先々月、我が前に立ちはだかる壁「ANAダイナース」を自力で発行しました。
他力により「アメックスプラチナ」も今年の5月に入手することができました。
クレカ多重発行ブラック状態に足を突っ込みかけていたのに、ANAパパさんのおかげで「SPG/AMEX」も入手しました。
陸マイラー活動初期に、入手マイルの還元率を最大限上げるために、「ANA/VISAゴールド」も発行しました。
しかし、ワタシの「陸」じゃないマイラーの原点は「ANA/AMEXゴールド」なんです。
元々働き始めた頃はANA/JCB平をよく利用していました。
その頃はクレカはこのカードしか持ってなかったので、普通にスターαを維持できていましたけど、自動移行していたマイルはどんどん失われていく失効の嵐。
今回は、そんなワタシのマイルクレカ遍歴の中でも、ANA/AMEXゴールドとの思い出話を少々・・・。
目次
マイルとの出会い|ANA/JCB平-JAL/VISA(club-A)-Delta/AMEXゴールド-ANA/AMEXゴールドへ
ANA/JCB平
10年ぐらい前でしょうけど、マイルのことが全然分かっていなかったワタシは、逆に期限内に利用しなくてはいけない「マイル」を邪魔者にしていたぐらいでした。無知って恐ろしい。
何がきっかけか全く覚えていないのですが、最初のマイルとの出会いはANA/JCB平カードです。その頃はまだネット通販すらも創成期で、買い物と言えばお店に行って買うもの。利用するのはANA/JCBですが、それすら「クレカはこれしかないし」ぐらいの感覚です。
働きだして自分の給与が入りだすと、それこそ好きなデジモノ(特にPCやデジカメ)をよく買うようになりました。支払いもそれなり、なので貯まるマイルもそれなり。でも、マイルと利用して飛行機に乗ろうなんて発想は皆無でした(特典航空券の制度って昔からあったのでしょうか?)。
マイルも貯まっていく、でも使わない。失効失効です(笑)。
JAL/VISAclub-A|家族会員
その後、北九州空港が開港してANAがスターフライヤーと提携する前だったので、マイルが貯まるJALマイラーになりました。
この頃は妻の方が「マイル」と言う価値をよく分かっていたのでしょう。ワタシは妻に言われるがままに、妻のJALカードClub-Aの家族会員になってブランドがVISAだったこともあって使いやすく、めちゃくちゃ使っていましたね。クレカ決済だけでもそれなりに貯まるマイル。
でも、やっぱり失効していくマイルに「煩わしさ」しか感じていなかったとんでもない時代でした。
そもそも特典航空券って欲しい時、欲しい時間に取れないんですよ。ANAでもJALでも同じ。JALの方が若干マシだったぐらいです。「おともでマイル」とか「マイルでいっしょ割」とかのサービスにかろうじて使えるかな、と言うぐらいです。
それでも、2ヶ月前から予約開始とかの制限があるので、結局は待てずに普通に予約してしまうことがほとんどでしたね。
Dleta/AMEXゴールド
ワタシのJAL遍歴の終焉を迎えさせたのは、皮肉にもJALPAKでした。「家族で行くハワイ・ファミリージェット」と言うチャーター便でのパック旅行です。
この旅行をきっかけに、これからも子供を連れてハワイに行きたい!福岡からの直行便はデルタ航空しかない!だからデルタ航空に入会するついでにクレジットカードを作って、決済を集中させよう、と言う思考回路です。
しつこいですが、本当に無知で、その時点では国内移動してJALやANAを利用する方法があるなんてつゆにも思わなかったんですよ。何も知らない人ってそんな感じじゃないですか??
ANA/AMEXゴールド
その後一度はデルタ航空を利用してハワイに行ったのですが、オアフ島で乗り継いでハワイ島に向かったせいで、航空機代がめちゃくちゃ高かったんです。
実際は、オアフ島に行くまでならデルタ航空もそこまで高くありません。乗り継ぐととんでもないことになるのです。でも、そんなことを調べるスキルなんてありません。
今後のハワイ旅行どうしよう・・・と、やっとJALやANAの航空運賃を調べたら総じてANAの方が割安だったんです。それはユナイテッド航空とのコードシェア便も含めることができたからなんだと思いますけど、それじゃあ今後はANAを利用しようかな、そしたらANAカードを新調しようかな、と言う流れでした。
まだまだポイントサイトの「ポ」も出てきません。どこも経由せずの発行です。
AMEXを選んだ理由は「ポイントの有効期限がない(無期限)」と言う一点です。今まで幾度となくマイルを失効させてきたワタシなので、ポイント無期限というのは譲れないファクターだったのです。
しかしコレさえも、「ANAマイルに移行する前のAMEXポイントなら無期限」というだけなんですが、無知なワタシは移行後も無期限と無邪気に勘違いしていました。調子に乗って一気に50,000ptも移行させてしまった時は本当に涙目でしたよ。幸い、期限ギリギリにSFC修行の原資として利用することができましたが・・・。
このANA/AMEXゴールドでハワイ旅行をしたのが昨年でした。もちろん平会員で、まだまだSFCと言うステータスすら知らず、プレミアムカウンターやラウンジは別の世界の出来事だと、幼い子供たちを抱っこしながら空港をさまよっていたことが思い出されます(ToT)。
ANA/VISAゴールド
昨年、ANAを使用してANA/AMEXゴールドで決済してハワイに行った後、やっぱりこんな高額な航空運賃は毎年出せん!と思って、ネットの海をグーグル様に導かれながら漂って行き着いた先が、例のあの神サイトです。
