新型コロナウイルス感染症が変異株の影響もあってなかなか落ち着かない中、日本のフルサービスキャリアであるJALが追加のコロナ対応策を発表しました。
それは2回目のボーナスFLY ONポイントを積算するというものです。
JALのFLY ONポイントをボーナス積算については今年の初期にすでに付与されていたのですが、ココに来てまさかの2回目です。
合計するとJALのステータスを容易に獲得できる…どころか、JALカードを利用していたら1回乗るだけでもステータスを獲得できてしまうという恐ろしいサービスです。
JALのFLY ONポイント積算ボーナス2回目とは
JALマイレージバンクは2021年9月中旬にステータスに応じたFLY ONポイントのボーナスを積算することを発表しました(公式ページ)。
第2回目のボーナスFLY ONポイント(FOP)ボーナスは1回目より若干少なくなっています。
- JMBダイヤモンド|35,000FOP
- JGCプレミア|17,000FOP
- JMBサファイヤ|10,000FOP
- JMBクリスタル|4,000FOP
実はJALカード会員限定で、暦年の初回登場に対して5,000FOPを積算するというキャンペーンが毎年行われています。その5,000FOPと第1回目を加えると…
- JMBダイヤモンド|35,000+40,000+5,000=80,000FOP(=JGCプレミア)
- JGCプレミア|17,000+28,000+5,000=50,000FOP(=JMBサファイア)
- JMBサファイヤ|10,000+15,000+5,000=30,000FOP(=JMBクリスタル)
- JMBクリスタル|4,000+8,000+5,000=17,000FOP(=??)
ご覧のようにクリスタルを除いた他のステータスでは、1回搭乗するだけでひとつ下のステータスを獲得できちゃうんです。
JALは今年はもう諦めたのかもしれませんね…
驚愕のサービスセレクション対象外に阿鼻叫喚
第2回目のボーナスFOP積算という発表の中でこっそり混じっていた阿鼻叫喚の事実があります。
それは今回の第2回目だけでなく第1回目も含めたボーナスFOPは、JMBダイヤモンド・JGCプレミアのサービスセレクション2022の対象外にする、ということです。
ワタシみたいな家族旅行が多い立場からすると、JALのステータスを目指す意味はサービスセレクション内の「パートナーステータス」コースを選択することのみです。
そのパートナーステータスを獲得するためには、ボーナスFOPに頼らず最低でも80,000FOPを獲得しなくてはなりません。
ワタシにとってはボーナスFOPは全く意味のないものになってしまったのです。
この発表は第1回目のときには無かったものなので、JALのステータスを目指す人にとっては寝耳に水の話で大変お怒りです。もしかしたら撤回されるかもしれませんけど、どうでしょう…
まとめ
JALがまさかの第2回目のボーナスFOP積算を発表しました。
それによりあっという間にステータスに到達してしまう人、すでにFOPを貯めすぎて大幅にオーバーしちゃう人、最初から対象外の平JGC会員の人と、色々な立場に分かれました。
しかし何よりボーナスFOPがサービスセレクション獲得のためのポイントとしては対象外というのは…さすがにビックリでした。JALさん前言撤回しますかね?
ところでワタシは現在JMBクリスタルなのですが、クリスタルの人にとってもなんのメリットもありませんでしたね笑。