ANAインターコンチネンタルホテル別府リゾート&スパは2019年8月に大分県の別府市に新規オープンしたインターコンチネンタルホテルズ&リゾートグループ(IHG)のホテルです。
IHGの中では最高級ブランドであるインターコンチネンタルを冠する一流ホテルでありながら別府温泉の一角である明礬温泉の近くに立地しており、源泉掛け流し温泉を楽しむこともができます。
今回は子ども2人を含めて5人で宿泊したこのホテルの客室についてご紹介したいと思います。
宿泊したのはJrスイートルームです。本来はクラブインターコンチネンタルツインルームだったのですがアップグレードしてくださいました。
またインターコンチネンタルツインルームも同時に利用することができたので、そちらのお部屋についてもご紹介していきたいと思います。
目次
ANAインターコンチネンタルホテル別府リゾート&スパについて
別府の街から西の方角にある鶴見岳を見上げる方にある明礬温泉の近くにANAインターコンチネンタルホテル別府リゾート&スパは2019年8月に開業しました。
IHGの中で最高級ブランドであるインターコンチネンタルホテルは日本に9棟あり、その1つがANAインターコンチネンタルホテル別府リゾート&スパです。
他のホテルは都会に6棟、沖縄・石垣島に1棟ずつとなっており、別府という一大観光地とはいえ他の日本インターコンチネンタルホテルに比べると立地という意味では見劣りするかもしれません。
しかし源泉掛け流しの温泉を有している点では他のホテルにない魅力として、多くのインターコンチネンタルホテル大好きな会員の興味を引いています。
ANAインターコンチネンタルホテル別府の概要につきましては、冬のインフィニティプールについてまとめた下記記事の前半に載っているのでご参照ください。
今回は最初に予約したクラブインターコンチネンタルツインルームからアップグレードされたJrスイートルームをご紹介したいと思います。
インターコンチネンタルホテルだけのステータス|アンバサダーについて
お部屋のご紹介の前にインターコンチネンタルホテルだけのステータスであるインターコンチネンタルアンバサダーについてご説明します。
インターコンチネンタルホテルはIHGに所属するホテルなのでIHGリワーズクラブのステータスが適用されるのですが、IHGの中でも特別なブランドであるインターコンチネンタルにはそれとは別に独自のリワードステータスが存在します。
それがインターコンチネンタルアンバサダーです。
詳しくは上記記事にまとめていますがポイントを抜粋しますと…
- 客室アップグレード保証
- 午後4時までのレイトチェックアウト
- レストラン&バーの最大20USドル相当の飲食クレジット
- ウィークエンド無料宿泊
- IHGリワーズクラブプラチナエリートステータス
以上のような特典が200米ドルで買うことができる、それがインターコンチネンタルアンバサダーの魅力です。
他のホテルグループと異なる凄みは、客室アップグレードや午後4時までのレイトチェックアウトが【保証】となっている点です。
他のホテルグループにも似たような特典はありますが、だいたい【空室があれば】という条件がつくアップグレードやレイトチェックアウトが【保証=絶対対応】となっているんです。
もしホテル側がホントに満室で対応できない場合は何かしらの代替手段を用意しなくてはいけないということになっています。
ポイント加算やクレジットなどです。
ワタシは上記のような特典があるので年に1−2回も泊まらないインターコンチネンタルホテルですがアンバサダー会員となっています。
今回はそのアンバサダー会員の特典として、元々予約していたクラブインターコンチネンタルツインルームからJrスイートルームにアップグレードしてくれました。
その価値は上記画像のとおりで、大変ありがたく存じます。
ANAインターコンチネンタルホテル別府のJrスイートルームの紹介
では早速アップグレードしてもらえたANAインターコンチネンタルホテル別府のJrスイートルームをご紹介していきます。
アサインされた部屋はクラブラウンジもある3階の1番東寄りにあるJrスイートです。
元々予約していたクラブインターコンチネンタルルームはこの東寄りの棟の南側にだいたい位置しているので、そこからのワンランクアップです。
大きなドアを開けるとすぐ右手には独立した広いクローゼットがあります。ココに下駄や浴衣なども用意されていて、セキュリティボックスもあります。
クローゼットの奥はウェットエリアにつながっていて、長いダブルシンクの洗面所にシャワーボックス、バスタブ、そしてウォシュレットトイレがあります。
このトイレ、ご覧のように少し透けているので義母との宿泊の際にはちょっと気を遣いました^^;。
