ポイントサイトでポイントを貯めて、そのポイントをマイルに交換して旅行を楽しむ陸マイラーゴウタロウです。
ポイントサイトで大量にポイントを貯める方法の1つがクレジットカードの発行なのですが、色々なクレジットカードを発行するうちにクレジットカードそのもののお得さに気づき、ポイントサイト関係なく発行することも多くなりました。
お得に発行するクレジットカードなら年会費無料か、年会費以上のポイントが獲得できるケースかなのですが、後者だと年会費の負担が増えていきます。
またクレジットカードというものは発行したら放ったらかしでいい、というわけでもなく、毎月少額でもいいので使い続けたほうが自身の信用情報にも有利になります。
そのため不必要なクレジットカードは解約するなら1つに集約するなりする必要があります。
今回はワタシが所有するアメリカンエクスプレスカードのそんな話です。
目次
アメックスを使い続けるなら結局アメックスプラチナカード?
アメリカンエクスプレスカードはポイントサイト経由で発行するより、アメックス独自の入会キャンペーンが常時行われていてそれ目的で入会することが多いです。
タイミングにもよりますが条件をクリアすれば数万ポイントが一気に貯まります。アメックスのポイントは提携カードを除けば1ポイント=1円程度の価値があるので、年会費分を差し引いてもお得なことが多いです。
そんなポイント目的でいくつかのアメックスカード・アメックス提携カードをワタシは発行してきました。
- デルタアメックスゴールド(解約済)
- ANAアメックスゴールド(解約済)
- SPGアメックス(解約後再発行)
- アメックスビジネスプラチナ(解約済)
- アメックスビジネスゴールド(アメックスビジネスグリーンにダウン)
- ヒルトンアメックスプレミアム
現在は年会費34,100円のSPGアメックスカード、年会費13,200円のアメックスビジネスグリーン、年会費66,000円のヒルトンアメックスプレミアムを所有しています。
SPGアメックスカードはマリオットプラチナ修行目的、アメックスビジネスグリーンはプラチナやゴールド時に貯めたポイントを失効させないために、ヒルトンアメックスプレミアムは初年度年会費無料だったので、という発行当初の目的がありました。
しかしマリオットプラチナ修行は終わり、コロナや家族の事情でなかなかマリオット系列のホテルに泊まりに行く機会がありません。
アメックスビジネスグリーンに至っては使い道があまりない上に、下手に使うと年会費3,300円のメンバーシップ・リワード・プラスという余計な費用がかかります(申し込まなくてもいいのですが獲得ポイントが半減します)。またANAマイルに交換するのにも追加料金がかかります。
ヒルトンアメックスプレミアムは初年度年会費無料だったので入会しましたが、本来の目的であるヒルトンダイヤを維持するには年200万円の利用が必要で、アメックスブランドでそれだけ使うのは実はちょっとキツイんです。色々ポイント獲得半減や除外サービスがあるからです。
しかしSPGアメックスはマリオットゴールドステータスの付帯、アメックスグリーンはアメックスポイントの延命、ヒルトンアメックスプレミアムはヒルトンゴールドの付帯などがあり、このへんは捨てがたい!
そしてそれらをまとめて解決する最適解が「アメックスプラチナカード」なのです。
アメックスプラチナカードのホテル特典
アメックスプラチナカードと言えば日本でも多くの人が知っているハイステータスなクレジットカードです。昔は招待制と言ってアメックスに認められた人しか持てなかったのですが、今では自分で申し込むことができるカードとして間口を広げています。
年会費は143,000円と普通に考えれば非常に高いのですが、その分特典も多岐にわたります。
ホテルステータス付帯
まずは肝心のホテルステータスの付帯は以下のとおりです。
- マリオット:ゴールド
- ヒルトン:ゴールド
- ラディソン:ゴールド
マリオットゴールドの大きなメリットは(空室次第で)14時までのレイトチェックアウトや客室アップグレード、ヒルトンゴールドは(空室次第で)15時までのレイトチェックアウトや客室アップグレード、そして朝食2名まで無料です。
※ラディソンのことはたぶん利用する機会がないので忘れましょう
SPGアメックスやヒルトンアメックスにも付帯するこれらですが、アメックスプラチナカードでは1枚に集約されています。
そして凄いのがアメックスプラチナカードは4枚まで家族カードが無料なのですが、家族カードにも同等のステータスが付帯することなんです。
ファイン・ホテル・アンド・リゾート
そしてアメックスプラチナと言えばこのサービス、「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」です。アメックスが認めた国内外のホテルでアメックスを経由して予約をすれば以下の特典が付帯します。
- (空室次第で)12時よりチェックイン
- (空室次第で)客室アップグレード
- 朝食2名までサービス
- (空室次第で)16時までのレイトチェックアウト
- 100ドルクレジットなどのホテル利用特典
