ANA/VISAゴールドカードはANAマイラーが所有すべきANAカードの中では随一の支持を得ているカードです。なぜならば、ANAマイルを貯めやすいのに年会費が安いからです。その年会費の安さ故に、ANAのスーパーフライヤーズカード(SFC)属性をつけるのにもぴったりなカードです。
ワタシは陸マイラーになった初期に、ANAマイルを貯めるのに最適という情報を得てANA/VISAゴールドカードを発行しました。ANA/AMEXゴールドカードを持っていたのにです。そしてSFC修行を終えると同時にSFC属性を付けて、ANA/VISAゴールドSFCを発行しました。そしてANA/AMEXゴールドを解約しました。
しかしその後ANAダイナースクラブカードを発行し、SFC属性をそちらに移動させたので、再び平ANA/VISAゴールドを発行することになりました。
妻の家族カードを含めて、占めて6枚もある我が家のANA/VISAゴールド、利用する機会もなくなりその役目も終えてカード更新前に解約方針と相成りました。このカードがどのようにお得だったのか、そしてこの美味しいカードを解約するのか(いやいやしないのか?)、そのことについて記事にしたいと思います。
目次
ANA/VISAゴールドカードについて
ANA/VISAゴールドカードは数多く有るANAカードの中でもVISAが発行するゴールドカードです。ANA/VISAゴールドカードの特徴は以下のポイントです。
- カード利用代金WEB明細サービスの利用+マイペイすリボへの登録|次年度の年会費が9,500円
- 1,000円=1ポイント=10マイル
- VISAのボーナスポイントあり|1ポイント=3マイル
このカードの一番の特徴はその年会費にあります。通常は14,000円(+税)がかかる年会費が、WEB明細サービスの利用と三井住友カードのリボ払い制度であるマイペイすリボへの登録で、次年度の年会費が9,500円にまで減額されます。
ANA/VISAカードにはより年会費が安いANA/VISA一般カード(年会費2年目から2,000円+税)がありますが、1,000円=10マイルに交換するためには移行手数料が6,000円+税/年かかるので、合わせるとANA/VISAゴールドの年会費(減額後)とそれほど変わらなくなります。
年間1,000-2,000円程度の差額でゴールドカードとしての特典を享受できるのならばかなりおトクなので、ANAカードの最もオススメなカードと言えば「ANA/VISAゴールド」カードと言われています。
さらに言えば、マイペイすリボの登録だけではなく毎月少額の利息を発生させるように決済を調節すればボーナスポイントがより貯まることや、年間決済額を50万円以上にしていくとよりボーナスポイントが貯まり、ひいてはマイル還元率が1.5%以上になるなどの情報が陸マイラー活動を始めてから溢れていたため、ワタシも2年前にANA/VISAゴールドを発行しました。
ANA/VISAゴールドカードのマイル還元率を1.5%オーバーにするための計算やお作法は、説明するのが大変なのですけすけ様の記事をご参照ください。
おトクなANA/VISAゴールドカート解約
そんなおトクなはずのANA/VISAゴールドカードを次の更新前に解約することにしました。SFCにしたりしなかったりで、家族カードと合わせて計6枚も発行してもらっちゃったのに、大変申し訳無いっす。
その理由は以下の通りです。
- メインカードで使わないとマイル還元率が全然上がらない
- メインカードじゃないとほんのちょびっとしか貯まらないボーナスポイントのために毎月リボ増額支払申請するのが煩わしい
①メインカードで使わないとマイル還元率が全然上がらない
ANA/VISAゴールドの基本マイル還元率は100円=1マイルです。メインカードで使わないと、月々の利用額は1-2万円がせいぜいになります。仮に2万円とすると・・・
- 月2万円利用|基本ポイント20ポイント=200マイル
- リボ利用併用でボーナスポイントを最大に活用|ボーナスポイント20ポイント=81マイル(1ボーナスポイント=4.05マイル)
- リボ利用併用でボーナスポイントを直接ANAマイルに|ボーナスポイント20ポイント=60マイル(1ボーナスポイント=3マイル)
年間50万円以上の利用に届かないのでプラスアルファのボーナスポイントは付与されないため、頑張ってもマイル還元率は2万円利用で281マイル貯まる計算となり、1.4%になります。
1.4%は数値としてはなかなの値ですが、他のANAカード(1%マイル還元率)を超える0.4%分の年間に貯まるANAマイルは月々2万円程度の利用では1,000マイルに満たないのです。
ぶっちゃけ、メインカードだったら1.4%とかめちゃくちゃお得なんですけど・・・(^_^;)
②毎月のリボ払い増額申請の手間が煩わしくなった
1,000マイルと言えば年間で10万円決済と同じ数値なので決して少なくはないのですが、個人的には少額のボーナスマイルを4回も間に交換を介して行く(ボーナスポイント→ポイントタウン or Gポイント→LINEポイント→メトロポイント→ANAマイル)のならば、直接ANAマイルにするので、ワタシの利用法では実際のマイル還元率は1.3%となり、ボーナスポイントで貯まるANAマイルは年間500マイルぐらいがせいぜいとなる計算でした。
そのマイル数のために毎月忘れずにリボ払いの増額申請をする手間が正直煩わしくなってしまったのです(^_^;)。これは性格的なもので、このカードの価値が下がる理由では決して無いのですが、さーせーんm(_ _)m。
最初はポイント目的で発行したANAダイナースカードが思いのほか気に入ってしまったので、ココはすっぱりANA/VISAゴールドカードを断舎離して、ANAカードはANAダイナースクラブカード1本に絞る方針としました。
まあ実際にはニモカルートのためにANA/VISAnimocaカードも持っているのですが・・・(^_^;)
ANA/VISAゴールド解約申請!サプライズはあったのか??
