アメックスカードはクレジットカードの国際ブランドとして信頼度が高いクレジットカードです。日本では三井住友カードが発行するVISAやMastercard、JCBが発行するJCBカードの方が知名度が高いですが、そのJCBと提携することにより日本全国で利用できる店舗がほとんどです。
アメックスカードは国際ブランドの中でもより信頼度が高いブランドとして国際的に認められており、クレジットカードにステータスを求めるヒトはアメックスカードを所有することを夢見ています。
アメックスカードはそのブランド力とは別にオトクなポイント制度も有名でしたが、2019年4月1日からそのポイント制度が改悪されることがアナウンスされました。改悪速報としてご紹介したいと思います。
アメックスのポイント制度について
アメックスカードのプロパーカード、準プロパーカードが有するポイントプログラムでは基本的に100円利用に付き1ポイントが付与されます。
しかしその利用する加盟店によってはポイント加算の対象外となったり、200円に付き1ポイントが付与される加盟店が存在するのです。
今回はその200円に1ポイントが付与される加盟店が追加されることがアナウンスされました。追加された加盟店は以下のとおりです。
・国境なき医師団
・国際連合世界食糧計画WFP協会
・国連UNHCR協会
・セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
・日本赤十字社
・プラン・ジャパン
・ワールド・ビジョン・ジャパン
・公共料金|いくつかのガス・水道料金
・決算手段|Amazon Pay, d払い、ローソンスマホレジ
・公金|特許申請料、Yahoo!公金支払い
・その他|病院、Yahoo!toto
今回目を引く改悪は病院支払いやYahoo!公金支払いが含まれることです。アメックスカードのポイント付与が対象外または200円=1ポイントになるすべての加盟店についてはこちらをご参照下さい。
ダイナースクラブカードの後追いをする大改悪
以前ダイナースクラブカードのポイント加算の大改悪をお伝えしたことがありました。
そのときに1番衝撃的だったのが「総合病院等大型病院」でのポイント加算が半分になることだったのです。それはワタシが病院に努めているからという個人的な立場からだったのですが・・・。
まさかその病院支払いでのポイント付与減額をアメックスカードまで後追いするとは夢にも思っていなかったのです。
ダイナースクラブカードの改悪は有料道路通行料金、ETC利用料金、保険料、プロバイダー等通信量、電話・携帯通話料など多岐に渡っていたので、今回のアメックスカードの改悪はまだそこまでは及んでいませんでした。
しかしこうなるとアメックスカードも時間の問題のような気がします(;´Д`)。
Yahoo!公金支払いでもポイント半額に
アメックスカードは元々税金支払いでもポイント半額としていたのですが、自動車税などの支払いに利用できるYahoo!公金支払いは対象外だったのです。
それが今回ピンポイントでYahoo!公金支払いでも通常利用よりポイントが半額になってしまうこととなりました。
5月には自動車税の支払いが待っています。その際に対象のアメックスカードを利用するときにポイントが半額になることを忘れないようにしましょう。
例えばアメックスブランドが付与されていても発行会社がアメックスカードでないクレジットカード(JALカードやセゾンカード、楽天カードetc…)は、その発行会社のポイントが付与されるので今回のアメックスカードの改悪の影響はありません。
まとめ
ワタシはアメックスカードとしてアメックスプラチナカード(ビジネスカード)を愛用しています。
しかし利用すればするほど、今回のような改悪が全くアナウンスされないVISAやMastercardの方が実利的にはいいカードなのかもなぁと悩んでしまいます。
アメックスプラチナカードのカード更新が迫っているこの時期に、なんともダメージが大きいニュースです。