年末年始、1月のハワイに行く時に気になることの1つは「泳げるのか?」と言うことです。
常夏の島ハワイと言えども赤道直下にあるわけではないので、当然1年の中で気温の変動があります。北半球なので日本と同じで日本の夏の時期は暑く、冬の時期は気温が比較的下がります。
実際のハワイの気候は熱帯・亜熱帯気候に含まれ、一応4-10月が乾季、11-3月が雨季とされています。ただオアフ島のワイキキ周辺では雨季と言っても一瞬降ってすぐに上がるような雨で、日本の梅雨のようなイメージでは全くありません。
気温の変動もありますが、最高気温では7-8月の31-32度、12-1月の27度ぐらいの違いしかありません。
それでも最高気温が27度ということは日本の初夏ぐらいの温度で、沖縄ならともかく本州では海開きはしてないぐらいの気温です。
検索してみても、1ページ目は大きなサイトしか出てこずに大体「泳ぐには肌寒いけど頑張ればイケる」程度のことしか書いてないんですよね。どの程度頑張ればいいのか全く伝わってきません。
そこで今回年始の時期、1月初旬にハワイに行く機会に恵まれましたので、頑張ってみました。その実体験を元にレポートしたいと思います。
結論は「水に入るのは頑張らなくてもイケる!水から上がるのは少し頑張りが必要!」です。
ビーチエリア|ワイキキ・クヒオビーチでの海体験
まずは多くの観光客が訪れるワイキキのクヒオビーチでの体験です。
場所は誰もが知っている上記地図の位置です。
きれいな海です。小さい子から大人まで普通に楽しんでいます。どう考えても入れそうです。
入ってみました。全然余裕です。水温的には夏の時期とさほど変わらないと思います。
ビーチから上がってホテルに戻るところ、ワイキキストリートです。皆さん半袖半ズボンで過ごしていて寒くなさそうなのが分かります。
ここでの感想は、海から濡れて上がってくる時晴れていれば全く寒くない、です。曇っていたり風に当たってしまうとちょっと肌寒いけど、それでも濡れねずみの状態でも動いていれば寒くありません。ただこのワイキキのビルディング群に入ると強烈なビル風が吹いてくるので、タオルにくるまるぐらいはしないと流石に寒かったです。
結論、少なくともワイキキビーチは全然余裕です。
沿岸・沖合エリア|Pokai Bayでのドルフィンウォッチングツアーの場合
今回ドルフィンウォッチングツアーで訪れたオアフ島西部ワイアナエ近くのPokai Bayの沖合で泳げるかを体験することができました。実際は沖合というより沿岸ぐらいの場所です。
ワイアナエはホノルルのワイキキからはハイウェイを利用して1時間ぐらいかかるそれなりに離れた場所です。ドルフィンウォッチングができる場所としても有名みたいです。
どのぐらい沿岸かというとこのぐらいです。水深5-10メートルぐらいの位置でした。
レッツダイビング!の瞬間です。この時期はウェットスーツの貸出があって7割ぐらいのお客が有料でも借りていたし船の上の強風は半端じゃないから寒すぎないかいな?と思っていましたが・・・まあまあ余裕でした笑。
海水温の変動は気温の変動から2ヶ月遅れて追随する、なんていいますが、ハワイは気温の変動が日本ほどはなく年平均気温が高めなので、水温はほぼ1年中同じだそうです。
日本は寒い時期があるので水温も下がるけど、ハワイは水温が下がる時期が無いんですね。日本の5月ぐらいと同じ気温でも、水温の事情は全然違うという結論でした。
一緒に潜った長男(9歳)もウェットスーツなしで全然大丈夫で、一緒にドルフィンウォッチングを楽しむことができました。
ただ我が家の長男は、3月下旬沖縄の海や温水じゃないプールでも頑張って入れちゃうタフガイなので、参考になるかどうか^^;。
ただ濡れた状態で上る船の上では文句なしに寒いです。太陽が当たってなんとか頑張れる!というレベルですね。それもタオルに包まっていれば基本大丈夫ですが、この辺は個人差があって、やはり寒くて丸くなってしまっているヒトもいました。
海の中では必要ないかもしれないけど、船の上の方がウェットスーツの恩恵があったかもしれません。ちなみに乾いてしまえば個人差はあると思いますが、おそらく大丈夫です。
結論、1月のハワイの海は普通に泳げます。ただ海から上がったときの強風対策は必要です。
プール|ヒルトン・ワイキキ・ビーチのプールの場合
最後に1月のホノルル・ワイキキのプールは泳げるのか、のご報告をします。と言っても色々なホテルを渡り歩けたわけじゃないので、今回はワタシが利用したヒルトン・ワイキキ・ビーチのプールに関してです。
ヒルトン・ワイキキ・ビーチのプールは、何の変哲もないプール1つにジャクジーが1つあります。プールは徐々に深くなっていって、最深部で5ft(=152cm)あるので大人でも楽しめる深さではあります。
プールに規模に比してビーチチェアはそれなりに数が揃っていて、ビーチバーも併設されています。
もちろん入ってみました。水温は少々寒いです。正直海よりも冷たいと思います。写真みたいに日陰になっていたらアウトです。長時間は遊べませんでした。
しかもこのプールは風の通り道みたいで、常に強風が吹き荒れていてプールから上がるのにも勇気がいります。ジャグジーという逃げ道が必須です。
今回すべてのワイキキのプールを泳いだわけではもちろん無いのですが、1月のワイキキ周辺ホテルのプールはジャクジーが無いとかなりきついんじゃないかなとは思います。ただ風が弱くて(風が遮られているプールで)太陽に当たっていれば、夏ほどいつまでも泳げるとは思えませんが、十分楽しめると思います。それでもタオルなどですぐに濡れねずみ状態から脱出する方が無難とは思います。
結論、ホノルルの1月のプールはちょっとだけきつい。
まとめ
今回、個人的体験を元に年末年始、1月初旬のハワイ・ホノルルはホントに泳げるのかどうなんだ!ということを検証したのでご報告します。
多分に個人的な感想が含まれており、ワタシはどちらかと言えば水に入っている限りは強いタイプです。陸に上がって寒いと耐えれないタイプでもあります。我が子も同様です。そのへんを加味して参考にしてくださると幸いです。
小学生ぐらいの元気な泳ぐの大好きな子どもだったら、夏でも冬でも関係なく楽しめると思います。
ただ、水から上がってきたときはそれなりに防寒(というより防風)対策をしておくことをオススメします。
余談ですが、今回ご提示した画像はいずれもGoPro HERO7 Blackで撮影した動画からの切り出しです。なのでデフォルト設定の広角撮影となり、魚眼レンズのような見た目になっています(魚眼無効設定もできるのですが、最終的に広角のほうがベターと結論づけました)。
ホントは動画でリアルな雰囲気をご提示したかったのですが、動画編集の環境(特にモザイク処理)とYoutubeへのアップロード方法(チャンネル作成から)がまだ確立していないので、画像でのご提示となりました。
いずれワタシみたいな旅ブログにGoProは有用なのかも検証したいと思いますが、少なくとも水中撮影に関してはタッチパネルオンリーの操作というのは相当難儀しました(^_^;)。