2018年8月下旬に、26年ぶりに大型のハリケーン・レインがハワイ諸島に接近しました。ハワイでは季節風と海水温の影響でハリケーンがほとんど来ないと言われていましたが、昨今の異常気象の影響か、久しぶりの上陸とまでは行かずとも接近によりハワイ諸島にそれなりの被害を来しました。
8月といえば日本人にとっては多くの観光客がハワイに行くシーズンでもあります。ワタシも同様にハワイに夏季休暇で訪れていました。そのハワイ訪問時にハリケーン・レインがハワイ島をかすめてオアフ島に接近する予報となり、ハワイの地でその異常事態に遭遇することになりました。
今回は、26年ぶりにハワイ諸島に接近したハリケーン・レインの現地レポート最終日の報告とそれまでの歩みをまとめたいと思います。日時はすべてハワイ現地時間です。
目次
ハリケーン・レインによる影響が観光客にアナウンス
2018年8月22日に、宿泊先のヒルトンハワイアンビレッジにてハリケーン・レイン接近のアナウンスがされました。
エレベーター横に注意喚起としての張り紙がしてあって、それがハリケーン・レインに気づいた最初のきっかけです。
現地ではその前日から、カテゴリー5(MAX LEVEL)の超大型ハリケーンがハワイ島南方にあることがニュースに流れていて周知のことだったようですが、英語の現地ニュースを見ていないワタシは全く気づいていませんでした。
その時の予報では、弱体化しながらもホノルルに接近するのは24日金曜日とのことで、コチラでの観光や帰国に影響が出る可能性がありました。ただその時は、なるようにしかならないと考え、とりあえず部屋でニュースを流しっぱなしにするぐらいのことしかできませんでした。
ハリケーン・レインのホノルル最接近が予想される日の前日
ハリケーン・レインがホノルルに迫ってきて、現地コストコでは飲料水や食料の買い貯めが話題になっていました。しかし、観光客相手のサービスにはそれほどがないだろうと油断していたら、痛い目に遭いました。
夕方になって各レストランや24時間営業のはずのABCストアまで順次クローズしてしまい、その日の食料とミネラルウォーターの確保にかなり苦労したのです。
まさかハワイの地で、食料を求めて各ショップをウロウロしてレジの大行列に並ぶなんて思ってもいませんでした。
予想外のホノルルウォーキングを強いられましたが、何とか食べ物と飲み物を確保し、その日の夜はハリケーン・レインとホノルル発着の航空便の情報を常時チェックし続けました。
ハリケーン・レイン最接近が予想された日は、ホノルルが沈黙した
ハリケーン・レイン最接近が予想された24日は、予め大きなショッピングモールやバスやトロリー、オプショナルツアー、ありとあらゆるサービスが前日から臨時休業を決めていました。
しかし予想に反して、ハリケーンの歩みが遅く弱体化も進んだため、この日はホノルルに最接近はせず、影響もある程度の強風と曇り空ぐらいでした。
しかし予め臨時休業を決めていたサービスが再開することがなく、多くの観光客が何もできずにビーチに繰り出し、開いているレストランに殺到することとなりました。
しかしカテゴリーが大きなまま接近されるよりは全然良かったです。ホノルル空港での飛行機の発着も問題なかったようで、次の日帰国する予定だったワタシも少し安心していました。
バスとトロリー、各種サービスやショップが可動していないワイキキは何時になく静かでしたね。
ハリケーン・レインは熱帯性低気圧に弱体化し、ホノルルも平常運転に
ワタシが帰国を予定してた25日には朝方からハリケーン・レインがホノルルに最接近していました。しかし熱帯性低気圧に変わったその影響は大きくなく、熱帯性暴風雨と言われつつも、風も前日より弱まり朝から雨はほとんど降っていませんでした。
雲あれど、日差しも少し差し込むような様子でした。
ABCストアも朝からオープンしていて平常運転です。
ホノルル空港の様子も、いつもの青空は見えませんでしたが発着には影響なく平常運転でした。
低気圧としてはまだ進路にいるので多少の揺れが予想されるとの機内アナウンスでしたが、実際には揺れることもなく問題なく離陸できました。
