JALの上級会員であるJGCプレミア(JGC=JALグローバルクラブ)になるためのJGP修行(JGP=JGCプレミア)の一環としてシンガポールに行ってきました。今回の修行はワタシの修行の解脱フライトということもあって、家族を道連れにした子連れ連れ修行です。
家族連れなのにシンガポールに入国しない「SINタッチ」を行う勇気は流石になく、2泊した上で丸1日はしっかりと楽しんできました。
SINタッチについてはガチ修行僧のテッパンなので、ここしょーさんの下記記事をご参照下さい。
シンガポールでたった1日だけ遊べるならどこを選ぶ?と言うことで我が家はアドベンチャーコーブウォーターパークに行ってきました。
今回の家族連れシンガポール修行に際して選んだ宿泊先はコンラッド・センテニアル・シンガポール(以下コンラッドシンガポール)です。ホントはクラブフロアでもギリギリ宿泊無料になる3歳児がいたのでマリーナ・ベイ・サンズを予定していたのですが、経費を切り詰める必要が出ちゃったので、急遽ヒルトングループのコンラッドシンガポールにポイント宿泊してきました。
立地は良いのですが遮るホテルがあって景観はNo.1ではないコンラッドシンガポールを選んだ理由は、ワタシがヒルトンのダイヤモンド会員だからです。どうせならホテルで最上級のおもてなしを享受したい、そんなコジコジ心が満載なのです。
ヒルトンのダイヤモンド会員になれたきっかけはあるクレジットカードのおかげ(^^)。
今回はヒルトンのダイヤモンド会員として利用できるコンラッドシンガポールのラウンジを余すこと無くご紹介したいと思います。
目次
コンラッド・センテニアル・シンガポールについて
コンラッドシンガポールは、マリーナベイサンズに代表される名だたるラグジュアリーホテル−が軒を連ねるシンガポールのマリーナ・ベイに位置しています。
マリーナ・ベイのマーライオン公園までも徒歩での移動が可能な立地で、さらに周りにはショッピングセンターもあり、隣にはニッポンレストラン街まであったりして、非常に便利なところに位置しています。
ただ最高の夜景を楽しむことができるマリーナ・ベイを望むには目の前のホテルが2重にブロックしているので、ちょっと残念ポイントです。
アクセスはチャンギ国際空港からタクシーで約20分、日本円にしたら2,000円もしないぐらいの距離です。鉄道での移動もできますが、家族連れや大荷物があるのならばタクシーの方が早いし楽だし安いしでオススメです。
- 15時チェックイン・12時チェックアウト
- 有料駐車場あり
- ラウンジあり
- 屋外プール・フィットネスセンターあり
コンラッドシンガポール宿泊時のエグゼクティブルーム宿泊特典
ヒルトンのエグゼクティブルームに宿泊すると宿泊者全員がラウンジを利用できるようになります。
・1滞在につき最大3点までの無料ライトプレッシングサービス
・Premium WiFI無料
・シンガポール市内通話無料
・4階フィットネスセンター内スパ20%割引
この辺は割とどうでもいい特典です。
・4階/31階|6:30〜23:00
・最大2時間まで無料の会議室利用
・朝食|平日6:30ー10:30、土日祝日6:30ー11:00
・朝食はラウンジまたは1階オスカーズを利用可能
・アフタヌーンティー|14:30ー16:30
・イブニングカクテル|17:30ー20:00
・ドリンクは22:00まで用意、アルコールは20:00以降有料
ココは重要な情報ですね。まずエグゼクティブラウンジは4階と31階の2つあります。
そして朝食はラウンジでも1階のビュッフェ会場オスカーズ、いずれも利用可能となっています。
- ドレスコードあり|スマートカジュアル
- 12歳以下の子ども連れ家族は4階のみ利用可能
こちらが最も重要な注意点です。まずドレスコードがあります。ノースリーブ、バスローブ、運動着、ショートパンツ、スリッパン、ビーチサンダル等オープントゥの履物はNGです。
実際うちの長男が忘れていて草履でラウンジに入ったらNGを喰らいました。存外厳しいです。つま先が出てなければいいので、ワタシも含めてクロックスはOKでそれで乗り切りました。
