いよいよ明日2019年1月10日の15時より、ANAが満を持して投入する502シートを有する巨大機体A380、愛称「フライングホヌ」の通常予約・特典予約が開始されます(予約自体は現在のB787-9の状態でもできますが座席数が開放される、という意味です)。
それ以前にフライングホヌが投入されるANAハワイ路線を予約・購入していた人たちは、元々のシートからすでに順次座席変更が行われています。
しかしまだ誰も乗ったことがないANAのA380・フライングホヌなので、機体内や座席の雰囲気がどうなっているのかは分かりません。
そこで今回はフライングホヌのプレミアムエコノミーシートはどの場所がベストかを探っていきたいと思います。
フライングホヌの明日から始まる予約開始についての詳細は下記記事をご参照下さい。
フライングホヌの座席配置
ANAがハワイ路線に投入するA380「フライングホヌ」の座席配置は以下のようになっています。
上図シート配置から推測されるベストな座席は以下のように考察します。
- ファーストクラス|どこでもよろし、うらやま〜
- ビジネスクラス|どこでもよろし、家族・カップルなら中央席の座席が近いパターンがおすすめか
- プレミアムエコノミー|2-3-2なので旅行グループ構成でベストな席は変わってくる
- エコノミー|3-4-3、グループ構成で変わるが最後尾のカウチシートを利用しないならできるだけ前方席がベター
予約できる座席はANAのプレミアムステータス次第で開放枠が変わる場合があるので、必ずしも希望の席を予約できるわけではありません。
今回はワタシが予約済みで座席変更となったプレミアムエコノミーシートについて考えてみたいと思います。
プレミアムエコノミーの座席変更結果
2019年1月7日に、フライングホヌ投入による座席変更となる旨の連絡がANAから入りました。
元々のB787-9のプレミアムエコノミーシートは上画像のように2-3-2の計14席でした。
それがA380フライングホヌのプレミアムエコノミーは73席にまで拡大し、大開放です。ワタシの予約席は、機械的に上画像のように移動されました。「X」はすでに予約済の席か予約できない席です。
大人一人で探ってみると前方座席の「X」が開放されます。上画像でオレンジ色で囲ってあるところは非常口座席なので、子連れ家族には予約できない位置なんですね。
ちなみにワタシの現在のANAプレミアムステータスは「プラチナ」です。もしかしたらステータスによって開放座席は広がったり狭まったりするかもしれません。
フライングホヌのギャレーやトイレ、階段に至るまで後方に集中しています。74席で利用できるトイレは1つっぽいので、これは混雑しそうな予感がします。できればもう1つ欲しいところです。
そのへんを含めて、フライングホヌのプレミアムエコノミーシートのベストな座席を予想していきましょう。
フライングホヌのプレミアムエコノミーシートの座席配置雰囲気
フライングホヌのプレミアムエコノミーシートの機内の雰囲気は、ANAサイトから推測することができます。
機内の予想画像を見ると28列目の窓際非常口シートが座れるのならば足元が超絶広くて非常に快適そうです。ただ非常口のドアがあるので窓がどうなっているのか、と言う心配はあります。
この座席は前方に仕切りがある上に非常口分間が取ってあるので、足元が広々でしょうね。ただ非常時のお手伝いをする側に回るので、子どもはNGだし足元に荷物も置けません。
28列の中央席はそういう制約もなく足元広々そうですが、ここには前方座席との仕切りがないので疑似通廊的に人が通る可能性がありそうですね。
またこれらのシートはおそらくモニターも肘掛け収納式なので、せっかくの広いモニターが設置してある新機材の恩恵が受けれないのもいまいちです。
足元広々を狙うのならば前方の中央席なら20列、窓際なら21列も狙い目ですが窓際はやはり非常口シートとなり制約があります。前方は機内サービスが始まるのも早いので満足度が高いかもしれませんが、トイレが遠いのはワタシ的にはマイナスポイントなのです。
それらを加味すると、グループ構成次第でしょうが、27列目がベストではないかと思っています。
座席を倒すのに後ろに遠慮する必要がなく、トイレやギャレーからはそれほど離れてないけどそれらの音が気になる座席でもありません。モニターやテーブルの空間は最大限活かせます。
まあこれらは勝手な予想なので、ワタシよりも先に乗る方々のレポートを待ちたいと思います(*^^*)。
ただ明日1月10日から、フライングホヌの通常予約と特典予約が開始され特典枠のさらなる開放も予想されます。ですので、座席変更の連絡を受け取った方は一度自分で変更後の座席をチェックして、希望の場所があれば今日中に移動させておくことをおすすめします。
まとめ
ANAが成田ハワイ路線に投入するA380「フライングホヌ」のプレミアムエコノミーシートについて考察してみました。
いくら考えても机上の空論にはなるのですが、予想するだけでも楽しくてワクワクしますね。
ホントに巨大な機体なので、搭乗前のANAラウンジも大混雑でしょうし、搭乗も降機にも時間が掛かるでしょうし、荷物の受け取りも時間が掛かるでしょうし、入国審査・出国手続きにも時間が掛かるでしょうし、そう言うことを予測できる人は成田路線は避けてA380が投入できずB787のままの羽田ハワイ路線を選択すると思います。
しかし今回は繁忙期でもANAのハワイ路線が特典予約できる、このことが非常に重要なのです。ワタシはハワイに行けるとしたらいつも子どもの夏休み時期のみなので、特典予約を確保できず結局いつも有償でエコノミークラスを利用していました。
それでも繁忙期ということもあり、航空チケット代数十万円が吹っ飛んでいました。数十万円が節約できると思えば、A380にまつわるいろいろネガティブな予測も我慢できます。
何より優しいホヌの顔がペイントされた機体に乗るのは子どもは大喜びしそうで、それだけワタシも満足です。
後は先に実際に乗った方々のレポートを楽しみに待ちたいと思います。