2019年10月30日にダイナースクラブプレミアムカード会員への「お知らせ」を見てみると、なんだか不穏な文字が浮かび上がってきました。
【重要なお知らせ】「ダイナースグローバルマイレージ」サービス改定のご案内、とあるじゃないですか。
ダイナースに限らず、最近のこういうお知らせは悪いものばかりです。内容を早速チェックしてみましょう。
結果的に、ANAマイルに交換を考えている人には今のところ影響はありません
ダイナースグローバルマイレージサービス改定
今回の改定内容は以下の通りです(公式ページ)。
対象航空会社へのマイル移行レートおよび年間移行マイル数の上限が2020年2月1日から変わります。
対象 | 現行のレートと年間上限 | 2020年2月1日交換分から |
アリタリア-イタリア航空(ミッレミリア) 大韓航空(スカイパス) ユナイテッド航空(マイレージプラス | 1,000ポイント=1,000マイル 100,000マイル/年移行 | 2,000ポイント=1,000マイル 120,000マイル/年以降 |
デルタ航空(スカイマイル) | 2,000ポイント=1,000マイル 140,000マイル/年以降 |
ご覧のように対象となる航空会社マイレージサービスへの交換レートが1,000ポイント=1,000マイルから2,000ポイント=1,000マイルと半減します。
まだに大改悪!
年間移行上限が増加していますが、交換レートの半減という大改悪があっては改善とはとても言えません。
幸い「全日空空輸/ANAマイレージグラブは今回改定の対象外です。」と載せているぐらいなので、おそらく最も移行先として選ばれているANAマイル交換には今回は影響ありません。
ワタシは年間に1万ポイントぐらいしか貯まらないないのでANAマイルへの交換レートに変更無ければノーダメージです。ただANAマイルへの交換は年間40,000ポイントという上限を設けられたので、ポイントが貯まりまくっている人はユナイテッド航空やデルタ航空にポイントを流していたと思うのですよね。
それが突然のポイント価値半減ですから、大改悪なのは間違いありません。
ダイナースクラブカードの今後はどうなるの?
なんかANAダイナースクラブカードを発行し、ANAダイナースクラブプレミアムカード、そしてダイナースクラブプレミアムカードと続けてきましたが、まるで改悪のニュースを記事にするためだけに入会しているような気がしてきました。
公共料金その他へのポイント付与レートの改悪、ANAマイルへの年間交換上限の設定、ポイント付与レートそのものの改悪(100円=2ポイントから1.5ポイント)などなど…
ワタシがポイント交換先として考えているのはANAマイルなのですが、それもなんだか雲行きが怪しい感じがしてきました。
それでもアメックスプラチナカードを切ったワタシとしては、同伴者が同等の特典やサービスを受けれるハイステータスカードとしてダイナースクラブプレミアムカードは今のところ解約する予定はありません。
逆に言えば、ANAマイルへの交換レートが最後の砦とも言えます。ココが改悪されたら終わりです。
今回の対象となった航空会社へのマイル交換はあまり積極的に行われていないでしょうから今回のニュースがすぐにダメージになるということはないでしょうが、今後に不安を残す結果となりました。
まとめ
ダイナースグローバルマイレージの改定(改悪)のニュースをお届けしました。
マイル交換レートが半分になるというまれに見る大改悪です。ただANAマイルが対象外だったので、ダイナース側もユーザー側も大きなダメージにはなりにくいと思います。
しかし今後ANAマイルにメスが入ってもおかしくないなと感じさせるニュースでした。
改悪のニュースをお届けするためにダイナースクラブプレミアムカードを保有しているのではないのだから、ホントお願いしますよ(;´Д`)。