2020年3月、新型コロナウイルスのパンデミックにより世界各国の航空会社の運航が減便または停止しています。
航空会社が何社は潰れるんじゃないかと言われる苦境の中、それでも自社の顧客を守るためにフルサービスキャリアのいくつかは救済策をアナウンスしています。
日本のANAについても2020年3月18日現在での特別対応を発表しました。確認していきましょう(公式サイトはこちら)。
ANAはプレミアムポイントの特別倍率での積算
ANAは新型コロナウイルスの影響で自社の顧客に影響が出ていることを考慮し、対象期間での搭乗分のプレミアムポイントを2倍で積算することを発表しました。
【対象期間】2020年1月1日(水)〜2020年6月30日(火)搭乗分まで
この対応の素晴らしいところは、2020年1月1日以降ですでに搭乗している分も2倍になるという点です。
しかもこちらからの手続きは必要としません。
【対象路線】ANAおよびANAグループ運航の国内線・国際線全路線
対象はANAの国内線・国際線の全路線となります。
JALのFOP2倍キャンペーンが数ヶ月続くようなもので、コレは素晴らしい対応です。
積算時期は搭乗時期によって変わるようですが、待っていればそう遠くなく積算されるみたいです。
この対応の凄いところは、再度お伝えしますが、すでに搭乗した分にも積算されるという点です。
つまりもうANAプラチナに到達しているヒトはそのままANAダイヤモンドになれるし、ANAのブロンズにまで到達しているのなら、もう乗らなくてもSFC修行は終了しちゃうというところです。
まさに大・大・大逆転のANAの救済策です!
ANAの修行は実際どうする?
プレミアムポイントが1月1日まで戻って積算される影響力は非常に大きくて、来年はANAプラチナどころかANAダイヤモンドが溢れかえる結果になりそうです。
ワタシはコロナの影響でANAダイヤモンド修行2020年を断念しています。
再度6月30日まで5万プレミアムポイントまで頑張って乗ってANAダイヤモンドを目指すかと言われると…今のところその意欲は湧きません。
修行するとすれば国内線のプレミアムクラスを乱用した修行になると思いますが、ANAダイヤモンドは一度経験しているので、そこまでする気が起きないというのが正直なところです。
継続性のないステータスを継続させるにはそれなりの労力が必要に感じます。
目指すなら15万プレミアムポイント+ANAカード500万決済の「+more」ですが、さすがにそこは厳しいですからね。
同様のサービスはJALで目指せるので、辞めておきます。それよりJALの救済策のほうが気になりますね…。
まとめ
ANAの新型コロナウイルスの影響に対する自社顧客への救済策が発表されました。
プレミアムポイント2倍は予想されていましたが、まさか過去の搭乗分にまで適用されるとは恐ろしいことです。
来年はANAダイヤモンドの人が逆に増えそうですし、今から6月まででANA修行するのも手ですね。
もちろんコロナの感染爆発のリスクが高い時期は自粛しましょう
ワタシはJALを乗ると決めたので動きませんが、すでに予約しているANA便をどうするかちょっと考えちゃいます。
詳しくは公式ページをご自身でご確認ください。マイルやスカイコインも特別延長されています(公式ページ)。