新型ウイルスが猛威をふるっていますね。2020年はANAダイヤモンドの継続修行のためにクアラルンプールに何度か訪れる予定にしていましたが、全キャンセルすることにしました。
もちろんクアラルンプールを首都とするマレーシアはまだ日本からの入国制限をしているわけではありません。クアラルンプールから日本への渡航注意喚起は出ているみたいですが…
なのでコレはワタシの個人的な判断になります。
今回はクアラルンプールを主体としたANAダイヤモンド修行を断念した理由やそのキャンセル料、同時に諦めたもの(マリオットプラチナのホテル修行)や新たに考えていること、などをつらつらとまとめておきたいと思います。
2020年のANAダイヤモンド修行の計画と挫折について
ワタシは2019年にANAダイヤモンド修行をしてANAダイヤモンドサービス会員となっています。
2020年はANAダイヤモンドの本サービス年となるので、ANAダイヤモンドサービスを満喫することも兼ねてANAダイヤモンドの継続修行を行うことにしていました。
そうは言っても週末弾丸修行しかできない身なので、マレーシアのクアラルンプール発券のビジネスクラスを中心とした修行計画を立てていました。
しかし2020年1月から広まった新型ウイルスの影響が全世界的に広がるにつれて、このタイミングでの国際線を利用した修行は色々リスクが高いと感じ始めました。
2020年3月2日現在、クアラルンプールを首都とするマレーシアでは日本からの入国制限は設けていません。
なのでマレーシアに行けないわけではないのです。
実際に渡航されている方の情報を耳にすると、ちょっと手続きが追加されたり質問事項が増えていたりはするものの、概ねスムーズな出入国ができているらしいです。
ワタシはクアラルンプール国際空港タッチはせずに必ず1泊や2泊する予定にしていますが、ホテルー空港間移動は割とタイトな行程となります。万が一出入国の手続きに時間がかかるのは困るのです。
もし熱発していたらクアラルンプールから帰ってこれないリスクだってあるわけです。
またマレーシアではないですが、欧米の方ではアジア人というだけでマスクしているというだけで差別的扱いをされていることも耳にしました。
このような状況で国際線を利用した(世間に晒されたら全く無意味と思われる)エアライン修行はリスクが高すぎると判断しました。
コレはワタシの判断で、元気に飛び回って情報を発信してくださっている方々はいっぱいいます。
修行には寛容だった家族からも今の時期は流石に反対されていますしね。
確保している予約は手数料無料で変更可能な予約クラスなのですが、海外発券と国内区間を複雑に組み合わせているので、最初の便に乗れなかったらもう1年の計画を立てて組み直すのはワタシの仕事や子どもの予定などを考えると不可能です。
よって2020年ANAダイヤモンド修行は諦めることにしました。
満喫する予定だったANAダイヤサービスも、国際線ラウンジのサービス簡略化も始まっていて残念なことになっているみたいですしね(ToT)。
予定していた2020年ANAダイヤモンド修行のキャンセル料は?
2020年3月2日現在、日本からマレーシアへの渡航制限やマレーシアの日本からの入国制限はありません。
つまりすでに購入した航空チケットには、予約クラスにもよりますが、それ相応のキャンセル料が必要になるわけです。
2020年のクアラルンプール訪問は8回予定していて、当初は福岡発の国内区間をつけたビジネスクラスにしていました。
その後、アップグレードポイントがあるからプレエコでいいじゃんと気づいて、プレエコの予約を入れました。
さらに2020年後半は土日の空きに余裕がなくなってきて、国内区間を那覇までにして効率よくプレミアムポイント(PP)を貯めていく計画にしました。
88,000PP分の予約です。
ぜ〜〜んぶキャンセルします。ビジネスクラスの予約は無料で無制限に変更可能な予約なのですが、今年後半にすべて移して組み直すのは残念ながら不可能なのです。
ビジネスクラスのキャンセル料的な支払いは福岡発着だろうと那覇発着だろうと13,300円でした。
プレミアムエコノミークラスのキャンセル料は8,000円でした。
コレに加えてさらなる出費があります。
海外発券だったので最初のクアラルンプール行をJALのビジネスクラス特典航空券にしていました。
JAL国際線特典航空券のキャンセルは、払戻手数料として3,100円が必要になります。
さらに那覇発着にした予約では、福岡ー那覇の往復航空券も確保が必要となり1区間440円必要なので、今のところ1区間予約しているから440円の出費となります。
まとめると
- ANA国際線ビジネスクラス5行程キャンセル料|66,500円
- ANA国際線プレエコ1行程キャンセル料|8,800円
- JAL国際線特典航空券払戻手数料|3,100円
- ANA国内線払戻手数料|440円
