アメックスプラチナカード、それは泣く子も黙る日本国内では(一般の人が持てるカードとしては)最高峰に位置づけられるラグジュアリーなクレジットカードです。
その高いステータス性は保有者にもそれなりのステータスが求められ、元々はインビテーション(紹介制)が無くては発行できませんでした。
しかしそんな話も今は過去、現在はその間口を大きく広げインビテーションを待たずにいきなり申し込むことができるようになっています。もちろんラグジュアリーなサービスは継続したままです。
今回の記事は、現在イケイケドンドンのアメックスプラチナカードを解約してしまったワタシからお届けする「アメプラ解約の儀」の記事になります。
目次
アメックスプラチナカードとは
アメックスプラチナカードにはネットからでも申し込めるようになったアメックスプラチナカード(プライベート・個人)とアメックスビジネスプラチナカードが存在します。後者のビジネスカードは未だインビテーションが必要なカードです。それ故発行のハードルは高めと言えるでしょう。
ワタシが解約をしたのはそのアメックス「ビジネス」プラチナカードの方になります。
ワタシはビジネスカードを個人カードのようにも利用していましたが、利用に際してそれほどの違いはないです。
海外利用3倍ポイントの対象外とか毎年の誕生日プレゼントが贈られないとか、その程度ですね(その程度がすっごく悔しかったですけど)。
アメックスプラチナカードを解約してしまった今その魅力を語る資格もありませんので、アメプラの魅力を存分に確認できる下記ブログをご参照ください。
アメックスプラチナカードを解約に至った理由
アメックスプラチナカードを解約した理由は、端的に言えば「年会費に見合うプラチナカードの特典・サービスを使いこなすことができなかったから」の一言です。
決してほてじゅうで6月20日からプライオリティパス飯が食べられなくなるから(8月という噂もありますが)、ではありません。ただシンガポールのチャンギ国際空港内のレストラン「TGM」が利用できなくなるのはイタイとは思います…。
アメックスプラチナカードの解約に至った理由と解約後の対応策については上記記事にまとめました。
現状無くなって最も困るのは、家族カードでも同等の同伴者1名まで無料のカードラウンジサービスと同伴者1名まで無料のプライオリティパスサービスとなります。
つまり家族4人で旅行するときにおそらく不便が生じる可能性があるのです。ただJALのJGCステータスとANAのSFCステータスを持っている限りそれほど不便にはならないだろうと想像しています。
さらに正直子連れでラウンジを長時間過ごすのは難しいのが分かってきたので、そこへのこだわりは少なくなりました。
4月にアメプラ解約は決めていたのですが、かなり際どい感じで発行せざるを得ないSPGアメックスカードの審査に影響がある可能性を心配して解約手続きを進めていなかったのです。
今回無事にSPGアメックスカードを発行できたので、アメックスプラチナカードの解約手続きを行っていくことにしました。
アメックスプラチナカード解約の儀
アメックスプラチナカードのワタシが行った解約手続きについて解説していきます。手順については以下の通りでした。
- 解約の期限を確認する
- コンシェルジェ(セクレタリーサービス)に連絡して解約の旨を伝える
- 解約に伴うポイントやサービスへの影響を伝えられる
- 解約に必要な書類が送付されてくるので指示に従って返送する
以上です。一つづつ確認していきます。
①解約の期限を確認する
アメックスカードは(その他のカードも同じかもしれませんが)カード更新前後の解約に際して、結構余裕があります。
ワタシのカード更新月は5月です。130,000円+税という高額な年会費は5月に明細に上がり、6月の10日前後に引き落とされます。
そして解約手続きは6月の終わりまでに完了すれば、例え年会費が引き落とされても戻ってきます。
他のカードのときも同じだったので、カードの年会費を支払わなくて住む目安としては更新月の翌月の月末がリミットです。月末までには手続きの完了が必要なので、更新月の翌月の中頃までに終わらせればOKです。
②コンシェルジェ(セクレタリーサービス)に解約の旨を連絡する
クレジットカードを解約するときは通常クレジットカードの裏面に載っているカード発行会社に連絡します。アメックスプラチナカードの場合はコンシェルジェデスク(ビジネスカードならセクレタリーサービス)に電話してもOKです。
と言うか、登録情報から結局コンシェルジェクラスのヒトにつながるようになっているみたいです。
引き止められるかどうかと言うと、上品に引き止められますが何かしらの特典やポイントアップみたいなサービスはありませんでした。
③解約に伴う特典やサービスへの影響についての説明
