新型コロナウイルスが世界的大流行した2020年、各国のロックダウンや出入国規制、我が国でも緊急事態宣言の発効によって旅行が全くできなくなりました。
2020年の春休み、ゴールデンウィークは全滅です。
そんな中、一縷の望みを託したのが2020年の夏休みです。
多くの方がこの夏にも海外旅行の予定を入れていて、そしてそれを諦めています。
ワタシもそんな中のひとりで、ハワイへの家族旅行を計画していました。
情勢を見守っていましたが、ついに2020年夏のハワイ旅行についての結論を出したので、まとめておきたいと思います。
2020年8月のハワイ旅行予定は継続で
ハワイ旅行の予約は解約せずにキープすることにしました!
ポイントは2つです。
- 特典航空券に予約替えできた
- 観光依存の地域は受け入れを開始しそう
1.特典航空券に予約替えできた
ハワイ行き往復航空券チケットを特典航空券に鞍替えできた!コレが最も大きいですね。
どちらもエコノミーなのですが、有償チケットだと(安い予約クラスだから)キャンセル料が大人1人3万円、子どもは小児料金で2万円台となり、家族4人で10万円オーバーの出費が発生します。
まあ出費というか、返金額が減るだけなのですが…
10万円はデカイですよ。せめて特別対応にならないと解約はできないと思っていました。
https://www.goutaro.com/entry/jalinter_specialcancell202006
そうしたら、ワタシが予約していたJAL国際線が夏休みを含む8月末までキャンセル無料の対象となりました。
ありがたいことです。
ワタシは無謀にもハワイ線のビジネスクラスアップグレード空席待ちを入れていたのでウェブ上ではキャンセルできず電話対応になったため、証拠画像はありません。
電話で無事にキャンセルでき、一部使っていたeJALポイントも戻ってきました。
しかしマイラー界隈のお方たちはワリと早めにキャンセルの判断をしていたりします。
それは特典航空券だからなんですね。
JAL国際線の特典航空券は、1人払戻手数料3,100円でキャンセルできます。
安い有償チケットよりダメージが少なくて済むので決断もしやすいし、逆にギリギリまで予約を粘ることもできます。
ワタシの場合、ハワイ行きの特典航空券だったら家族4人で12,400円でキャンセルできることになりますから。
そんなことを考えていたワタシは、試しに同じ行程でJAL国際線の特典航空券を検索してみると…
絶妙にワタシの保有マイルギリギリで1日短いハワイ行きの行程が特典航空券が取れそうだったので、予約しちゃいました^^;。
エコノミーなので、本来片道20,000マイルでイケるのですが、お盆時期なので往路は1人61,000マイルも必要になっていました。
しかも行程を1日短くしてそれで、有償のときと同じ行程だとさらに高くてマイルが足りなかったのです。
それでも予約したのは、サージャージが無料になっていて諸費用がかなり少なくて済む、というのが決め手でした。
ホントはハワイ行きをキャンセルしたら沖縄にでも行こうかと思ってチケットとホテルを予約していました。下の画像は払い戻したANA国内線の沖縄行チケットです。
たっかいですよね。沖縄旅行はトータルとして60万近い出費を予定していました。ハワイの代わりの旅行として奮発したというのもありますが、お盆時期なので航空券もホテルもかなり高かったのです。
なのでちょっと利用するのに抵抗があったのも事実でした。今年の沖縄は特に混んでいそうですしね。
特典航空券なら手元にあるマイルで出費を抑えることができるので、ハワイのチケットを特典航空券に鞍替えしてギリギリまで粘ってみようかな、と思った次第です。
でも、ハワイってほんとに行けるのでしょうか?