以上が、国際線でのANAダイヤモンド修行をキャンセルしたときの出費となります。
実際にはすでに支払い済みなので、返金額がキャンセル料分減るだけでさらに貯金が減るわけではないのですが…悲しい。
ワタシが主とするクアラルンプール発券のANAビジネスクラスの残席数がどんどん少なくなり、料金がどんどん上がっていくので先の先まで予約を入れていたらこの有様です(T_T)。
ただ新型コロナウイルスの影響が広がるにつれて、3月1日からの2週間程度のANAやJALのすべての国内線、JALの国際線などが行程によってはキャンセル無料となるアナウンスがされています。
それに従って相談したところ、JALの国際線特典航空券はキャンセル手数料無料となりました。
ANA国際線に関してはクアラルンプール自体が渡航制限がかかってないので本来は手数料がかかるのですが、ANA国内区間がついているため相談の末無料でキャンセルしていただけました。
フルサービスキャリアのサービスは大変ありがたいです。
さらに残りの12,000PP分、ANA国内線で仕事などを絡めて予約を入れています。
こちらはANAダイヤモンドサービスを体験できる貴重な機会なのでそのままでもいいのですが、おそらくキャンセルすることになると思います。その理由は後述します。
マリオットプラチナを目指すホテル修行も断念
ワタシのクアラルンプールを利用したANAステータス修行は1泊もしない空港タッチではなく、クアラルンプールでの1−2泊を必ず入れる方針でした。
結果としてクアラルンプールでのマリオット系列の宿泊を中心にANAダイヤ修行に関連した宿泊数がそれなりにあったわけです。
他のレジャーや仕事に絡めたマリオット系列ホテルの宿泊も合わせれば、必要な1年50泊(SPGアメックスがあるので実際は45泊)をクリアできるかなと思っていました。
しかしクアラルンプールに行かなければこれらの宿泊もなくなるわけで、それ以外で1年に50泊などとても到達することはできません。
よってANAダイヤ修行に合わせてマリオットプラチナのホテル修行も断念です。
ホテルの方はすべてキャンセル可プランで予約しているので、こちらは手出しは発生しません。不幸中の幸いです(T_T)。
今後の方針について
ANAのダイヤモンド継続修行は諦めました。しかしANAダイヤモンドサービスを享受できないのはあまりに悔しいので、今年の後半から来年の3月までになんとか特典航空券を利用してANA国際線で旅行に行くことを狙っています。
あと有り余るアップグレードポイントを活用すべく、どこかでファーストクラスにアップグレードできる路線を利用してみたいですね。
マリオットのプラチナ修行は諦めたので、期限いっぱいの2021年1月まではマリオット系列のホテルを優遇しつつ、元のヒルトン族に戻ろうかと思っています。
エアライン修行やマイル修行に関してはANAのダイヤモンド修行用に空けていた土日がぽっかり暇になるので、JAL国内線を利用した回数修行でもできないかなぁ、と画策中です。
もしJALの搭乗回数を増やすとしたら、ANAですでに入れている国内線の予約もキャンセルしてJALに鞍替えしようかなと考えています。
ANAやJALのステータス修行もマリオットのホテル修行も1年休んでいつでも再開できるものなのですが、土日に出かけないと精神がやんでしまいそうなので新型コロナウイルス関連で他人様にご迷惑をかけないように気をつけながら、ほとぼりが冷めた頃にまた飛行機の旅を楽しめたらと思います。
まとめ
ANAのダイヤモンドサービスメンバーは、継続すればするほどその恩恵を感じることができると言われています。
それ故にワタシはANAダイヤモンドの継続修行を2020年に行う予定にしていました。
しかし新型コロナウイルスの蔓延による旅行そのもののリスクが目に付き始め、ワタシは今後の予定は仕事などへの影響を考えてANAの修行を諦めました。
ANAのダイヤモンドもマリオットのプラチナも1年毎の更新となるので、いつでも再開しようと思えば再開できるものです。ただしステータスの反映は修行終了後や翌年度となったりはしますが。
今は先のことは考えずに自分自身の健康に気をつけながら新型コロナウイルスの広がりが収まるのを待つのみです。
今年は修行には難儀な年ですね、、たしかに。ドンマイっす!!ちなみに、こんなご時世でもANAのハワイ特典航空券はポツポツ空きがあるもののそれなりに埋まっていて、JALはガラガラでやっぱりJALマイルは素敵だなあと思った今日この頃っす!
JALのプレミアもANAのダイヤも、マリオットのプラチナもヒルトンのダイヤも
色々体験してきましたが、
結局どれが自分のスタイルに合うのか、結論は出ない感じになってきました^^;
お金に支出をケチりたくてマイラーの道を目指しましたが、
分かったのはお金の使いどころかもしれません。
飛行機はエコノミーで頑張る、ホテルはケチらない
こんなところです(^^)