https://www.hertz.com/rentacar/reservation/?id=18991&refererUrl=htt&LinkType=HZLK
2017年の夏、ハワイ島に家族旅行に出掛けました。その時に利用したハーツレンタカーの話です。
目次
旅程|7泊
まとめ記事はこちら
初日|福岡空港ー羽田空港ーコナ空港ーホテル
・福岡空港から羽田空港国際線ターミナルへ|福岡空港ANAラウンジ、ハワイアン航空コードシェア便(ANA便)、羽田空港ターミナル間移動
・羽田空港国際線ターミナル|食事と子連れ時間潰し-SKY LOUNGE ANNEXレポートも
・羽田ーコナ|ハワイアン航空エクストラコンフォート搭乗記-往路編
<ーーーこの辺の話
・ホテル記|キングスランド・バイ・ヒルトン・グランドバケーションクラブホテル
2日目|キングスランド滞在
3日目|ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ滞在
4日目|キングスランド滞在
・ヒルトン・ワイコロア・ビレッジからキングスランドへ移動
5日目|グランド・ナロニア・ホテル・ヒロ・ダブルツリーバイヒルトン滞在
・コハラコーストからヒロへ|TEX Drive IN, Akaka fall
・ヒロの街|Big Island Candy, Miyos,ファーマーズマーケット
・ホテル記|グランド・ナロニア・ホテル・ヒロ・ダブルツリーバイヒルトン
6日目|キングスランド滞在
・ヒロからコハラコーストへ|キラウエア火山、プナルウ黒砂海岸、プナルウ・ベイク・ショップ
・キングスランド|夜のプール再び
7日目:キングスランド滞在
・キングスランド|最後のプールを満喫
8日目|コナー羽田
・最終日のドライブ|Coffee Shack、UCCコーヒー園
・コナー羽田|ハワイアン航空エクストラコンフォート搭乗記-復路編
9日目|羽田ー福岡
・羽田空港ANAラウンジ |キッズスペース
ハワイ島は四国と同じぐらいの大きさと言われていますが、ぐるっと一周すると丸一日かかります。各オプショナルツアーを使用してバスで巡ることも可能ですが、日々のレジャーや買い物でも個人旅行ではレンタカーの方が使い勝手が良いので、ワタシはレンタカーを利用しています。
レンタカーは常にハーツレンタカーを利用しています。上記記事のとおり、最初に利用したから、と言うだけですが、特に不満もないのでそのままオアフ島でもハワイ島でも利用しています。
ハーツレンタカーのカーナビは元々イマイチだったのですが、今回よりスマホタイプのカーナビに刷新されており、利用するのは初めてです。
最初に空港からコハラコーストのホテルに移動する時に初めて利用したのですが、途中でナビゲーションが止まってしまって、第一印象は最悪だったのです。
ただ、それだけでは評価をすることは出来ないので、今回旅行中に1泊を挟んだハワイ島一周ドライブを行ったので、その時にハーツのスマホカーナビと、手持ちのAndroidスマホでのグーグルカーナビを同時に利用して、いずれの使い勝手とも評価してみたのでご報告します。
スマホカーナビ:ハーツレンタカー専用
カーナビのセッティング
カーナビスマホの初期設定は、ハーツのスタッフが最初にしてくれます。日本語の選択も可能。
車内のセッティングは、上記のようにスマホをダッシュボードに置くグッズが貸し出されます。シガーソケットから電源を引いてくるコードなどもあります。シガーソケットに差し込むUSB端子は2つあったので、1つは自分のスマホを充電しながら利用できます。
固定はガッチリです。スマホケースにつけている磁石の力を用いているので、自分のスマホでは立て掛ける程度になってしまいます。
スマホなので、追加料金を支払えば電話としても利用できます。最も便利でかつ必要な利用法は、部屋に持って帰ってある程度行き先を登録しておくことです。お気に入りに登録しなくても、確認の意味も込めて行き先を設定してから「案内」を開始すれば、経路や到着時間も確認できるし、確認のちキャンセルしても履歴に行き先が残るので簡単に検索できます。
なぜコレが大切だったのかというと、言語は日本語にローカライズされていても、検索では「英語名」を入力する必要があるからです。何となくの英語名、ではダメなんですね。なので、部屋でゆっくり雑誌やネットで行き先を検索してその英語名で検索ヒットさせておく必要があるのです。
この点はグーグルマップを使用した自分スマホカーナビの方に軍配が上がります。元がグーグル先生なので、検索はお手の物。もちろん日本語を利用した検索でも、ある程度の精度で検索はヒットします。
使い勝手はいかに?
