JALの上級会員であるJGCプレミア(JGC=JALグローバルクラブ)を目指すためのJGP(=JGCプレミア)修行のために、家族道連れにシンガポールに行ってきました。その際、復路が1:50出発という子どもにとってはこの上もなくきつい行程を選んでしまったワタシは、いかに夜中の出発までに子どもがストレスなく過ごせるかに苦心しました。
その1つが、ラウンジではなくきちんとしたレストランでの食事だったり(プライオリティパスを利用して無料でしたが)、
チャンギ国際空港の制限エリア内にあるSwimming Poolの利用だったりしたのです。
しかし、そもそも大前提として上記のような施設を利用するためには空港の制限エリア内に入らないといけません。しかし利用するエアラインのホーム空港でない限り、チェックインカウンターというのは通常搭乗時刻の3時間前からしかオープンしないのです。
ワタシはクアラルンプールでその事に気づかずに、制限エリア外のツマランところに2時間近くも待ちぼうけを食らったことがあります。
今回の旅行では、宿泊していたホテルのご厚意により17時までのレイトチェックアウトを頂けたので、その後に空港に行けばチャンギ国際空港をたっぷり満喫できるとニヤニヤとしていたのですが、出国の前日に「搭乗3時間前からのチェックインカウンターオープン」と言うルールを思い出して愕然としてしまったのです。
01:50の3時間前といえば22:50です。17時までのレイトチェックアウトを頂いた時点で、予定していた空港隣接のトランジットホテル「クラウンプラザホテルチャンギ国際空港」はキャンセルしちゃいましたし(本来はそのホテルで搭乗ギリギリまでのんびりする予定だったのです)。
慌ててどうにかして早くチャンギ国際空港でチェックイン手続きが行えないのか、グーグル先生に相談しました。希望は自分が乗る便より早い便があって、チェックインカウンターが早めにオープンしてくれることでした。
そしたらさすがはグーグル先生、ワタシ的には初めて知る「アーリーチェックイン」なる手続きがチャンギ国際空港では出来ることを見つけてくれたのです!流石でございますm(_ _)m。
と言うわけで、今回はチャンギ国際空港におけるアーリーチェックイン手続きについてご紹介したいと思います。ちなみに今回は自身が体験した「JAL」利用時についての手続きについてです。
目次
チャンギ国際空港のアーリーチェックインについて
空港での「アーリーチェックイン」と言う言葉さえ知っていれば、ググれば簡単に情報は見つけることができます。今回は下記の記事を参考にさせて頂きました。
まとめますと、日本人のパッセンジャーが関係しそうな航空会社の情報としては以下の通りです。
- JAL|12時間前からアーリーチェックイン可能
- ANA|24時間前からアーリーチェックイン可能
- シンガポール航空|24時間前からアーリーチェックイン可能
となっています。上記はシンガポール・チャンギ国際空港のルールです。この情報を見つけた時は本当に心の底から歓喜しました。やはり子連れで大荷物も持ったまま夜の22時過ぎまで時間を潰すのはかなりきついものがありましたので。
JALでのアーリーチェックイン手続きについて
ワタシはJALを利用予定だったので、ご紹介した記事のとおりに手続きを進めるべくチャンギ国際空港第1ターミナルのチェックインカウンター「5」(ROW5)の奥にあるアーリーチェックインラウンジを目指しました。
目指すはROW5の奥です。すでにこの位置からでもEarly Check-in Loungeの看板が見えるので迷いません。ただJALが利用するROWは少し離れているので、Grab乗車時に搭乗エアラインをJALと答えたらずっと奥に降ろされそうになったので、慌てて手前で降ろしてもらいました。
アーリーチェックインラウンジの入口です。情報を得たブログ記事通りだとホントにホッとします。
入口のパネルで「JAL」を選択して、さらに搭乗便名(ワタシの場合JL38)を選択します。
パネル操作が終わると、下からそっと案内ペーパーが出てくるので、それを持って中の待合室で待ちます。
手続き時は19時で搭乗予定時刻より約7時間前です。ちなみに「Average Waiting Time」は全く当てになりませんので、ひたすら待ちましょう。
中はこんな雰囲気です。番号案内板に最初自分のナンバーがなくてもそのうち出てくるので、根気よく待ちます。ちなみに手続きを担当してくれているのは1組のスタッフだけだったので、ただただ待ちます。前に5組ぐらいいたでしょうか。結局20分待ち、やっと呼ばれました。
そこでパスポートを渡してから告げられたのが、「You Gold memberね〜、そうSapphire、だから隣の【SATS Premier Check-in Lounge」】を利用してね〜」と言う衝撃の事実だったのです。
ワタシがブログで見る大体の修行僧は「JGC」修行僧なのでJALのステータスに到達していません。なのでグーグル先生でもすぐには見つけられなかったのですが、なんとワンワールドサファイヤ以上だったら、アーリーチェックイン手続きにビジネス・ファーストクラス用のSATS Premier Check-in Loungeを利用できたのです!
