ディズニーがプロデュースする滞在型リゾートホテル「アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ」に家族4人で2019年の夏に宿泊してきました。
目的はもちろんディズニーキャラクターとのグリーティング…ではなく、オアフ島随一と思われるホテルプールとそれに隣接したラグーンビーチです。
プールはその見た目からして楽しいことは予想できていたのですが、ビーチはラグーンで波が弱くて泳ぎやすそうかな〜、ぐらいの感想しかありませんでした。
しかし、その何もなさそうなラグーンビーチが予想外に楽しかったので、アウラニリゾートのラグーンで楽しかったことをまとめたいと思います。
目次
アウラニ・ディズニー・リゾート&スパについて
ハワイのオアフ島西海岸コオリナにある「アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ」はファミリーを中心に大人でも子どもでも楽しめるリゾート型ホテルです。
ディズニーがプロデュースするホテルですがテーマパークには隣接しないホテルです。しかしその中心となるワイコロへ・バレーに広がるウォーターエリアがすでにテーマパークさながらの造りになっていて、大人気のホテルです。
アウラニリゾートはホノルル国際空港からワイキキと反対方向の西に向かって約30分で到着する立地となっています。
アウラニとはハワイ語でメッセンジャーという意味で、ハワイの歴史や文化を感じて欲しいとの思いが込められているそうです。
正直プールにビーチに楽しすぎてハワイの歴史や文化を真剣に学ぶことはなかったのですが、今回はその楽しかったアウラニリゾートのビーチについてお伝えしていきます。
コオリナ・ラグーンについて
ハワイ・オアフ島の西海岸コオリナ地区には4つのラグーンが造成されています。
コオリナにあるラグーンは全部で4つあり、北からコホラ(くじら)ラグーン、ホヌ(うみがめ)ラグーン、ナイア(イルカ)ラグーン、そしてウルア(アジ)ラグーンです。
コホララグーンがフォーシーズンズとアウラニに、ホヌラグーンがコオリナビーチビラに、ナイアラグーンがマリオット・コオリナ・ビーチ・クラブに隣接しています。南のウルアラグーンがマリーナが近くにあります。
ハワイにはプライベートビーチは存在せず、ホテル専用に見える各ラグーンは実は誰でも利用できます。
パブリックな駐車場も台数は少ないですが用意されていて、シャワーやトイレも完備されているのでビジターでもラグーンに来て遊ぶことができます。
今回ワタシが利用したのはアウラニに隣接するコホララグーンになります。4歳児を含む子連れでコホララグーン内を探検してきました。
ビーチとラグーンの遊泳エリアについて
前にお伝えしたようにアウラニディズニーリゾート前のビーチやラグーンもプライベートではなくパブリックエリアです。
そして日本以外の外国によくある「ライフガードはいません!自己責任でね!!」の文字が載っています。
つまりどこまで泳いでいってもお咎めなし、という事になります。溺れても誰も助けれくれませんが…(実際には屈強な欧米人やスタッフが飛んできてくれるでしょうが)。
ON DUTYなエリアなので、日本のように遊泳エリアをきっちりと区分けしていません。日本のあれは安全第一なのでしょうが、時に(特に引き潮の時)全然楽しく泳げない要因にもなります。
奥の方にブイがいくつか見えるのですが、おそらくラグーンを出入りする観光用の船のための目印のようなもので、網で区切られているわけではありません。船の航路沿いにもブイが連なっているのですが簡易的なものです。
ただよっぽどのよっぽどじゃない限りラグーンを出て外洋で泳ごうと思う人はいないでしょう。ラグーンの出口は岩場でゴツゴツしていて、しかもかなり浅いです。浅いということは波が激しく打ち付けているということで、絶対に怪我をします。
なので、我が家も泳いでいったのはブイまでですね。素泳ぎで泳いでいっても誰にも咎められることはありませんでした。そもそも誰もいない…
アウラニリゾート隣接ラグーンの波打ち際
アウラニディズニーリゾートのプールからすぐに入れるラグーンビーチの波打ち際の波は基本的に穏やかです。ラグーンの入り口で蓋をしていますからね。ただボディーボードで波に乗れちゃうのかも?と思うほどの波も時にはやってきます。
穏やかでなので子どもが安心して遊べますね。
気になったのが、ラグーン内の所々の水質がご覧のようにすごく汚く見えたことです。ずっと砂が舞っているような状態で、泳いでも全然きれいじゃないんです。コレなんですかね?
