ダイナースクラブカードを発行する三井住友信託銀行グループは2019年の8月よりコンパニオンカードなるものをダイナースクラブカード・ダイナースプレミアムカード保有者に無料で付帯し始めました。
コンパニオンカードはマスターカードブランドのクレジットカードで、ダイナースクラブのブランドが使えない数多い地域やサービスでも利用できるということが売りです。
特にダイナースプレミアムカードに付帯するコンパニオンカードは、単体でもTRUST CLUBワールドエリートカードとして発行されているプラチナ級のマスターカードブランドのクレジットカードです。
ダイナースプレミアムカードに付帯するコンパニオンカードは、そのTRUST CLUBワールドエリートカードに付帯するほとんどのサービスを利用することができ、しかも無料付帯です。
かなりの大盤振る舞いですね。
異なるのは、TRUST CLUBワールドエリートカード単体では100円=4ポイントというポイント還元率なのですが、ダイナースプレミアムカードに付帯するコンパニオンカードは100円=1ポイントというポイント還元率になる点です。
本体のダイナースプレミアムカードは100円=1.5ポイントなので、それには及ばないということです。コンパニオンカードのポイントも合算されるので、ダイナースブランドが利用できるならダイナースカードを利用した方がお得です。
しかし注意しなければならないのは、ダイナースクラブカードを利用してポイント換算率が異なる特定加盟店があるということです(公式サイト→)。
そこに含まれる加盟店でダイナースクラブカードを利用すると、ポイント換算率が200円=1ポイントになります。
コレはポイント換算率100円=1ポイントのダイナースクラブカードも100円=1.5ポイントのダイナースクラブプレミアムカードでも同じです。
直接マイルが貯まる提携カードを除くダイナース印のクレジットカードに適用されます。
あれ?じゃあマスターカード印のコンパニオンカードでそれらの特定加盟店の支払いをしたらどうなるの??
実はコンパニオンカードで支払うと、元々のポイント換算率が適用されるらしいのです。
- ダイナースクラブカードのコンパニオンカード|100円=0.5ポイント
- ダイナースクラブプレミアムカードのコンパニオンカード|100円=1ポイント
この場合ダイナースクラブカードのコンパニオンカードではポイント換算率は同じになるので意味はないのですが、ダイナースクラブプレミアムカードのコンパニオンカードで支払うと100円=1ポイントのままで、本体のプレミアムカードで支払った場合の200円=1ポイントよりお得になるのです。
いや〜コレは知りませんでした。
ダイナースクラブカードで還元率が200円=1ポイントになる特定加盟店の幅は結構広くて、公共料金や税金の他に総合病院での支払いだったり電話料金の支払いまで含まれます。
ただでさえ利用できる加盟店が少なめのダイナースで、こんな幅広くポイント換算率を落としていたらダメじゃんと思っていました。
少なくともダイナースクラブプレミアムカードのコンパニオンカードでは1%還元率のままということで他のカードと比べても遜色なく、まだまだ使い方によっては便利に使い続けられそうです。
ダイナースクラブプレミアムカードは年会費が超弩級で保持するのも大変なのですが、1.5%のポイント還元率というのはやはり魅力的です。さらにコンパニオンカードの存在が、解約への道を引き止めています。
コンパニオンカードはそのままラウンジキーというプライオリティパスと同等の機能がありますし、同伴者1名OKだし、家族カードにも付帯しますからね。
ということで、コンパニオンカードがあればダイナースクラブプレミアムカードはまだまだ継続できるかな?というお話でした。
今回の話題はググっても分からなかったのでコンシェルジェに問い合わせをして分かったことです。
ただ「そういうものだ」と分かって再度検索をしてみたら、ちゃんとまつのすけさんがブログに書いているのが見つかりました^^;