ANAのダイヤモンド会員を目指す「ANAダイヤモンド修行」を2019年に敢行しています。
中心となる路線はマレーシアのクアラルンプールー東京路線となります。遅くから計画を立て始めたため、コストを犠牲にして効率を重視したビジネスクラス利用の修行計画となっています。
今回は同じビジネスクラスを利用するにあたって、ビジネスクラスの楽しみの1つである機内食がショボくなってしまうパターンでの往復利用となりました。そんなANAダイヤモンド修行記2019をお伝えしていきます。
東京=クアラルンプールの路線基本
ANAの東京=クアラルンプール路線は羽田=クアラルンプールが1往復、成田=クアラルンプールが1往復設定してあります。その内約は…
- 羽田夜出発=クアラルンプール昼出発
- 成田昼出発=クアラルンプール朝出発
となっています。いずれも同じ出発地に戻るなら滞在時間は6−7時間程度で済むので、宿泊せずにいわゆる空港に「タッチ」するだけで帰ってくることも可能です。
ただクアラルンプール修行を繰り返している以上、タッチを繰り返していると「運び屋」と思われる心配もあり(実際は分かりませんが)1泊することにしています。
さらに仕事に影響がないように土日週末だけで往復を終わらせる必要があること、福岡からの国内移動が必要で土日で帰ってこれる乗り継ぎが必要な感じで計画を立てると…
- 金曜日(仕事後)福岡出発・羽田夜経由クアラルンプール行
- 日曜日朝クアラルンプール出発・成田経由福岡帰宅
がベストな行程となります。
この行程では往路の羽田空港出発が夜便、復路のクアラルンプール出発が朝便となって、時間帯的に機内サービス(というか機内食)がショボくなります。
今回はそのショボくなる行程でのクアラルンプール往復ANAダイヤモンド修行となりました。
羽田ークアラルンプール|夜便
羽田空港からクアラルンプールに向かうために、まず福岡ー羽田の移動があります。
そしてANAの場合は国際線乗り継ぎのための制限エリア外に出る前に専用バスが用意されているのです(JALは普通に空港間移動バスを利用するしか無い)。
誰もが到着口に向かう中、1人寂しく国際線乗り継ぎのために別方向に向かって歩きます。数人同じ方向のヒトもいますが、時間帯的にほぼいません。自動歩道も反対方向なので乗れません。
数人しか乗らないバスで国際線ターミナルに向かいます。羽田空港第2ターミナルから国際線ターミナルへはホントに遠くて10分はかかります。
羽田空港第2ターミナルから国際線乗り継ぎバスを利用すると、羽田空港国際線の端っこ(ロイヤルパークホテル入口)に到着します。
乗り継ぎの出口のすぐ隣は出国手続き(北)なので、羽田空港国際線ターミナル制限エリア外に用事がなければすぐに出国できます。こちらにも優先レーンがあるので安心ですね。と言っても、この時間(22時近く)は全然混んでいませんが。
出発まで1時間、向かう先はANAラウンジです。最近はラウンジコジコジに対するこだわりが無くなってきちゃったので、頂くものも体調を考えて優し目にしています。
乗り継ぎ利用のお客さんが少し遅れているとのことで、15分遅延して搭乗開始となりました。
座席は1Hです。窓際席ですが座席が通路寄りなので、うたた寝して頭が通路寄りに傾いちゃうとCAさんがガスガスぶつかっていく席です。ありがとうございますm(_ _)m。
ANAの羽田ークアラルンプール線は深夜に出発するので、食事の提供は着陸2時間前の朝食となります。
ご覧のように早朝4時過ぎにワンプレートモーニング、これがビジネスクラスで提供されます。
昼便だったらステーキだったりステーキだったりするのですが、ほぼ同じ料金でも深夜便だとこの程度の食事になってしまうのは残念ですよね。まあステーキが出てきても困っちゃいますが^^;。
ちなみに洋食をチョイスしてますが美味しいですよ。残さず頂きました。
我々マイラーは飛行機に乗ることをそのものを楽しんだりするので、その場合サービスが制限される深夜便は適さないです。ただワタシの場合は仕事の兼ね合いもあり、分かっていても避けれません。
深夜便のビジネスクラスは睡眠を機内で取ることにより時間を有効に利用できるという側面があり、真のビジネスマンにとっては価値あるとは思います。機内サービスすべて断れば5時間以上寝れますからね。
結局定時通りの現地時刻6時頃にクアラルンプール国際空港に到着しました。この時間でもなかなかの人出となっています。いつものようにKLIA Ekspresに乗ってホテルまで移動です。
クアラルンプールー成田|朝便
復路は7時10分クアラルンプール出発の成田行を利用します。国際線なので最低でも1時間前には到着しておく必要があり、ホテル出発は4時半です。つらみ。
何度か経験しているので間に合うように到着するのは余裕です。4時半にホテルチェックアウト、5時のKLIA Ekspres始発に乗って、5時半にクアラルンプール国際空港に到着。ビジネスクラス利用だとチェックインカウンターや出国審査はほぼ並ばないので、6時前にはゴールデンラウンジサテライトに到着できます。
