが可能です。
JALでもANAでも同じですが、アップグレードできる予約クラスというのは決まっていて、通常のマイルなどを利用したアップグレードを申し込めないときがあります。
もしこの入札制度の対象となったら、実費はかかりますがより快適な旅を送るチャンスを得ることができるのです。
そんなにお安くはないと思いますが、申し込むだけ無料なので、もし入札サービスのメールが届いたら許容範囲内の金額で入札してみてはいかがでしょうか(^^)