まだ荒れている海でのオプショナルツアーなどには影響があったのかもしれませんが、徐々に平常運転に戻りつつあるホノルル最終日でした。
もちろんハリケーンから変わった熱帯性低気圧に影響により、しばらくは雨風ともに影響があるかもしれませんが、すでに日本の地に戻っているので、そこまではレポートできませんでした(^_^;)。早くいつもの青空に戻ってもらいたいところですね。
ハリケーン・レインのハワイ諸島、他の島への影響
ハリケーン・レインはハワイ諸島に南から接近しました。一番南にあるハワイ島の接近した時はまだカテゴリー3の勢力を保っており、甚大な被害を及ぼしたようです。
ハワイ島の東海岸、ヒロの街はもともと雨が降りやすい土地ではありますが、ハリケーンによる大雨の影響で、中央公園や周辺の道路が水没しました。この辺はハワイ島を訪れた時はレンタカーで走ったことがあるので、衝撃的でした。
反面、マウナケア山に守られたのか、観光地であるカイルアコナやワイコロアの辺りは、そこまでの雨は降らなかったみたいです。
ハワイ諸島で南から2番目のマウイ島では、大雨強風の影響もさることながら、発生した火事がハリケーンの強風にあおられて広範囲に広がっているというニュースが現地で流れていました。影響が心配されます。
まとめ
26年ぶりにハワイ諸島に、しかも最大規模の勢力で上陸する可能性があったハリケーン・レインに夏季休暇中に遭遇しました。滅多にない体験をしてしまったので、ハリケーンが迫るホノルルの現地レポートをまとめました。
ハワイ島やマウイ島には大きな影響を及ぼしたハリケーン・レインでしたが、オアフ島に接近する時はかなり弱体化していたので、直接的な影響はほとんどありませんでした。被害に合われた方々には本当にお悔やみ申し上げます。
恐らくほとんど被害がなさそうだったオアフ島も、間接的にはトロリーが休止し各レストランやショップ、ABCストアまで臨時休業してしまったので、観光客としてはかなり影響があったと思います。
それでも危険な目には遭わず、無事に帰国することができて安心しました。遠い異国の地でトラブルに巻き込まれたら、対処が非常に大変になるところでしたから。自身のことで誠に申し訳ないのですが、ホッとしたの一言です。
何はともあれ、コレにてハリケーン・レインのまとめは終わります。ワタシも早速仕事が始まり平常運転です。ブログ記事はしばらく今回の旅行についてになりますが、お付き合いください(^^)。
おかえりなさい!無事で何よりです!
大変でしたね~!会合も無くなったようですし、きっと気疲れしたんじゃないでしょうか?
逆に、家族とはたっぷり時間を持てたかもですし、欧米式のバケーションという事で!いかがでしょうか?(^^ゞ
いあ〜おっしゃる通りです(^_^;)。いつもならハワイから帰りたくないと思うワタシですが、今回ばかりは帰ることばかり考えちゃいましたから。
しかし、ホテルのプールや海にしか行かない我が家にとっては、行動が多く変わることはなかったのは確かです(^o^)。
ヒルトンからの花火が見れなかったことだけは心残りで、リベンジを誓ってきました( ̄ー ̄)ニヤリ。
こんにちは。初めまして。
私達家族も22日から26日まで子供を連れての初海外ということでハワイに行って来ました。
ハリケーン大騒ぎでしたね。
本来なら25日帰国予定でしたが、出発前にハリケーンの情報を知ったので、悪あがき?で1日延泊しました。
23日のハナウマ湾はキャンセルとなり、24日はレンタカーでカイルアやラニアケアも行ったものの店も休みでしたウミガメも見れませんでした。
妻の楽しみにしていたワイケレも帰国日まで休業で気まずい雰囲気に…
数年後に、リベンジしたいと思います。
コメントありがとうございます!
子連れの初海外であのハリケーン襲来は辛いですね。
ホノルル以外も機能していなかったことを教えていただきありがとうございます。
ワタシが帰国した後もそれなりに影響が残っていたのですね。
またお互いにリベンジしましょう!