つい先日衝撃的な事実を知ってしまったのです。ワタシは福岡在住なので、何かしらの外国に旅行に出かける時は成田空港や羽田空港を経由することが多いのですが、利用するとしたら成田空港の方が好きでした。それは国内線と国際線のターミナルが一体化しているので、ターミナル間移動が楽だったからです。
お断りしておきますが、今回の話は知っている人なら「はぁ?」と思ってしまうことです。しかし旅慣れない地方出身旅行初心者にはこんなこともあるんですよ、と言う話です。
羽田空港の場合は一度制限エリア外に出て、第1ターミナルー第2ターミナルー国際線ターミナル間の無料連絡バスを利用しなくてはなりません。一度は渋滞で国際線ターミナルへ連絡バスが行けないとのことでモノレールを利用する羽目になったことがあります。
しかも国内線と国際線の利用エアラインやアライアンスが同一でなければ、家族旅行で大きな荷物を持って連絡バスに乗り込む必要もあり、とにかくめんどくさいのです。
と・こ・ろ・がですよ、同僚の上級旅行者の方の旅行話を聞いている時に「えっ?」と思うセリフを耳にしたのです。
「国際線到着口に国内線乗り継ぎチェックインカウンターがあるでしょ?」
えっえっ?なにそれ知らないどういうこと???と聞いてみると、ワタシがあまりに無知だった衝撃的事実を知ってしまったのです。自省の意味を込めて、羽田空港の国内線ー国際線のターミナル間移動についてまとめてみました。
羽田空港第1ターミナルから国際線ターミナルへの移動公式ページ
羽田空港第2ターミナルから国際線ターミナルへの移動公式ページ
羽田空港第1ターミナル→羽田空港国際線ターミナルへ移動
- STEP1国内線到着国内線第1ターミナル1Fに到着
- STEP2無料連絡バス移動1F(到着階)無料連絡バス乗り場8番より緑色のバスに乗車
- STEP3国際線ターミナル到着連絡バスが国際線ターミナル1Fに到着
- STEP4出発階へ国際線ターミナル3F出発階へ移動
JALを利用して国内移動を行い羽田空港に到着、そこから国際線ターミナルに移動するためにはターミナル間連絡バスを利用する必要があります。
- ターミナル間連絡バスには国内線ターミナル間のみのバスと国際線ターミナルに行くバス(緑色)があるので注意
- 手荷物を国際線までスルーチェックインをしていない場合は、国内線で手荷物を受け取り国際線まで持っていく必要がある
- ターミナル間移動には東京モノレール・京急急行も利用できる
- 乗り継ぎの目安は60分
問題は海外旅行で大きなスーツケースをいっぱい持っていても、国際線まで荷物をスルーできてない時はバスに持ち込んで移動しなくてはならない、と言うことです。
乗り継ぎの航空会社やアライアンスが異なる時に生じることで、めちゃめちゃ大変です。
羽田空港第2ターミナル→羽田空港国際線ターミナルへ移動
今回調べていて衝撃的な事実の1つがコレです。
- 羽田空港第2ターミナルには制限エリア内に国際線乗り継ぎカウンターがある
ワタシはANAだけを利用して羽田空港で国内線から国際線へ乗り継いがことがないので知らなかったのですが、羽田空港の第2ターミナルには制限エリア内に国際線乗り継ぎカウンターが有り、受託荷物がない場合は制限エリア外に出ることなく国際線ターミナルに移動することができるらしいです。
- STEP1国内線到着「国際線乗り継ぎ」表示に従って、ANA国際線乗り継ぎバス乗り場まで移動
- STEP2国際線乗り継ぎ案内カウンターにてANA国際線乗り継ぎバス乗車表を提示
- STEP3バス搭乗バスは10-20分間隔の運行、移動所要時間は15-20分程度
- STEP4国際線ターミナル到着羽田空港国際線ターミナルの1階に到着、3階出発階まで移動
受託荷物の受け取りが必要な場合は、JAL(第1ターミナル)と同じように、一度制限エリア外に出てターミナル間無料連絡バスを利用する必要があります。
つまりANAの場合(ANAを利用して荷物がスルーチェックインできた場合)は専用の国内線→国際線移動バスが有るということです。JALにはないのに何それ不公平?と言う感じです。
羽田空港国際線ターミナル→国内線ターミナル移動
羽田空港国際線ターミナルには、到着階の2階に国内線乗継カウンターが有りそこで手荷物を預けた後、国内線ターミナルに移動することができます。
羽田空港国際線ターミナルの国内線乗り継ぎカウンターの利用法はJALとANA共通です。
- STEP1国際線到着羽田空港国際線ターミナル2Fに到着
- STEP2国内線乗り継ぎカウンター到着階の2Fにある乗り継ぎカウンターに移動
- STEP3カウンター手続き受託手荷物がある場合は手荷物カウンターにあずける
- STEP4国内線乗り継ぎ保安検査場到着階(2F)の国内線乗り継ぎ保安検査場に進む
- STEP5国内線乗り継ぎバス国内線乗り継ぎバスで第1・第2ターミナルへ移動する
- JAL乗り継ぎカウンター営業時間|05:00-08:30/09:30-11:30/12:45-20:20
- ANA乗り継ぎカウンター営業時間|5:00-20:15
- 国内線搭乗45分前までの手続きが必要で、それに合わせた営業時間
コレこそがワタシ的に最高に衝撃的な情報でした!羽田空港の到着ロビーに着いたら、ターミナル間無料連絡バスに乗るしか選択肢がないと思っていたので、まっすぐ前を向いて1Fのバス乗り場にいつも向かっていたのです。疲れていてまっすぐ目の前しか見てなかった、ともいいます。
国内線乗り継ぎがある場合は、羽田空港国際線ターミナルの到着口から出たら真っ直ぐ前じゃなくて「右」を見ないといけないのです!!
