世界的なホテルグループは2020年の新型コロナウイルスパンデミックによる宿泊数減少に対して、グループ自身もダメージを受ける中でホテルメンバーの救済策を打ち出しています。
予約のキャンセル無料などがありますが、今回はホテルのエリートステータス救済についてです。
今のところ各ホテルチェーンの救済策は【2020年3月11日現在】以下のようになっています。
※情勢の変化で情報は変化します
- ヒルトン・オナーズ|対象地域でステータス延長(日本在住者は対象外)
- ワールドオブハイアット|対象地域でステータス延長(日本在住者も対象)
- IHGリワーズクラブ|対象地域でステータス延長(日本在住者は対象外)
- マリオットボンヴォイ|対象地域でステータス延長(日本在住者は対象外)
今のところ日本在住者も救済されるのはハイアットのみとなっています。
今回はIHGリワーズクラブについてです。
IHGリワーズクラブの新型コロナウイルスパンデミックに対するステータス救済策
IHGは対象地域(中国・香港・マカオ・台湾)在住者の現在のステータスを2021年12月31日まで延長します。
ただし日本在住者は対象外です。
その代わりではないですが、ステータスを維持するための必要なリワードポイント数や滞在数を約25%削減することをアナウンスしています(公式サイト)。
- ゴールドエリート|10,000ポイントor10泊→7,000ポイントor7泊
- プラチナエリート|40,000ポイントor40泊→30,000ポイントor30泊
- スパイアエリート|75,000ポイントor75泊→55,000ポイントor55泊
特にスパイアエリートの55,000ポイントはハードルが低めで、IHGの最上級ステータスになりやすいと言えます。
ただIHGプラチナエリートはインターコンチネンタルアンバサダーに申し込めば同時に付帯します。
また最上級のIHGスパイアエリートも、ANAダイヤモンドメンバーからのプレゼントキャンペーンで付帯することが決まっています。
なので、ワタシにとってはあまり救済策となりませんが、ホテルグループも苦境な中メンバーを第一に対策を考えてくれる姿勢に好感度高しです。
ちなみにインターコンチネンタルアンバサダー会員も3ヶ月の無料延長が提供されるようです。
ワタシは5月1日に更新なので8月まで延長されるということでしょうか?
今のところ表記は変わってないようです(今後数週間で対応予定らしい)。
まとめ
IHGリワーズクラブの、新型コロナウイルスパンデミックに対するメンバー救済策がアナウンスされました。
新型肺炎はまだまだ世界中で広がりを見せていますので、また情勢が変わったら対応策も変わってくると思います。
旅行自粛に伴いホテル収益が悪化しているにも関わらず救済策を考えてくれると、ぜひ落ち着いたら泊まりに行きたくなりますね。