アウラニリゾート隣接ラグーンの沖の辺り
アウラニディズニーリゾートに隣接するラグーンは遠浅に見えますが、真っ直ぐ進むとすぐに結構深くなります。最深部で3メートルぐらいでしょうか。身長175cmのワタシが手をまっすぐ上に伸ばしても、下に足が届いた時は手のひらは水面から遥か離れています。
人工のビーチなのでラグーンの入り口までずっと砂地なのですが、ラグーンの真ん中の真ん中あたりにポツンとサンゴが沈んでいて、その辺りにお魚さんたちが戯れています。でも基本砂地です。
砂地をただ泳ぐのは面白くないので、とりあえずグイグイと奥に進みブイの辺りまで泳ぎます。この辺りになるとまただんだん浅くなってきます。
ラグーンの奥は人工ではありますが岩場になっていて魚の餌的なものも岩にへばりついているので、お魚さんをシュノーケリングで観察することができます。
しかし特に引き潮時にお魚観察に夢中になっていると思った以上に沖に引き込まれていきます。できればブイに掴まれる場所をキープし続けるほうが良いです。
小さい子供と一緒の時は、大人の責任は重大です。ON DUTYですので、絶えず家族と自分の位置関係を確認し続けましょう。
※後でお伝えしますがボディーボードは無料で借りれます。
今回はこのラグーンで自由自在に泳ぐため、初めてフィンを長男とワタシの分だけ持っていきました。非常に快適でしたね。
アウラニリゾート隣接のラグーンの奥の方はどうなっている
4つのコオリナラグーンは遊歩道でつながっていて、歩いても泳いでもビーチの奥の方まで行くことができます。
この奥の方は海辺まで小魚が泳いでいるので、バケツや網で捕まえようと躍起になる子どもたちの遊び場でもあります。
ただビーチの端っこは大きな石がゴロゴロしているので、ビーチサンダルやマリンシューズが必須です。
岩場沿いに深いところに泳いでいくと、まあそれなりの光景が目に入ってきます。
さらに上がっていくとピクニックに最適な芝生の広場が広がり、その先には外洋が待ち受けています。
動画でお見せしますが、外洋に面しているところは岩場に激しく波が打ち付けています。
ココで泳ごうとはとても思いません^^;。
ココまでの水中撮影にはSonyのDSC-RX0M2を利用しています。
アウラニリゾートのビーチサービス
アウラニリゾートのビーチサービスには無料のものと有料のものがあります。
ビーチチェアはアウラニ宿泊者なら無料で利用できます。気温は高くなくても直射日光は強烈なので、できればパラソルの下を確保しましょう。プール沿いでは熾烈を極めるビーチチェア争奪戦も、ビーチ沿いでは意外に空いています。
バケツを含めたお砂遊びセットも無料で借りれます。このバケツでビーチ沿いにいる小魚を捕まえるのにつき合わされて大変な目に会いました。捕まえられるわけないっちゅうの。
浮き輪代わりとなり沖に泳いでいく時の救世主となったボディーボードも無料借りることができます。
砂遊びセットやボディーボードを借りるのはココです。意外にいつ行っても売り切れておらずすぐに借りることができました。声掛けすればOKですが、5時にショップが閉まるので借りれるのは5時までです。
またスタンドアップパドルボードやシュノーケルセットなどは有料ですがレンタルすることができます。
他にも色々あるのかもしれませんが、ワタシが利用したり目に入ったのはこのぐらいです。
まとめ
ハワイはオアフ島のアウラニ・ディズニー・リゾートに隣接するラグーンビーチについてまとめました。
アウラニリゾートのプールゾーンのまとめでもお伝えしましたが、プールとこのビーチを行き来することにより飽きのない時間を過ごすことができました。
ビーチの砂浜で遊ぶもよし、波とたわむれるもよし、ひたすら泳ぐもよし、お魚を探しに行くもよし、沖まで出て子どもに冒険させるのもよし(安全第一!)、砂浜や遊歩道を散歩するもよし、とよしよしづくしの空間なのです。
我が家はビーチ沿いのビーチチェアを確保し、プール→ビーチ→プール→ビーチ→プール・・・と言うふうに交互に遊びました。プールとビーチの遊びの方向性がぜんぜん違うので、飽きがなくいつまでも楽しむことができたのです。
そして夕方にビーチから引き上げてくると、プール沿いのビーチチェアがかなり空いているので、そこに荷物を置いて最後にまたプールで遊べるという流れです。
実はこのコオリナラグーンはプライベートビーチじゃないのでパブリック施設を利用して、アウラニに宿泊しなくても遊ぶことができます。
アウラニリゾートに泊まって遊ぶほうが楽しいに決まっていますが、一応お伝えしておきます。
今回利用したSonyのDSC-RX0M2は海では初デビューです。
GoProよりシャッターボタンが押しやすいので、水中での静止画撮影ではRX0M2の方が操作性に優れていました。チルト機能により、水中で泳ぎながらの自撮りにも便利です。
動画撮影もボタンの1つに操作を割当てておくことによりストレスなくできます。
ボタンは2つ任意の操作を設定できるので、1つは動画撮影、もう1つはプレビューにしました。水の中でも子どもたちがすぐに見たがるからです。
ただ水中で遊んでいるとレンズ面がいつの間にか曇っているときがあり、知らずに撮影するとご覧のように後から見てみるとモヤッとした感じになっていてショックを受けます。
表面を拭けば取れるので、撮影前にこまめにチェックすることをおすすめします。