オアフ島をくまなく回ったことはないのですが、恐らくハワイ島の方が電波が通じないところが多いのでは、と推測します。
しかし自分スマホ(ドコモの海外1dayパケでアメリカネットワークを利用)では電波を拾わない場所でも、ハーツスマホはぎりぎりでもそれなりに電波を拾っているようでした。こっちはハーツスマホに軍配が上がります。
スマホなのに、ピンチイン・ピンチアウトで画面を簡単に拡大・縮小できそう・・・なのですが、これが意外にできないのです。出来ることはできるのですが、画面を操作すると現在地がずれてしまうのです。そして、現在地に戻ると元の縮尺に戻ってしまうのです。多分出来るはず、でもワタシにはできずに常に上記縮尺一択、でした。あまり困りませんでしたけど。
GPSによる位置情報の制度はほとんど誤差なく追従していたと思います。いやはや、最初のエラーは何だったのか?ハワイ島一周する上で、地図の縮尺以外に使い勝手が悪いことは無かったと思われます。
ちなみに「ナビ」らしく、渋滞の情報もきちんと表示されました。
グーグルマップ:マップに付随する機能の「経路検索」
グーグルマップ:セッティング
さて、グーグルマップをカーナビの代わりに使うには少しばかり準備が必要です。それは、マップをオフラインでも利用できるようにするために「ダウンロード」しておく必要があります。
詳しくは上記サイトをご参照下さい。
ワイキキのように絶対に電波が途切れなさそうなところでは必要ありませんが、今回のハワイ島は電波空白地帯がある可能性を否定できません。もちろんリアルタイムでマップを利用するデータ通信量も節約できます。いざという時にそなえて、事前にハワイ島全体をダウンロードしておきましょう。
オフラインマップの弱点として、精度が落ちることや渋滞情報が抜けることなどがありますが、現実問題としてそれで困ることはほとんどありませんでした。
使い勝手は?
今回はモバイルデータ通信をオフにしないで利用してみましたが、マップは基本的にオフラインモードで利用しているようでした。データ通信量があまり増えませんでしたので。
車との追従性は全く問題ありません。ハーツスマホと全く同じ精度と言って良いと思います。ハーツスマホの電波がギリギリなところでは、自分スマホの電波は届いていないことが多くてオフラインのみでの利用も多々ありましたが、全く問題ありませんでした。ちなみに機種は「XperiaTM X Compact SO-02J」です。
惜しむらくは通信スピードが遅いことです。現地の4Gではなく、海外1dayパケなので「間借り」しているからでしょうか?今回はドコモのキャンペーンにより、パケット通信量が30MBを超えても速度制限はかからないはずですが、そもそもがそんなに速くありませんでした。
実際に利用した場所
実際に検索を利用しながら利用した経路はコハラコーストをスタートして時計回りにハワイ島を一周です。
ホノカアのどこから見ても焼きドーナツの「マサラダ」が美味しい「TEX DRIVE IN」。
富士山より高いマウナケア山からの雪解け水で形成された「アカカの滝」。
1泊するために止まった、コハラコーストと反対側にあるヒロの「グランド・ナロニア・ホテル・ヒロ・ダブルツリーバイヒルトン」。
「キラウエア火山国立公園」。その広大な公園内でもナビは活躍しました。
そしてウミガメに会いに、「プナルウ黒砂海岸へ」。
いずれの場所でもどちらのカーナビを利用しても精度も経路結果も全く同じなので、迷うこと無く辿り着くことができました。
ハーツスマホ vs. グーグルマップ
さて、両方を同時に利用してみた結果どちらが良かったかというと、「どちらも全く問題ない」と言うのが結論になります。
すると1週間で数万円を必要とするハーツスマホのカーナビは必要ない、と言うことになってしまうかと思います。ただ、オフラインのみで自分スマホのグーグルマップに頼る勇気はありません。どんな方法でもいいのですが、カーナビに利用するスマホはやはり電波が通じるようにしておく方が安心感が全然違います。検索もできますしね。
ワタシなりの、ハワイにおけるスマホ通信に対する考え方は上記をご参照下さい。
まとめ
ハーツレンタカーの新しい装備「スマホカーナビ」について、グーグルマップ経路と同時利用することによって評価してみました。あくまで個人的な感想なので参考程度にして下さい。あくまで、決めるのは自分自身です。見知らぬ土地を慣れない左ハンドル、左車線走行をするには、安心の材料はいくつあっても良いかと思います。そういう意味では、電波が確実なレンタルのスマホカーナビを選択するのも「あり」だと思います。
ちなみに妻のiPhone MAPはApple独自のマップでグーグルマップでは無いのですが、電波が通じていればこちらの精度も申し分有りませんでした。
以上を踏まえると、ワタシは今後レンタカーのカーナビはレンタルしないと思います。その場合の注意点は、バッテリーの消耗が激しいので車の中で充電できる環境を間違えなく整えておく必要が有ることを付け加えておきます。