タグ【2020年の記憶】では、2020年の年初から始まった新型コロナウイルスのパンデミックによる様々な影響を記録に残すべくまとめています。
日本が誇るフルサービスキャリアの片翼であるANAも渡航禁止令による大ダメージを受けていますが、それでも顧客のために様々な特別対応を打ち出しています。
今回はANAホールディングスの株主に配られる株主優待に含まれる「株主優待券」の有効期限延長についてまとめたいと思います。
ANAの株主優待番号は半年の延長
普通運賃の半額で利用できるようになるANAの株主優待割引運賃には、ANAの株主優待券が必要です。
新型コロナウイルスの影響で紙くずになりかけていた株主優待券の有効期限延長措置が2020円4月27日発表されました(公式ページ)。
ANAの株主優待券は半期ごとに配られるのですが、今回は直近の2020年5月31日までに有効だった株主優待券が対象となります。
【株主優待の有効期限】
2020年5月31日まで有効の株主優待番号→2020年11月30日まで有効期限を延長
5月31日までの株主優待券ですが、5月31日までANAの国内線は大半が運休予定となっていて利用できません。
半年の有効期限延長は株主としては大変助かる特別対応となりますね。
ANAの特別対応について
ANAは新型コロナウイルスの影響により飛行機を利用できなくなった顧客に向けて色々な特別対応を発表しています。
その中でも最も嬉しかったのが、ステータスの延長です。
株主優待券の有効期限延長もステータス延長も、すでに運休により体力をガリガリ削られている中に、さらに長い期間じわじわとダメージをANAに与える施策ではあると思います。
それでも対応してくれる日本のフルサービスキャリアの素晴らしさに敬意を払い、ステイホームで新型コロナウイルスの蔓延を抑えるべくできることは協力していきたいと思います。
まとめ
ANAの新型コロナウイルスの影響による様々な特別対応の中で、今回は株主優待券の有効期限延長が発表されました。
様々な特別対応はANAをさらに窮地に陥るきっかけになりうるかもしれません。
もう先のことは全く分からない情勢となってきてしまっているのです。飛行機に乗ること以外に株主優待券の使い道を無駄に考えるのではなく、ANAに感謝しながらステイホームしておくのがベストです。