ANA/Diamond

【子ども修行失敗】子どもをANAのブロンズステータスにするための三角飛び|ついでにANAダイヤを満喫

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日本が誇るフルサービスキャリアであるANAにはよく利用する人に向けたプレミアムサービスが用意されています。

対象の運賃でANAを利用すると、通常のマイルとは異なりプレミアムポイントというポイントが貯まります。

そのポイントに応じてプレミアムサービスが提供されプレミアムメンバーと呼ばれるようになります。

現在ANAのプレミアムメンバーにはブロンズ・プラチナ・ダイヤモンドというステータスがあり、メリットはプラチナ以上のステータスになります。

ブロンズというステータスにはあまりメリットはないのですが、子どもを2019年に旅行で連れ回しているうちに後少しでブロンズステータスになるぐらいのプレミアムポイントが貯まったのです。

せっかくなのでワタシのANAダイヤモンド達成記念を兼ねて子どもと一緒に飛行機に乗って、ついでに息子をANAのブロンズにしようと企みました

今回はその子どもブロンズ修行僧(の失敗談)とANAダイヤ満喫の旅についてお届けします。

ANAのプレミアムメンバーサービスとは

ANAプレミアムサービスとは、ANAの上級会員であるプレミアムメンバーに贈られる特別な特典やサービスのことです。

【憧れのANA上級会員】ANAのSFC修行やダイヤモンド修行で得られるANAプレミアムメンバーサービスを徹底解説 ANAの上級会員ってなんだろう?ANAのプレミアムメンバーってなんだろう?なぜ高橋真麻さんは空港で素敵なラウンジを利用することが...

詳しくは上記記事をご参照ください。

プレミアムメンバーになるためにはプレミアムポイントというマイルとは別のANAが定めるポイントを貯める必要があります。

日頃から飛行機をよく利用しているのなら自然に貯まっていきますが、ANAプレミアムメンバーになるためにあえて飛行機に乗りまくることを「修行」といい、そのようなお方たちを「修行僧」や「修行尼」と一部の界隈で呼ぶことになっています。

【ANA/SFC修行のすべて】ANAのプレミアムポイントを求めたANAのSFC/ステータス修行総解説 ANAのプレミアムポイントとは、1年間に利用したANAグループ、またはスターアライアンス加盟航空会社運航便の搭乗分において、マイ...

子ども修行僧計画について

2019年は有償でハワイやらオーストラリアやらシンガポールに引っ張り回したので(ANAダイヤ修行参照)、長男のプレミアムポイント(PP)はあと1,587PPでブロンズサービス基準に到達するところまで貯まっていました。

子どもがブロンズサービスになってもワタシが一緒に旅行する上では、ワタシのステータスに引っ張られるので得られるメリットはほとんどありません

  1. フライトボーナスマイル|40%にUP
  2. 翌年度アップグレードポイントの付与

このぐらいです。

アップグレードポイントもブロンズサービス基準の30,000PPなら10ポイント獲得できるはずなのですが、それはANAグループ搭乗便でのポイント数が必要なのです。

今年はシンガポール航空により貯まったプレミアムポイントがあるので、ANAグループ搭乗便分は30,000PPに足らず、獲得できるボーナスポイントは8ポイントになります

そのボーナスポイントはワタシが一緒の時は長男のANAスイートラウンジ入場時や個人的にも座席アップグレードに利用することができます。なんだったらワタシが利用させてもらうことも可能です。

8ポイントはANAスカイコインに交換すると8,000円分の価値にしかならないのですが、それ以外にうまく利用できれば1,600PPのための搭乗便料金ぐらいの価値になるかもと思い、プレミアムポイントを貯めるためだけの修行に長男を出発させることにしました。

まあ流石にいきなりの1人飛行機旅行は10歳児には過酷です。

ちなみにワタシはANAダイヤモンド基準に達していてこれ以上プレミアムポイントは必要ないのですが、息子に同伴するついでに各地のANAダイヤモンド特典を満喫することにしました