搭乗開始は出発の30分前、搭乗口でしっかりとした手荷物検査がありそこで少し並ぶので、ラウンジで過ごせるのは30分ぐらいです。今のワタシにとってはそれだけあれば十分です。時は金なり(^^)。
修行中はどうしても生野菜不足に陥るので、ココでミネラルを補給しておきます。機内食が軽めなのも分かっているのでそこそこ食べます。
今日も元気に定時運行です。さすがANA!今のところトラブル無く修行できていますね(^^)。
座席は往路と同じ1Hです。個人的にはもう1Hは遠慮したいところとなりました。
と言うのは、今回は往路も復路も降機に利用したドアが1番先頭ではなく中頃のドアだったのです。
そのドアはビジネスクラスの中では1Hは1番遠いところにあるので、降機も1番最後になりせっかくの先頭席が台無しなのです。
出発時機体のトラブルで10分ほど遅れましたが、飛行に支障がなく復旧したので無事に出発しました。
お楽しみの機内食はご覧のように朝食仕様です。やはりワンプレートモーニングとなっています。もちろん美味しいのですが、やっぱり有償ビジネスクラス利用としては物足りないですよね。
ビデオプログラムに「有吉の夏休みin HAWAII2018」があったので、爆笑しながら今年のハワイ旅行の予習をしました(^^)。
成田国際空港にはほぼ定刻どおりに到着しました。そして安定の沖止め。しかも出発時のトラブルから機体の精密チェックが必要だからか、今までに経験のないほど遠い場所に連れて行かれました。
まさに端っこの中の端っこです。これにはやられた〜と思ったのですが、意外に送迎バスの到着口が近かったので良かったです。
それよりココでも1Hなのに降機口が先頭じゃなくて中程のドアとなったのでビジネスクラスで最後の降機となり、バスで座れなかったのが地味に不満でした。座れないことより、その後に押し寄せてくる人波に揉まれたのが不満と言うか、でっっっかいリュックを背負ったダイヤモンドタグを付けたおダイヤ様がリュックをドカドカぶつけてくるとか、そう言う嫌な目にあったことが不満だったと言うか…。
そんなこんながあったので、次回の搭乗シートを左側に動かしました。個人的にはベストポジションは9Aです(もちろん1Aが取れればいいのですが、流石にブロックされています)。
あんまり機内食提供の早さとかにこだわりはないので、動線が優れているシートを選びたいところです。ただ9Aも意外に確保するのは難しい場所だったりします。
ANAのダイヤモンド修行とは
日本が誇るフルサービスキャリア(FSC)のANAはよく利用する顧客のためのプレミアムサービスを用意しています。
プレミアムサービスはよく利用する顧客、つまり元々はビジネスマンの囲い込みが主目的だったとは思いますが、そのプレミアムサービスを享受したいがためにビジネスマンに負けじと(時には目的地を目標とせずに)飛行機に乗りまくることを「エアライン修行」と呼んだりします。
そしてANAのプレミアムメンバーの最高峰「ダイヤモンド会員」を目指すための修行が「ANAダイヤモンド修行」というわけです。
ANAのプレミアムステータスは「ブロンズ」「プラチナ」「ダイヤモンド」とランクが上がっていきますが、プラチナ以上のステータスに到達すると「スーパーフライヤーズカード(SFC)」というまた特別なステータスを手に入れることができます。
SFCはANAカードに付帯させるステータスで、付帯させたANAカードを解約しない限りはSFCというステータスは継続します。
ワタシは2017年にそのSFCを目指したSFC修行を行いました。
その時はANAのプラチナステータスまでしか到達しなかったのですが、今回はANAのダイヤモンドステータスに一度は到達してみたく、2019年にANAダイヤモンド修行を計画しました。
ANAのダイヤモンドステータスを獲得するためには、ANA(または提携航空会社)に決められた運賃で搭乗したときに貯まるプレミアムポイントを10万ポイント獲得しなくてはなりません。
その10万ポイント目指してひたすらANAの翼に乗り続けるのがANAのダイヤモンド修行です。
まとめ
ワタシのANAダイヤモンド修行の黄金ルート「羽田深夜発ークアラルンプール早朝着・クアラルンプール早朝発ー成田夕方着」をお届けしました。
分かってはいたけど、ビジネスクラス利用でワクワクしていると残念感が出てきてしまうルートです。
ワタシはなるべくこのルートを利用しようとしますが、タイミングによっては(季節や残席数?)安いクラスが売り切れていて値段が割高のときがあります。
その時は「成田昼発ークアラルンプール深夜着・クアラルンプール昼発ー羽田夜着」のルートを選択することもあります。
それが前回のステーキ搭乗記です。残念ながら仕事に差し支えがあるのであまり選べないルートですが、やはり機内食レベルとは言えステーキは食べれるに越したことはありません^^;。
さて2019年のANAダイヤモンド修行ですが、次回のクアラルンプールでとりあえず今年のクアラルンプールタッチは終了します。最後にステーキ食べれるかな?お楽しみに。