2.観光依存の地域は受け入れを開始しそう
国際線の航空券を持っていても、その国に行けなければなんの役にも立ちません。
2020年6月8日現在、新型コロナウイルスのパンデミックは未だ拡大傾向です。
しかし最初に広まった東南アジアや欧米では(アメリカ本土を除けば)感染拡大のスピードが落ち着きつつあるので、感染予防に努めながらも徐々に日常の生活に戻ろうと努力しています。
欧米ではなが〜い夏季休暇に入るというのもあり、観光立国・観光依存の経済状況になっている国や地域は、この夏季休暇の時期を逃したらホントに経済で死ぬと実感しているのでしょう。
いくつかの地域で渡航制限の解除に向かう動きが見られます。
しかし飛行機で移動する国や地域の場合、PCR検査の陰性証明が必要だったり2週間の待機観察が必要だったり、観光客としては現実的でない感染予防の水際作戦を伴うものです。
我らがハワイといえば、ハワイ州外からの渡航者に関しては2週間待機観察指示が6月30日を超えて延長することが発表されています。
少なくとも7月の渡航は厳しそう、という感じです。
しかし8月はどうでしょう?ワタシはワンチャンあると思っています。
なぜならハワイ州は特定の国や地域に限って早めに渡航制限を解除することを検討しているからです。
当然そこには日本も含まれています。7〜9月における日本時旅行者の存在はハワイにとってはかなり重要ですからね。
翻って我が日本はどうでしょう?ハワイに行けたとしても、そこでコロナに感染する可能性もあるので帰国時に日本の検疫を受けなくてはいけません。
2020年6月8日現在のところ海外帰国者への2週間待機観察要請は継続しており、解除の見通しは全く立っておりません。
日本も少しずつ海外渡航への制限を解除する方向に向かっているようですが、その場合はビジネス客が優先で観光客は後回しにする流れを作っています(どうやって選別するんだろう?とは思いますが)。
また海外への行き来は認めてもPCR検査の陰性証明や2週間待機観察の要請はすぐに解除せず、必要事項となるような検討をしているようです。
そこが解除されない限り自由な旅行はできません。特定地域からの帰国なら免除、という可能性はなくはないですが…
そもそも日本国内の移動制限要請は解除されつつも、肝心の日本の観光地でも夏季シーズンのビーチ閉鎖継続や入山禁止、各種夏祭りや花火大会の中止などが決定していて、夏休みシーズンで観光がフルオープンするわけではないのです。
なので、ハワイへの渡航はワンチャンあっても日本への入国制限はかなり厳しいかな、と思っています。
https://www.goutaro.com/entry/jalana_specialcancell202005
ANAやJALの国際線航空券の特別対応が8月末まで延長されたことがそれを物語っています。
なぜハワイ旅行に賭けるのか?それはマイルがあるから
冷静に分析すると8月のハワイ旅行は厳しそうだと分かるのに、なぜハワイ旅行に賭けるのか?
それはそこに特典航空券があるからです。
やはりキャンセル料が直前まで同額でそれほど高くないというのは「神」ですよね。
ワタシは特典航空券に必要なマイルは主にポイントサイトを利用しています。
コロナ災禍は永遠に続くわけではありません。新しい生活様式が広まり感染予防が必須になったとしても、永遠に旅行に行けないことはないんです。
今のうちにポイントやマイルをせっせと貯めて、次なる旅行に思いを馳せたいと思います。
自分と家族を守るため感染予防に務めるのは当然のことで、もし渡航が可能そうでも感染のリスクから旅行を断念することも当然ありえます。
あくまで現段階での判断、ということです。
まとめ
コロナ禍に襲われた2020年の8月はハワイ予約と心中することにしました。
飛行機で出かけることばかり考えるから悩んでしまうので、ハワイに行けなければ地元九州に車でお出かけすればいいや、と考えています。
宮崎のシェラトン・グランデ・オーシャンリゾートがホテラーとしては魅力的ですが、熊本の河プールとかも楽しそうですよね。
マイラーになって飛行機に時に無理やり乗っているがゆえに疎かになっていた地元貢献を見つめ直すいい機会になるかもしれません。
※今はインバウンドが少ないから快適そうだし…
Oh,素敵なワンチャン見込みっすね☆。わたくしまだ何の旅行の計画も立てておらずで。参考(自己責任で)になります^^
ご存知のようにJALの国際線特典航空券は
直前でバンバン解放されるので、
ホテルさえOKならまだまだ時間的余裕ありますよね(^^)
ワタシの場合、子どもの夏休みが10日ほどの短縮になってしまったので
時期をずらせずワンチャンにかけてみます^^;