行程は地元の福岡空港を出発して那覇空港に向かって1泊、次の日那覇空港を出発して伊丹空港に、続いて伊丹空港から福岡空港に帰るという旅程です。

  1. 福岡空港|ANAプレミアムチェックイン&ANAスイートラウンジ
  2. 那覇空港|ANAプレミアムチェックイン&ANAスイートラウンジ
  3. 伊丹空港|ANAプレミアムチェックイン&ANAスイートラウンジ

やはりANAダイヤモンドを満喫するならANAスイートラウンジがあるところじゃないとね、ということです。

福岡空港でついにANAスイートラウンジを満喫

福岡空港ではついにANAスイートラウンジを利用することできました。今までは4人となる家族連ればかりだったので入れるけど利用することまではできなかったのです。

ただ子連れだとここで食事を済ませてしまうというわけにもいかず、外で食べてきたので満喫したかと言われると疑問です。

ダブルツリーbyヒルトン那覇でもダイヤモンド特典を満喫

今回沖縄での1泊に利用したのはダブルツリーbyヒルトン那覇です。こちらもヒルトンのダイヤモンド会員なので、ダイヤモンド会員特典を満喫しました。

ルームアップグレードはマッサージチェアがある角部屋に、そしてアルコール3本ももらえました(アルコールNGの人にはジュースもあり)。

おつまみがないのでダブルツリーでいつももらえるソフトクッキーで頂いたオリオン缶ビールを楽しみましたが、意外に悪くない組み合わせでした。

もちろん朝食も同伴者となる息子ともども無料で頂くことができました。沖縄特有の料理に、ヒルトンステータス会員向けに特別メニュー3品のうち1品がもらえます。

この時は右に並んでいるラフテーと海ぶどうともう1品でした。

那覇空港で初のプレミアムチェックインとANAスイートラウンジを満喫

那覇空港ANAのプレミアムチェックインは実は初めて利用しました。那覇空港のプレミアムチェックインはANAダイヤモンドを含めてプレミアムメンバー全員なので、ANAダイヤのみのスイートチェックインはありません

JALはJALダイヤ・プレミア専用のファーストチェックインカウンターがあるので油断していました。そこそこ並んでいます。もちろん普通のカウンターの大行列に比べたらかなりマシですが…

那覇のANAラウンジは、スイートランジに引き続きANAラウンジの改装直後で、プレミアム保安検査場もオープンしたてでした。

以前の那覇のANA専用保安検査場はダイヤモンド会員専用でしたが、リニューアルではANAラウンジとANAスイートラウンジが隣り合っているため、ダイヤ以外のプレミアムメンバーもここを利用できます

中で分かれる感じです。当然ワタシは息子と一緒にANAスイートラウンジに向かいます。

初めて入った那覇空港のNew ANAスイートラウンジですが、噂のブルーシールアイスを含め食べ物が用意されていて、スペースも広く感じます。それでもなかなかの混雑状況ではありました。

ついでにオープンしたてのANAラウンジにも潜入してみました。以前とは段違いの広さで、今まで座れなかった時間帯でもなんとか座席の確保はできそうな感じです。

しかしANAラウンジもANAスイートラウンジも全く窓がないので、閉鎖的で暗い印象は否めません。

今回の三角飛びは優先搭乗も素早い降機も必要なかったので、息子と2人でゆったりと座れる最後尾の窓側2列になっている席を選択したのですが、ここかなり広くて最高でした。

伊丹空港でも新しいプレミアムカウンターとANAスイートラウンジを満喫

伊丹空港は絶賛改装中で、ANAのプレミアムチェックインと専用保安検査場もそこそこ新しいです。

ただ噂には聞いていましたが動線が悪いし、保安検査のレーンは1列しかなく一般の保安検査場がガラガラな時間帯でもそこそこ並ぶ羽目になりました。

これはダイヤモンドオジサマたちがお怒りになりそうな案件です。

ANAスイートラウンジに入る前にちょっとモヤッと。今までラウンジ同伴者を伴う時は搭乗券を渡して受付のお姉さんにしてもらっていました。JALでもANAでも。だって自分でしようとしたら「搭乗券をお預かりします」と言われるから。