ウェットエリアは寝室にもつながっていて反対側から見た光景です。快適に過ごせそうなシャワーブースとバスタブですが、部屋のラナイには露天風呂があり、温泉大浴場もあるのでこちらは利用しませんでした。
ではメインのリビングルームです。Jrスイートなので右側のベッドルームとは隔てられて独立したリビングルームがあります。
かなり広くて贅沢な空間です。部屋は北東寄りなので朝日は入りますが、それ以降は太陽は入りません。外には天然露天風呂が見えていますね。
リビングの隣のベッドルームです。奥にあるのはエキストラベッドです。東に面しているので別府湾が一望できます。
子連れとしてベッドをくっつけようとしたのですが、動きそうではあったのですが今までになく重いベッドで無理でした。
ベッドルームを反対側から見るとご覧のとおりです。奥と手前、2箇所からウェットエリアにアプローチできます。
ウェットエリアとの間にある木の模様が素敵なすのこですが、透けているけどスクリーンを下ろすことによって光をシャットアウトすることも可能です。
リビングにあるソファーは快適そのもので、目立たないようにちゃんとコンセントもあるので子どもがずっとココでゴロゴロしながらゲームしていました^^;。
ただコンセントを備え付けたデスクがないので、パソコンを使いながらの仕事をするには不便な仕様かなと思います。
お茶パックやコーヒーメーカーは一通り揃っています。冷蔵庫は満載です。
ウォーターボトルはターンダウンサービスの際にも補充してくれるのでたくさんあり困りませんでした。そもそもクラブラウンジが利用できるので、飲み物に困るシチュエーションがありません。
ラナイとラナイにある露天風呂の様子です。北側の駐車場に面しているので、はっきり言って駐車場から丸見えです。
一応目隠しはしていますが、奥からは全然隠せていません。しかもこのラナイにある温泉はタオルなどをかけておく小物がないので、素っ裸での出入りが基本な感じでその点は残念でした。
ただ89という客室数に比して駐車場が広大すぎるので、一番奥の視野に入る駐車場まで人が来ることはめったになさそうです。
しかも駐車は基本バレーパーキングサービスなので、駐車場に一般のお客が来る可能性は限りなく低いんですね。
大きさをお伝えするためにお見苦しいですが入浴の様子を載せておきます。大人一人でも十分手足を伸ばして楽しめるぐらいの広さがあるラナイの温泉浴槽でした。
北側にある駐車場を視野に入れなければ、ラナイから見る東側の別府の景色はとても素晴らしいものでした。
部屋から望む朝日も素晴らしい。
でも駐車場ビューです^^;
インターコンチネンタルルームのご紹介
今回はアップグレードされてJrスイートルームに宿泊することができましたが、ホテル側に15時までのレイトチェックアウトを希望していました。
たださすがにJrスイートを15時までレイトチェックアウトさせるわけにはいかないらしく、15時までは別の部屋を用意してくれました。
それがANAインターコンチネンタルホテル別府では一般的な客室となるインターコンチネンタルルームです。
せっかくなのでこちらも簡単にご紹介しておきたいと思います。
案内された部屋は宿泊したジュニアスイートの隣の部屋でした。
このホテルでも少ない北向きの部屋で、クラブルームじゃないので露天風呂はなしです。ただ3時間ぐらいの滞在になるので、全く問題ありません。
ツインベッドルームにくつろげるソファー、デスクにラナイとJrスイートルームをギュッと圧縮した感じです。ラナイには露天風呂はありません。
この部屋に露天風呂がつくのが一般的なクラブインターコンチネンタルルームとなります。つまり最初に予約していた部屋です。この部屋だと流石にエキストラベッドを入れた5人の宿泊は厳しい感じですね。アップグレードに感謝感謝です。
一般的な客室でもウェットエリアにも力が入っています。一番奥にトイレがあります。やっぱり透けていますね。
レイトチェックアウト用に別室を用意してくれたおかげでチェックアウトの日の昼下がりにもプールで遊ぶことができたし、出発前に仮眠をとって運転も楽にできたし、ホント感謝しかありません。
もちろんレイトチェックアウトを保証してくれるインターコンチネンタルアンバサダーのおかげですが、そのために尽力してくれるスタッフの方々も素晴らしかったです。
まとめ
大分県別府市に2019年8月にオープンしたANAインターコンチネンタルホテル別府でアップグレードされたジュニアスイートルームをご紹介しました。
とても広くて快適な1日を過ごすことが出来るお部屋です。
露天風呂が付いているのでいつでも温泉に入れるのがいいですね。
さすがに自力で最初から予約はできませんのでホテルステータスに感謝です。
これはいいっすね!数回で確実に元もとれそうですね!
そうなんですよ〜(^^)
ただ泊まるたびに確実に8諭吉ぐらいは吹っ飛んでいくので、
1年に1回が限界です(ToT)