ショートパンツはNGですが、膝上ぐらいのキャロットパンツは大丈夫そうでした。
そして更に重要な情報は「12歳以下は31階のラウンジは利用NG」と言うことです。31階のラウンジはリニューアルしたみたいですが、子連れでは入れないんです。かと言って、4階のラウンジがキッズスペースのようになっているかと言えば全くそんなことはなく、立派なラウンジでした。
なので31階のラウンジはワタシが内容をチェックするために1人で赴いてみました。ではそれぞれのラウンジと、時間帯で変わる様子をお届けしたいと思います。ちなみにダイヤモンド会員ならエグゼクティブルーム宿泊じゃなくても同様の特典を利用できます。
コンラッドシンガポールラウンジ|朝食タイム
まず1階レストランオスカーズの朝食ビュッフェをご紹介します。
コンラッド・センテニアル・シンガポールの1階にあるレストランはシンガポールのトップレストランを受賞したオスカーズです。早く食してみるのが楽しみでした(^^)。
ちなみに混雑するだろう8時台に2泊とも行きましたが、待ち時間はほぼありませんでした。土日だったからか、普段からそれほど混雑しないからかは分かりません。
食べ物や飲み物はビュッフェで食べれるものが一通り揃っている感じでした。パンも冷めなようにしてあって気遣いが溢れていましたが、貧乏舌のワタシにとって目の玉が飛び出るほど美味しかったかと聞かれると、まあ高級ホテルの朝食ビュッフェとしては特別とまでは言えない、と言った感想でしょうか。
無料なので文句なんて無いですけどね(^^)。
次はラウンジの朝食風景をちょっと潜入して見てきましたのでご紹介します。
まずは大人しか利用できない31階のラウンジの朝食風景からご紹介。
31階の子どもが入れないエグゼクティブラウンジはそれほど広い空間ではありません。しかしそれでもゆったりとしていて全然混雑していないことが分かると思います。
こじんまりとしたラウンジにはこじんまりとしたビュッフェが取り揃えてあります。この狭い中エッグステーションまであるのは大したものだとは思いますが、品揃えとしては1階のレストラン・オスカーズの方が当然はるかに多く、しかもラウンジでしか食べれないものはざっと見た感じありませんでした。
4階の子どもが入れるエグゼクティブラウンジでも朝食をとることができます。
4階の子どもが入れるエグゼクティブラウンジには、早起きしてしまった次男だけを連れて訪れました。朝の7時過ぎですが、非常に閑散としています。小さなお子さんを連れた家族が一組いてホッとしました。
食品のラインナップは31階の大人専用ラウンジと全く同じです。上にあるものは下にある、下にあるものは上にある・・・。
なので、もし朝食をラウンジで取りたいと思うのならばどちらを利用しても構わないと思います。ただ4階は外がホテルのプールとなっていて景観は全然良くないので、子どもがいなくて景色も楽しみたいのなら31階の大人ラウンジがおすすめですね。
コンラッドシンガポールラウンジ|アフタヌーンティー
コンラッドシンガポールのラウンジでは午後の時間にアフタヌーンティーとして軽食やスイーツを頂くことができます。
まず31階の大人専用ラウンジから。
アフタヌーンティーでの品揃えは「軽食」「バケット」「スイーツ」となっていて、それほど種類があるわけではありません。しかしこれらはメチャクチャ美味しかったです。いくらでもお替わりできそうなぐらいに(*^^*)。
ビックリしたのがシャンパンも含めてアルコールまで飲み放題となっていることでした。そしてラウンジは相変わらず閑散としています。利用者が多すぎて入れないとか食べ物がなくなってしまうとか、そんな心配は皆無でしたね。
次に4階の家族連れOKラウンジのアフタヌーンティーの様子を。
説明するまでもなく、4階のラウンジの品揃えも31階の大人ラウンジと全く同じでした。混雑もしておらず非常に快適に過ごせます。ワタシも絶品と思ったサンドウィッチは子どもたちにも好評で爆食していました(^_^;)。