同じように伊丹のラウンジ受付でも搭乗券を渡そうとしたら、この順番(本会員→同伴者)でバーコードを読ませるので次からはご自身でしてくださいねって言われました。

しょっぱいしょっぱい。ガラガラのくせにヒヤヒヤなご対応を頂きました。ラウンジ古事記ですみませんね…田舎者で申し訳ありませんね…

しょっぱい対応にあっけにとられながら伊丹空港のANAスイートラウンジに入りましたが、流石に広いです。しかも片側ガラス張りで明るいのもGoodですね。

ワッフルなど美味しそうなものもありますが、やはり直前の息子に付き合ってたこ焼きを食べてきたので胃が受け付けませんでした。

3つのANAスイートラウンジを子連れで連続利用すると、だんだん真理に近づきます

スイートラウンジのメリットは「空いている」と「食べるものがある」なのですが、子どもが好きな食べ物なんてほぼ無いから、座れさえすればスイートラウンジである必要は決してないのですね。
※国内線ラウンジの話です

その「空いている」こそが重要だったりしますが、他の航空会社ラウンジやカードラウンジ、プライオリティ・パスラウンジまで選択肢を広げれば、まだまだスペースはいっぱいあるわけです。

決してANAスイートラウンジにこだわる必要がない、という事実に気づきました。何事も経験ですな(^^)。

伊丹ー福岡はボンバルディアのプロペラ機でANAは運航しています。この機体は確かにプロペラの音がうるさ目なのですが、座席は広いし高度が低めなので景色もよく見えて結構好きな機体です。

ANAブロンズを目指す子ども修行僧の結果

1泊を挟んで「福岡ー那覇ー伊丹ー福岡」の三角跳び修行を行い、息子のプレミアムポイントも翌日に確定しました。

計2,343プレミアムポイント!PP単価は12円で、お遊びとしては高く付きましたが息子とのふたり旅ができてとても楽しかったです。

ん?あと49ポイント??

足りないやん!

なんとせっかく三角飛びをしてまで息子のプレミアムポイントを積みかねたのに、49ポイント足りませんでした

計算が間違えた…と言うより、最初から計算した記憶がありません。なぜなら三角飛びぐらいすれば、絶対に到達すると勝手に思い込んだからです。那覇ー伊丹はそこそこの距離がある路線ですし。

息子の子ども修行僧計画…大失敗です!

あと49プレミアムポイント、どうないしよ…

  1. 12月中に飛ばなくてはならずANAの割安運賃発売期間を過ぎているので運賃が高め
  2. 冬休みに入ったら空港とその周辺が帰省ラッシュになって空港に行くだけで一苦労

残り僅かなプレミアムポイントを貯めるのも12月に入ったらものすごく大変そうで、たった8アップグレードポイントのためにするかしないかとても迷っています

するなら福岡ー対馬タッチかな…

福岡ー対馬は小児運賃だけで検索すると、小児普通運賃がかなりリーズナブルです。PPとしてはオーバーキルになってしまうけど、ここなら直前まで予約できるので狙いやすくなる…( ̄ー ̄)ニヤリ。

もちろん行くなら修行僧らしく1人で行ってもらいます^^;。ただ今のところちょっと厳しそうです。

まとめ

今年はなんだかんだと子どもをANAにスターアライアンスメンバーに乗せてきたので、後少しでブロンズステータスというところまで息子のプレミアムポイントが貯まっていました

それならばと、ワタシのANAダイヤモンド記念スイートラウンジめぐりに子どもも付き合わせて子どももブロンズステータス解脱を目論んだのですが、余裕だろうと思って計算せずに適当に予約したらまさかのポイント足らずとなってしまいました。

結局親といっしょに旅行するだろう子どもをブロンズステータスにしても、親がアップグレードポイントを強奪できる以外のメリットはありません。

しかし話のネタにもなるし子どもも乗り気…今年もあと1週間もないのに迷います笑。

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