子連れじゃなく家族連れて「福岡ー那覇ー新千歳」の大三角飛びを描くガチ修行をした第9回目のSFC修行も、ラストの「新千歳ー福岡」を描くのみとなりました。色々あった家族連れガチSFC修行ですが、最後の最後までドキドキする行程となりました。
新千歳空港からの飛行機は定時に出発することができそうです。ボーディングブリッジを歩行中、向こう側にはスターウォーズバージョンのANA機が到着しました。各報告見ても、ファンじゃないとちょっと「?」なぐらい、内装や中の音楽までスターウォーズ一色、みたいですね。
2017年のGWは4月29日の土曜日から5月7日の日曜日まで、中の平日を休日にすれば9連休が実現します。でも、実際そんなことができるヒトなんて限られているんじゃない?と思っていたのですが、世の中はそうではないようです。
その理屈で言うと、今回復路となった4月30日の日曜日は「中日」と言うことになり、移動するヒトも少ないため飛行機もかなり空席ありました。ずっと暦通りの休みしかとれてない身としてはなんとなく納得出来ないものも・・・。
なので今回21席あるプレミアムクラスも空きがいっぱいあり、発券手続き時にアップグレードを勧められました。しかし「那覇ー新千歳」編で学んだように、長男は全くプレミアムシートを有効活用できないですし、妻は次男ちゃんとコラボしても前向きな結果は得られそうもないので、お断りしました。
前日、出発直前に開放されたダイヤモンド会員限定の普通席一番前方を妻と長男にゲットできていたのも理由としては大きいのです。最後、機体から降りるときにすぐ後ろだったのでちょっとのぞいてみたけど、足元が十分に広くて快適そうでした。
今回の搭乗順は、空席が多そうなことから幼児連れワタシのプレミアムシートの隣席はおそらく空席のままだろうと読んで、最後に搭乗しました。
さらば北の大地。次に来るのはいつになるのやら。流石に空港だけが目的とか、快適だったANAクラウンプラザホテル千歳だけが目的で訪れることは無いとは思います。北海道に行くなら、福岡からだったら最低でも2泊3日が必要です。そうそうそんな休みは取れないのが辛いところです。
搭乗まではたった10分しか昼寝してないし、その後もキッズスペースでめいいっぱい遊ばせたはずでしたが、今回までのSFC修行ですっかり飛行機好きになってしまった長男ちゃん。離陸時は大好きな飛行機が山ほど見れるので大興奮で全く眠る気配がありません。
隣席は予想通り空席だったのですが、空席だと1人で座りたがるのも「那覇ー新千歳」航路で確認済みです。これが普通席だったら全然気にしないのですが、プレミアムシートだとさすがに空いているからと言って簡単に利用していいわけでは無いような気がします。
しかも一応「抱っこ」前提の幼児なのでパーティションで区切られていては具合が悪いでしょう。CAさんに注意されたわけではないのですが、必死に席に戻るように話し掛けはしますが、思い通りにならないとギャン泣きするこの次男。ここでも非常に対応に苦慮しました。
もう1つヒヤヒヤしたのは、この席から見て通路を挟んだ右斜め前のお客さん。この方が非常に気難しい方のように思えたからなのです。プレミアムクラス恒例の最初のCAさんからの挨拶時に、この方は恐らくすでにお疲れで眠っていたんだと思いますが、そうでなくては信じられないような対応をしていたのです。
CAさんが挨拶すると、「用がある時はこっちから挨拶するから!」とすぐにお怒りモードになり、CAさんが謝り後方に移動すると振り返り大きな「舌打ち」。そしておもむろに席を立ち、前方にいたチーフパーサーに電光石火の勢いで告げ口。戻ってくる時にひと睨み・・・。
おお〜恐ろしい。お疲れだったんだと思わなくては信じられない大人げない対応。気分は害しましたが、そこは人それぞれです。忘れてしまえばいいのですが、うちのハッスル2歳児がギャーギャー喚いたときに、こっちにも飛び火するんじゃないかと本当にヒヤヒヤしていつもより余計に気を使いました。
今回で子連れプレミアムクラスも最終章になるのですが、最後の最後にこんな試練が待ち受けているとは・・・。神はどこまでも厳しい(TOT)。
ただ、飛行機が離陸してしばらくしたら例の「キー紛失」に気づいたために、もうそれどころじゃなかったのですけどね。
今回も隣が空席だったため、次男を解放させやすかったし、上から荷物を何度も下ろしてキーを探すことができたりと、不幸中の幸いでした。
ハッスル次男につきましては、ワタシの必殺技「抱っこでトイレ→抱っこのまま着席→寝かしつけモード」のコンボにより、元々眠かったからでしょう、すぐに寝かしつけに成功しました。
いつもの姿勢です。この体勢を取るのもこれが最後かと思うと感慨深いものがありますな。次から妻たちと別々に座ることもないでしょうし、もう3歳になり子供の座席も用意するから、寝るとしても膝枕的な感じになるでしょうし、何よりよっぽどの事が無い限りプレミアムシートにも座らないでしょうし・・・・。
寝ててくれれば、例の気難しいお方に気を遣わなくて済むようになるのでホッとしました。ま、この時はどこかで落とした車のキーのことで頭がいっぱいで、座っていても全然気が休まりませんでしたけど。
この時点で妻とCAさんにはヘルプを出したので、CAさんもワタシの事情は存じ上げている状態でした。相当顔色が悪かったのでしょう、妻に「ご主人は本当に大丈夫でしょうか?」と尋ねていたらしくかなり気を遣わせてしまいました。でもキーを遠く離れた土地に落としてくるなんて、十分に顔色が悪くなるのに足る理由です。
ただ次男が寝入ってからはもう自分としてはどうしようもないこと、そして恐らくホテルの送迎バスの中にアタリを付けられたからか、外の景色をみる余裕ができました。よく遠くで外の飛行機とすれ違うことはありましたが、上記写真のようにスマホで一瞬で捉えられるほど近くをすれ違ったのは初めてです。これ近すぎないかい?