ANA/VISAゴールドカードを解約するに当たり、上記の記事が気になっていました。果たしてワタシにもカード継続依頼と継続お礼ポイントが有ったのか・・・。
ありました!
ただMMさんほどのポイント数じゃなくて、もう少し上がりませんかと粘ったのですが、まあそこはルールなので、と言うことでムリでした。
普通は1,○00ポイント数なんですけど、ゴウタロウ様には特別に1,●00ポイント差し上げます、と(実は特別でも何でもなく)おそらく誰にでも言っているだろう文言を伝えられました。
このポイントは1ポイント=10マイルに出来るので、カードを継続すれば1●,000ANAマイルに交換できます。年会費が家族カードを含めても1万円ちょっとなので、それで10,000マイル以上もらえるのならば美味しいと言わざるを得ません。
という事で、表題を「さらば」から「さらば?」に変えて、ANA/VISAゴールド継続と相成りました。
このポイント、昨日の今日ですでに入っていました。仕事が早い!
(ポイント目的で解約をちらつかせることやポイントが入った後にやっぱり解約するなどの不誠実な行為は控えた方がいいと思います。そう言う情報は個人情報として永遠に残るものです。もちろん何もない人だっているでしょうから、今までの利用額や他の三井住友カードの利用状況なども影響すると思います。何も言われなかったら、無理強いはダメっすよ。)
しかし来年も継続するかと言われると、やはり1枚持っておきたいANAダイナースクラブカードの方がメインのままなので、微妙ですね。まずはクレジットカードの信用情報を傷つけないためにも年会費を安くするために必要な年6回以上の請求を作るためにも、毎月少額ずつ利用していきたいと思います。
ANAダイナースSFCとANA/VISAゴールドSFCだと、家族カードを含めると年間維持のコスト差が3万円前後になります。
最近ダイナースクラブカードはホントお得度が下がって利用もしにくくなっているので、あと1年でさらにモチベーションが下がるようなアナウンスが出てきたら、再度SFCをANA/VISAゴールドに戻して、ANAダイナースを解約するかも知れません。
また、ANA/VISAゴールドもリボ払いの上限を50万円まで一気に上げておいて、ボーナスポイントはすっぱり捨てて、知らないうちにリボ金利が発生しないようにもしました。メインカードじゃないのならと、この辺割り切っております。
まとめ
陸マイラー3年目に突入して、ポイント目的と言っちゃってもいいクレジットカードたちの整理を少しずつ進めております。
ANAカードに関しては何枚でも発行できるのですが、目的を達成しちゃえば1枚だけでいいので、今回ANA/VISAゴールドカードを解約する予定でした。しかしマイルに目がくらんで1年継続することにしました。陸マイラーの端くれとして、マイルをちらつかされると弱いっす。
で、そのとばっちりでファミマTカードを解約しました笑。
ファミリーマートでの決済はJALカードで問題ないと分かったので、最近利用してなかったのです。もちろんファミマTカード限定の割引とかTポイントUPとかの商品があることは知っているのですが、そもそもファミリーマートをあまり利用しないので、響きません。
それより利用しないカードが増えることによる信用情報の傷の方が問題なのです。実際ファミマTカードは年会費無料で手元に置いておくのにコストは掛からないし、コールセンターのお姉さんにもそう言われたのですが、ココはすっぱり切らせて頂きました。
次の断捨離ターゲットは何にしよう・・・。