そう、ANAパパさんのサイトです。そこから陸マイラーへの道が始まりました。その過程で、もっと日常でマイルを貯めれるANAカードはVISAゴールドと言うことも分かって、ANA/VISAゴールドを発行、その時点でANA/AMEXゴールドはお蔵入り・・・・かと思いきや、SFC修行が始まっていたので、ANAの航空チケットを購入しまくっていました。
ご存知の通り、ANAのチケット購入ではANA/AMEXゴールドは100円=3ポイントという超絶な還元率となるので、そのままチケット購入だけはメインとして利用していたのです。
ただSFC修行も終わりました。ANAダイナースも発行できちゃいました。ANA/VISAゴールドもあります。何より、来年はJALの修行をするのでANAに乗る機会も減ることでしょう。
そうなると高額な年会費が足かせになります。30,000円を超える年会費では、年に2,000マイルだけの継続マイルをもらうためには維持できません。何よりANAマイルはソラチカルートがあるので、はるかに貯まりやすいのです。ANAダイナースをも継続利用が求められます。かなり愛着があるカードではありますが、そろそろ更新月ということもあって、この辺りでお役御免となりました。
ANA/AMEXゴールド|解約手続き
解約手続きですが、カードの裏に載っている電話番号に電話をしてガイダンス通りに進めていくだけです。自動的な手続きはなく、今のところ担当のスタッフに繋がります。わざわざ「解約」だけの項目があるので、百戦錬磨なベテラン担当員か解約したくなくなる女の子系かと予想しましたが、今回は後者でした(アホでスミマセン)。
その過程で、一応引き止められはするのですが、強く引き止められる感じはなく特におトクな提案もありませんでした。が、残っているポイントだけは、知ってはいましたがどうしようもありません。
ANA/AMEXのマイルへの移行はAMEXのマイページで簡単にできます。ただ最小移行ポイントは1,000ptで、1,000pt単位でしか移行できません。上記のように全部移行したくてもエラーになります。
とりあえず1,000ポイントだけ移行します。残りは587ポイント。無駄に年会費を払うぐらいなら587ポイントを捨てることも覚悟していたけど、50,000円の利用で付与されるポイント数なのでやっぱりもったいないなぁ、と思ってしまいます。
そこで、ANA/AMEX解約のために電話したスタッフの言葉を思い出しました。
解約まであと1ヶ月以上あるので、もう少し利用して1,000ポイントまで貯めた方がいいですよ・・・。
その時は受け流しましたけど、よく考えたら確かにいいアイディアです。無理やり50,000円分利用するのも理不尽な気がしていたのですが、我ながらのナイスアイディアが思い浮かびました。
「ふるさと納税」です。
通常は楽天のふるさと納税を利用していますが、せっかくなのでANAのふるさと納税を利用して50,000円分利用してみることにしました。
品揃えも増えて、付与されるポイントもANAコインからANAマイルになってますます使い勝手が良くなったようです。それでも、ふるさと納税は楽天の10倍ポイントキャンペーンの時に利用した方がおトクなのでANAサイトは利用していなかったのですが、今回はお布施の意味も含めて利用してみました。
初めて利用したANAふるさと納税でしたが、Yahoo!公金支払いサービスを利用しているのですね。すると、なんとTポイントを支払いに利用できるのです。
TポイントはYJカード発行時に、即時付与された5,000ptがプラスされています。それがまるっと利用できるのは嬉しい限りです(^O^)。
ワタシのANA/AMEXのポイント残高は587ポイントなので、1,000ptに届かせるためには、50,000円は必要ありません。42,000円前後の利用でOKなのです。なので十分にマージンをとって、5,000円分だけTポイントで支払う事により、再度AMEXポイントが無駄に残ることを回避することができました\(^o^)/。
ちなみに、上記の支払画面ですが、他に10,000円分他の品をふるさと納税で購入しています。合わせて、ANA/AMEXの付与ポイントは450ptと予想。
はやっ!AMEXの付与ポイント早すぎ。利用の2日後にはもうポイント反映されています。これこそがAMEXポイントの素晴らしいところだとは思います。
早速再度1,000ポイントをANAマイルに交換して、残りは37ポイント。このぐらいなら誤差の範囲内ですわい。
ちなみに、このポイントは利用金額の引き落としもまだなら当然品物も受け取っていません。でもポイント交換できちゃいます。もしキャンセルとかしたら、ポイントがマイナスになります。実際にワタシは経験があります。
その時は、継続的な利用でマイナスを打ち消していきましたが、マイナスのままで解約するとどうなるのか、少なくともグーグル先生では簡単には見つけられませんでした。
まとめ
ワタシのマイレージ系クレカの遍歴と、ANA/AMEXゴールドの解約についてお届けしました。実際にはまだ解約していません。今回の利用分が引き落とされたら解約することにします。やっぱり年会費31,000円って高いですよね。
さらばANA/AMEXゴールド、君の役割は他のAMEXが担ってくれるでしょう(^.^)/~~~
遍歴がよくわかる記事で、なるほどーと思いました!
自分も陸マイルやマイルは実質買えると知った時は衝撃でした・・・
お互い精進いたしましょー^^
いやはや無知って本当に恐ろしいですね。どんだけ無駄にしていたんだ、と言う思いです。
しかしJALに関してはやっぱり「無知」なことは最近わかってきました。
以前と同じ過ちをおかさないように精進中です!(^^)。