そんなことは全く知らなかったワタシは大量の荷物と旅疲れた子どもを抱っこしながら・・・
羽田空港国際線ターミナル2Fの国内線乗り継ぎ保安検査場を知らないと、入国の際必ず受け取るスーツケースを始めとした大量の荷物を持って、バスに乗って、国内線ターミナルのチェックインカウンターまで移動する羽目になります。
往路のときも面倒なんですが、往路なら荷物をスルーできるときもあります。しかし復路は必ず荷物を羽田空港国際線ターミナルで受け取る必要があるので、このターミナル間移動が大変で大変で・・・それゆえ羽田空港を利用する国際線は好きじゃなかったのです。
ところがところが、先日同僚のANAダイヤ様が旅行から帰ってきた際にRIMOWA-RIMOWA-RIMOWAしていたので、羽田空港のターミナル間移動大変じゃね?と聞いたら
と思いっきり会話が噛み合わなかったのです。なぜなら、この羽田空港国際線ターミナルの乗り継ぎカウンターをワタシが知らなかったからです(ToT)。
この流れならば大きな荷物を持って階を移動することなく国内線に移動することが出来るのですね!
よ〜〜〜く考えたら、ターミナルが離れている羽田空港でそんな不便を強いるわけもなくあって当たり前の手続きなんでしょうが・・・ターミナル間は無料連絡バスを利用する、と言う固定概念に囚われていたワタシは、たとえ案内板が到着口にあったとしても全く目に入っていませんでした(ToT)。
まとめ
羽田空港は国内線ターミナルと国際線ターミナルが離れているために、海外旅行の際は非常に不便な空港です。ただそれゆえに、なるべく負担なく移動できるようにちゃんと動線が作られていました。
- 羽田空港第1ターミナル(JAL)→国際線ターミナル|ターミナル間無料連絡バスを利用するしか無い
- 羽田空港第2ターミナル(ANA)→国際線ターミナル|国内線ターミナル制限エリア内に乗り継ぎカウンター・バス発着所がある
- 羽田空港国際線ターミナル→国内線ターミナル|国内線への乗り継ぎカウンターが到着階の2Fにある
この事実に恐れおののいた、旅慣れていない旅行初心者はワタシでした(ToT)。次に羽田空港の国際線を利用する予定は・・・今のところ無いですね!早くリベンジ利用してみたいものです。
- ANA利用時に国内線第1ターミナルから出発する国内線へ乗り継ぎの場合は、無料連絡バスで第1ターミナルに向かう必要がある
注意点としてはこちらですね。ワタシは福岡在住として福岡空港や北九州空港からANAを利用するとかなりの確率でスターフライヤーの共同運航便に当たります。北九州空港なら100%です。そしてその場合、ANAで予約しても発着は羽田空港の第1ターミナルとなるのです。なのでANA利用なのに、わざわざ外に出て無料連絡バスを利用しなくてはなりません、と載っています。
その場合、復路は第1ターミナルに行くバスに乗せてくれたらいいじゃん!と思ったのですが、少なくとも公式には無料連絡バスを利用してちょ、と載っているのです。あまりに理不尽(ToT)。
そして往路がスターフライヤーの場合は・・・否応なく無料連絡バスでの移動です。ホントに理不尽(ToT)。スターフライヤー全便、ホントに第2ターミナル発着にしてください!!
そうそうANAの国際線ファーストクラス利用時は、このターミナル間移動をレクサスで送迎してくれるみたいですが・・・全くの無関係!
DPラウンジの長ーい通路を歩くといつも感じちゃうのですが、HNDはANAの出資を受けて導線配置も差別化してますね。建設中の国際線第2ターミナルもそうなのでしょうか。あと国際線到着口からチェックインカウンターに向かう途中にABCカウンターがありますね。生鮮品やお急ぎ便がなければ、乗り継ぎ便が国内線第1ターミナル利用であっても連絡バスにスーツケースを持ち込む必要は(略)。それにしてもJALさん乗り継ぎカウンターの営業時間を3つに切らなくても…。
コメントありがとうございます。
確かにおっしゃる通りのことを感じます。
特にスペースの関係うんぬんを別にしても、第2ターミナルに国際線をくっつけるのはあからさまですね(-_-;)。
JALの営業時間をきっちり区切っているのにはワタシも笑っちゃいました(^_^;)。