実際利用したときは、思ったより特別なおもてなしをして頂きました。コレさえあればホテルステータスに拘る必要はあんまりありません…が、ハイステータスホテルばかりなので1泊5−10万ぐらいは普通に覚悟しておきましょう^^;
フリー・ステイ・ギフト
フリー・ステイ・ギフトとはいわゆる1泊無料宿泊券のプレゼントです。対象ホテルは多岐にわたるのですが(公式案内)、ちょっと使い所に困るサービスではありました。
※以前アメックスビジネスプラチナを使っていたので使用経験あり
普段泊まらないホテルを選択できるのはいいのですが、基本2名での利用なので家族で利用しようとすると追加料金がかかります。
ついでに付く特典も大したことがなく、除外日もあります。結局旅行前の前泊など、別に利用してもしなくてもいいシチュエーションでしか消化できなかった記憶があります。
アメックスプラチナカードの(その他の)特典
アメックスプラチナカードはホテル特典以外にも様々な特典やサービスが用意されています。
- 空港ラウンジの利用
- プライオリティパス付帯
- コンシェルジェの利用
- 各種保険の付帯
色々あれば嬉しいサービスや特典が数多く用意されています。トラベル&エンターテイメントに優れているクレジットカードと言われているので、旅行系のサービスが充実しています。
また100=1ポイントのポイントプログラムも適用され、貯まったポイントは支払いに利用したり商品と交換したりマイルやホテルポイントに交換して利用することができます。
※100円=1ポイントにならない加盟店あり(税金の支払いやインフラ関係の支払いなど)
アメックスプラチナカードの年会費の打算
アメックスプラチナカードの年会費は143,000円(税込)です。
そしてワタシが持っているSPGアメックスカード(34,100円)、アメックスビジネスグリーン(13,200円)、ヒルトンアメックスプレミアム(66,000円)を合計すると113,300円です。
そして実はアメックスプラチナはメンバーシップ・リワード・プラスの年3,300円やANAマイルに交換する際に必要なポイント移行コース年6,600円が無料で付帯しています。
それらが付帯しないアメックスグリーンの年会費を押し上げて計算すると123,200円です。3枚のクレジットカードとアメックスプラチナ1枚との年会費の比較は19,800円と約2万円にまで縮まりました。
家族カードの年会費が無料なことや家族カードで同等のステータスが利用できることを考慮すれば、アメックスプラチナへの集約は「あり」でしょう!!
残念な点を上げれば、ヒルトンアメックスプレミアムでは200万円決済までこぎつければヒルトンダイヤモンドステータスが獲得できるのに、それがないことはちょっと不便です。
マリオット系列のホテルではSPGアメックスで決済すれば割引が適用されるショップが有るのですが、それがないのも残念です。
お得なマリオットプラチナカードの発行方法
アメックスプラチナカードは公式ページから申し込むことができます。
2021年9月現在、公式ページからアメックスプラチナカードを申し込むと、入会3ヶ月以内に100万円利用すれば合計50,000ポイントを獲得することができます。ポイントの価値換算は難しいのですが、4~5万円の価値はあるでしょう。
しかしもっとお得な発行方法があるのです。それは「紹介プログラム」を利用することです!
アメックスカードを利用している人から紹介された「専用URL」経由で申し込むと、獲得できるポイントが爆増するのです。
ワタシはアメックスカードをいくつか利用しているので、ワタシからアメックスプラチナカードを紹介すると入会特典のポイントは70,000ポイントになります。
紹介で入会するデメリットは特にないので、知り合いに紹介してもらうほうが絶対にお得です。
もし周りにそのようなお方がいないのなら、ワタシから紹介させてもらうことも可能です。ご希望の方は下記から必要事項を入力の上ご連絡ください。
アメックスプラチナカードを発行を予定しているワタシがアメックスプラチナカードを紹介するのもおかしな話のようですが、アメックスと付き合うということはそういうものです。ワタシもどなたかに紹介してもらわないと…
まとめ
陸マイラーから派生したクレジットカードコレクターと化したワタシですが、何十枚ものクレジットカードをいつまでも保有し続けているわけではありません。
今回はアメックスビジネスプラチナカードを持っていたけど、それぞれホテルに特化したSPGアメックスやヒルトンアメックス(前身のヒルトンVISA)の方がいいと思い切り替えたワタシが、結局アメックスプラチナが一番いいのでは?という原点に戻って入会を検討しています。
アメックスは同じカードに再入会すると入会キャンペーンの対象外になりますが、ワタシが以前入会したのはアメックス「ビジネス」プラチナ、今回は個人用のアメックスプラチナカードで券種が異なるので大丈夫なのです。
後は申し込むタイミングですね。できれば色々回りが良いので年初に申し込みたいけど、お得なタイミングでも申し込みたい。コレばっかりは予測できません…