でも、すでに20分待ったしワタシ達は待合室の最後の客だったのでもういいからココで手続きしてくれよ〜と思ったのですけど、隣のプレミアラウンジに行ってくれ、の一点張り。そっちでまた待つことになるじゃん、とブーブー思ったのですが、所詮は異国の地、強く主張できるはずもなく大きな荷物と子どもを抱えプレミアラウンジに移動します。
チャンギ国際空港第1ターミナルのプレミアアーリーチェックインカウンター|SATS Premier Check-in Lougeについて
実際にはEarly Check-in LoungeとSATS Premier Check-in Loungeはお隣同士なので移動はあっという間です。ただ中を覗くとそれなりに混雑していて、また待つのかとちょっとうんざりしました。
ココでは入口にパネルでなくスタッフがいて、直接受付のスタッフとやり取りをします。
最初は「ビジネスクラス利用なのかい?」と聞かれたので、「いえいえI’ m Gold member」と答えましたが「??」てな感じでした。「JAL Sapphire」「JGC」と連呼していたら、「Oh! JGC. OK」てな感じで受付をしてくれました。JGCと言うステータスってそんなに普遍的なものだったのですか?笑。
さすがプレミアラウンジだけあって、予約ナンバーではなく順番になったら直接声をかけてくれるという手厚いおもてなしでした。
実際なかなかの利用客数で、ソファーに座れず家族4人離れて座らざるを得ないほどの混雑ぶりでしたが、Early Check-in Loungeと違って常時カウンターが4つぐらい稼働してスタッフが対応していたので、実際には5分経ったぐらいですぐに案内されました。その時も1人でOKと言われたので、子どもたちは座ってくつろいだままです。
スタッフの方が日本語を喋れるわけではないのですが、JAL搭乗予定や日本人だと分かると、パネルに日本語での注意事項が手続き中に流れます。
手続きはあっという間に終了しました。その時羽田で荷物を一度ピックアップするように注意されます(もちろん英語です)。
そしてこのプレミアアーリーチェックインラウンジは、中の奥の方から直接出国手続きエリアに入ることが出来るので、まさにプレミア〜ムな空間でした!そして出る時に気づく横の冷蔵庫、まさか中の飲み物はFreeだったのかしらん?(利用したことがある人によるとFreeらしいです)最後に気づいたので確かめることができませんでした(;´∀`)。まあこの後ラウンジパラダイスが待っているので、Freeドリンクには事欠かないから惜しくはありませんでしたが。
この奥にスタッフが一人いて、パスポートと搭乗券をチェックされます。
秘密の通路を抜けると直接出国検査場に出ます。チャンギ国際空港は手荷物検査は搭乗口の手前でガッチリするので、出国手続きをしたらすぐに制限エリア内に入ることになります。なので、制限エリア外に用事があるのならばココに向かわずにアーリーチェックインラウンジの入口から出るように気をつけましょう。
今回は全然混んでなかったのでありがたみがなかったのですが、通常の出国ゲートが混雑していたら、このルートはまさにプレミア〜ムなことだったでしょう(^^)。
まとめ
シンガポール・チャンギ国際空港は巨大でエンターテイメント性もたっぷりある国際空港です。しかし通常だったら搭乗予定の3時間前からしかチェックインできないので、利用できる時間も限られています。
しかし今回、チャンギ国際空港では「アーリーチェックイン」が出来るという事実を知り、実際に利用してみました。結果、チャンギ国際空港でたっぷり楽しむことができ大満足です。
もちろん子どもが大きかったり子連れじゃなければ、もっとシンガポールを満喫してから夜遅くチャンギ国際空港に向かってもいいのです。しかし小さい子連れだとそうはイキません。
空港内では子どもが楽しめる施設も満載です。「アーリーチェックイン」と言う言葉は覚えておいて損はないと思います(^^)。
私もこちらを利用しました。
大きな空港にはこのようなシステムがあると大変助かりますよね。
( もうシンガポールは行かないと思ってますが。)
出国前日に知ることができて、ホントにラッキーでした。
ブログ記事にしてくれている方々に感謝感謝です(^^)。