一般的な説明は他のカードと一緒です。特典は利用できなくなります、支払いが残っているのは引き落とされます、しばらくDMは行きます、公共料金の支払いなどは変更してくださいetc…。
重要なのはポイントです。カードを解約した時点でポイントは失効してしまうのですが、使い切れないほどのポイントが残っている場合は他のアメックスプロパーカードと合算させておかなくてはいけません。
ワタシの場合はアメックスビジネスプラチナカードの他にポイントを合算できるカードとしてアメックスビジネス「ゴールド」カードがあるので、アメプラを解約してもゴールドの方に紐づけされるので問題ありませんでした。
しかしポイントを合算していない場合は、先にポイントを合算する手続きをしておかないといけません。電話で依頼するだけです。
また合算できるカードがない場合(ANAアメックスやSPGアメックスなどは独自のポイント制度なので合算不可です)は、合算できる年会費が安いカードが必要になります。アメックスグリーンカードでOKです。
そして衝撃だったのが「封書を送るので、それにカードを切断して同封し返送してください」と言われたことです。
え?電話で終わりじゃないの?返送しないといけないの??聞き返してみたのですが、必要です、と言われちゃいました。
コレクターとしては取っておきたかったのですが、ウルトラ悲しかったです。
④解約に必要な書類が届く
そうこうしているうちにアメックスから必要な書類が届きます。
カードを返却しない場合は「できない理由」を記載する欄もあったので、泣く泣く家族カードと合わせて2枚をぶった切りました。
これを返送用の封筒に退会届と一緒に同封して返送すれば手続きは終了です。
今まで解約してきたANAアメックスゴールドカードやデルタアメックスゴールドカード、SPGアメックスカードはすべて電話のみで手続きが終了したので、プロパーのカードなのが特別なのかアメックスプラチナカードが特別なのか、返送するという手続きが必要でした。
しかしですね、「返却しない理由」を記載する欄があったので返却するのは絶対と思ってしまいましたが、冷静に考えればおそらく解約の連絡時に返送したくない旨を伝えれば「じゃあ自身で確実にハサミを入れておいてください」と言われるだけで済んでいたような気がします。
せっかくのアメックスプラチナカード、もう持つことはないかもしれずちょっと残念です。
ちなみにワタシはこだわりがなかったので金属カードにしてなかったので切断できましたが、金属カードの場合は切断はできません。その場合はICチップなどできる限り傷をつけるか、無理ならやはり返送が必要になるんでしょうね。
なかなか解約が完了しないので問い合わせてみました。
アメプラ解約の件、まだオンラインサービスが利用可なので問い合わせ
返送してから手続完了まで2-3週間かかる
よほどの理由(紛失・シュレッダーで粉砕など)が無い限り貸与物なので要返却
メタルの場合はメタル専用の返送届けがあるのでそれで返却
あんまり手元に残しておけなさそうな予感…
— ゴウタロウ@福岡LOVE陸マイラー (@ugoraba) June 18, 2019
まとめ
アメックスプラチナカード解約の儀をお届けしました。アメックスカードの正式な解約方法は、退会届とともにカードの返送が必要のようです。
無くなった途端に不便になることがないことを願っています。
もし復活させるとしたら…う〜〜〜ん…ANAマイルへのポイント交換上限が無くなったときぐらいでしょうか。結局のところ素晴らしい特典やサービスはいつまで経っても利用することはできないだろうなぁと思いますし。
ところでカードを返送してから10日あまり経っているのですが、Web上ではまだまだ解約に至っていない様子なのです。手続き大丈夫かしらん(・・;)
この記事の切断しているカードは年会費実質1万円のものですけど、あくまでイメージ画像でネタ内容とは関係ないということでしょうか?
コメントありがとうございます。
特典を存分に活用できる方にとっては
アメプラの年会費は実質1万円になるということでしょうか。
ワタシは活用できなかったので
画像と記事内容はリンクしております。
ゴウタロウ様
お久しぶりです。MASAです。俺も1年程前にアメプラ解約しました(笑)
自分で持った始めてのクレジットカードがアメックスだったので、愛着はあったのですが。。。
私の場合の解約理由で一番大きいのはJALマイルの交換が出来なくなった事です。
年会費が上がり年会費に見合うサービスを利用出来なくなった様に感じ始めてたので。
こんにちは!
再訪ありがとうございます(^^)。
家族旅行をグレードアップさせるにはアメプラは最強とは思いますが
やっぱり使いこなせませんでした^^;
長男が高学年になり、旅行そのものにも行きにくくなったのもきっかけですね。