飛行中のすれ違いはお互いの時速x2のスピードなのであっという間です。それでも撮影できたのは「Galaxy7edge」の高速起動、高速フォーカス、高速撮影のおかげです。他機種も同様の機能はうたっていますが、実際は結構もたもたします。このスマホのおかげで、デジタル一眼の出番はめっきり減りました。暗所での撮影も非常に優秀です。
あっという間に北九州上空に差し掛かりました。これほど天気がよく明るい時間帯に通るのも珍しいのです。全く分かりませんでしょうけど、恐らく矢印のあたりに閉園予定となってしまった「スペースワールド」があります。我が家もこの写真のどこかにはあるはずです。
ハッスル次男あり、キー紛失騒動ありで、今回のプレミアムクラスサービスはジュース2杯しか享受できませんでした。本当にもったいないですよねぇ(TOT)。
福岡空港名物の混雑により、1旋回入りました。飛行機逆方向に進んでいるのが分かります。この辺りで次男ちゃんはお目覚めしました。一緒に景色を見ていれば、寝起きということもありそこまではハッスルしません。
海の中道、夢の島、照葉の街上空です。今回の着陸は、自分の乗っている飛行機の影がよく見えて、それがどんどん近づいてくる様子が面白かったので、連続でお届けします。
最後に自分の影とドッキング!!今までにない景色で、非常に面白かったです。
この後、「電波の発信する機器」OKのアナウンスが出たら、速攻でホテルに電話して紛失したキーの確認などやり取りしたことはお伝えしたとおり。
今回の旅行では荷物は預けない「縛り」をする予定でしたが、長男にドラえもんスーツケースを買ってあげちゃったので荷物が想定以上に増えたため、2つほど預けてしまいました。結果として復路では受取の時間が必要になりましたが、プレミアムクラスとしてプライオリティが付くため、すぐに受け取ることができました。
この辺りではキーが見つかったこともあり、ウッキウキのワタシです。妻に言わせれば、やばいくらいに疲れてそう、とのことでしたが・・・。
帰宅前に我が家のチワワ姫をペットホテルから受け取って、無事に家にたどり着くことができました。
家に帰ってから、子連れプレミアムクラス恒例の「食べれなかったGOZEN」味見編です。時間帯的には「SABO」でしょう。ぶっちゃけ、今までで一番美味しかった。そんな悲しさも子連れならでは。
これにて子連れSFC修行第9回目も終了です。そして子連れSFC修行(プレミアムクラス縛り)も最終章です。次回はSFC修行も最後で仕事絡みなので、子連れではなくなっちゃうのです。
レジャーを絡めない純粋な修行としての「子連れSFC修行」は日本全国でもレアなのに、さらにプレミアムクラス縛りとなると、「ワタシだけ!」と大声で宣伝してもいいのではないかと思っています。
故に今までお届けした「子連れSFC旅行記」も誰かの参考になればなぁ、と思いつつも、そんなヒトなんて実際はいないだろうなぁ、と達観しております。何年か後、自分のいい思い出になってくれたら十分かな。
もうしませんけど!!!
SFC修行自体は後1回残っております。仕事がらみなので1人。最後の最後は1人でプレミアムクラスを満喫するような行程にしてやりました( ̄ー ̄)ニヤリ。6月中旬、乞うご期待。