アフタヌーンティーの時間帯を考えると利用できるのは、15時前後でチェックインできた後やレイトチェックアウトで遅い時間までホテルを利用できる場合が最も多いと思われます。このアフタヌーンティーの食事はとっても美味しかったのですが、流石にそのためだけにホテルに午後戻っては来ず遊びに行くほうがメインでしょう。
コンラッドシンガポールラウンジ|イブニングカクテルタイム
最後にコンラッドシンガポールラウンジで17:30から利用できるイブニングカクテルタイムの様子をお届けします。
まずは31階の大人専用ラウンジからご紹介。
ラウンジは拍子抜けするぐらいガラガラです。もともと狭い上に利用者も多くないので食べ物のラインナップもまさにおつまみ程度です。しかしアルコールと共にいただければ十分夕ご飯の代わりになります。
次は4階の家族連れOKラウンジのご紹介です。
やはりイブニングカクテルタイムなのでお腹いっぱいになるようなラインナップではありません。内容も31階の大人専用ラウンジと全く一緒です。
しかし子どもたちはパンにバターを塗ってハムを食べまくってお腹は満たされたようです。大人はつまみとアルコールがアレばちゃんとお腹は膨れます。子連れでラウンジの弱点は「ライス」が無いことでしたね。
コンラッドシンガポールのイブニングカクテルの内容はシャンパンも飲めるしお酒には不満はありません。食べ物はそれほど量はないのですが、好きなものがアレば十分夕ご飯の足しになると思います。
コンラッド・センテニアル・シンガポールのラウンジの感想
ワタシはヒルトンVISAプラチナカードを利用していて必要な条件をクリアできているので、ヒルトンダイヤモンドステータスとなっています。
https://www.goutaro.com/entry/hiltonvisaplatinum_update201811
しかし今回はエグゼクティブルームに宿泊していたので、ダイヤモンド会員ではなくてもご紹介したラウンジを利用することができます。
今回ラウンジを利用したのは2泊3日の中で下記のタイミングでした。
初日 | アフタヌーンティー | X(間に合わず) |
イブニングカクテル | ○ | |
2日目 | 朝食 | ○ |
アフタヌーンティー | X(お出かけ) | |
イブニングカクテル | ○ | |
3日目 | 朝食 | ○ |
アフタヌーンティー | ○(レイトチェックアウト) |
そしてそれぞれの時間帯の食事を兼ねてしまったので、旅行中の食事はほとんどラウンジで済ませてしまったわけです。まさにラウンジ飯コジコジです^^;。
コンラッドと言えばヒルトンブランドの最上級の代名詞です。ですので勝手にリッツカールトンばりのラウンジ飯が頂けるかと思っていたのですが、内容と言えばそこまでではなかったです。
もちろんふつうに美味しいのですが、コンラッドじゃないヒルトンホテルとレベル的には変わらないかなぁ、と言うのが率直な感想となりました。まあ5回もコジコジしておいて言えた義理ではないですけどね笑。
まとめ
JALのJGCプレミア修行でシンガポールに家族旅行をした際、コンラッド・センテニアル・シンガポールに宿泊しました。やはりヒルトン族としては世界中のヒルトンをなるべく体験しなくては!と言う使命感から・・・ではなく、ダイヤモンド会員としてラウンジを利用したり朝食無料を頂いたりして、修行の経費をなるべく削減するためでした。
結果としてコンラッドシンガポールのラウンジ飯は過不足ない程度に揃えられていて、家族連れでも十分楽しめることができました。
何より31階の大人ラウンジと4階の家族連れラウンジ(別に大人だけで利用してもいいのだけど)と分かれているおかげか、どちらも混雑は全く無くラウンジとしての威厳が保たれていて、スタッフのレベルと相まって非常に満足する利用ができました。
唯一の難点は、フレンドリーに話しかけてくれるスタッフのシングリッシュ(シンガポール・イングリッシュ)が全く聞き取れないことでしたね^^;。
今回は利用したコンラッド・センテニアル・シンガポールのラウンジ飯を余すことなくお伝えしました。何かのご参考になりましたら幸いです(*^^*)。