ゴウタロウです。海外旅行中のネット利用について、頭を悩ませる事は多いと思います。今回はそんな話です。
海外でのネット利用といえば思いつくのは、今や生活に無くてはならないスマートホンでインターネットに接続することを考えると思います。今回はワタシの利用遍歴と、現在の利用方法をご説明します。
目次
海外でスマホをネットにつなぐ方法
海外でスマホをネットにつなぐためには、簡単に4つの方法が考えられます。
フリーWIFI
レンタルWiFIルーター
現地SIM利用
各キャリアの海外パケット定額
それぞれについては上記サイトに載っているので参考にして頂ければ良いのですが、ワタシはハワイ旅行ですべてを利用したことがあるので、「ハワイ旅行限定で」それぞれの感想などと、2017年の夏季休暇で利用した「海外1dayパケ」についてお伝えしたいと思います。
フリーWiFi|家族が常に一緒なら吉
フリーWiFi利用とは、ホテルを中心として海外で発達している街中WiFiを利用する方法です。ビギナーではホテルのWiFiを利用できれば御の字です。海外でスマホを必要とする場面と言うのは、「相手と連絡を取ること」と「マップを調べること」がほとんどだと思います。
つまり子供が小さかったりカップルだったり、家族やグループが常に一緒に行動するケースや、ツアーやオプショナルツアー利用で自分が行程を考えなくていい場合、移動がトローリーの利用がほとんどの場合などは、街中でスマホがネットに繋がらなくても困らない、と言うことになります。
ワタシの家族初めてのハワイ旅行はJALツアーの3泊5日、長男が1歳児の時で家族が片時も離れずいましたし、行動範囲もホテル内がほとんどで、ツアーのオプション、トローリーでの移動のみでした。もう6年前ぐらいでそもそもスマホがまだまだそこまで市民権を得ていない時期でもありましたし、特に困りませんでした。スマホ全盛の今なら、もしかしたら困っちゃうかもしれませんが(*ノω・*)テヘ。
レンタルWiFiルーター|ネットの接続が不安定でいまいち
空港などで海外で利用できるWiFiルーターをレンタルして利用する方法です。安いし、家族で1台のルーターがあれば事足りるので、さらに安く上げることが可能です。手持ちのスマホをWiFiだけONにして、ルーターのWiFiに接続することにより間接的にネットが利用できます。
利用したのは4年前。もしかしたらまだ機能も通信環境も安定してない時期だったからかもしれませんが、ルーターとのWiFi接続がとにかく安定しないのです。通信も遅くて、マップが全然追従できませんでした。そして少しルーターとの距離が開くとすぐに接続が切れるので、安定した利用ができるとはとても言い難かったです。
さらにルーターの充電状況にも常に気を配らなくてはいけないのですが、それは自分のスマホを眺めても分かりません。モバイルバッテリーの利用とかを考えると、そのもの自体が荷物にもなる。
2017年の今ならバッテリーは強化されていて、WiFi通信も安定していてもっと使い勝手がいいのかもしれません。ただ、今では時々家族が離れて行動することもあるので、家族1台で完結、と言うわけにはそもそもいきません。とにかく余計な持ち物が増える時点で、現在では選択肢としては全く上がらなくなりました。
現地SIM利用|不安なネット環境
通常は現地でプリペイド式のSIMカードを購入、手持ちのSIMフリースマホやSIMロック解除済スマホを利用することです。ワタシの場合は、海外で利用できるSIMを日本で注文、日本で受け取り、それをハワイに持ち込んだ形なのでちょっと違います。現地調達の方がよりコストを削減できるのですが、語学力が壊滅的なワタシにはそれを行う自信はありませんでした(TOT)。
この方法の良い所はとにかく「安い」事でしょう。また「通信」だけでなく「通話」も格安で行えるのがいいところです。実際に3世代で旅行したときに活用したのですが、ホテルで休んでいる義祖父に「通話」で連絡を取れたことは非常に安心感がありました。誰も彼もがスマホを利用できるわけではないですからね。
安さを考えれば十分我慢すべきことかもしれませんが、それでもワタシ的に今後利用しないだろうと思った理由は・・・、一つは利用する電話番号が変わる、と言うことです。電話帳に載せてしまえば、履歴に残せばなんの抵抗もなく利用できるのでしょうが、もう生理的に「ヤダ」と言うレベルです。
もう一つ、電話番号が変わると「LINE」が利用できなくなる、と言うのが非常に面倒で不便なのです。ワタシLINEは家族としかしてないのですが、それゆえに最も利用する連絡手段となっています。LINEの着信があれば間違いなく家族からなので。電話番号が変わってしまうと、電話番号で認証しているLINEが利用できなくなる(と思っていますが、違いますか?)と言うのも、生理的に「ムリ」と言うのが結論です。
あと、この時の利用SIM限定かもしれませんが、怪しげなSMSが何通も届いたので怖くて利用できないと思いました。表題の「不安」は「不安定」でなく、文字通りそのSIM利用が「不安」になった、と言う意味なのです。
海外パケット定額|今後のメインに-ドコモ限定ですが
ワタシは一度も浮気したことがないドコモ歴17年でドコモオンリーなので、ここでもドコモに限った話をさせて頂きます。
ドコモには2つの海外ローミングサービスがあります。
海外パケホーダイと海外1dayパケ、です。どちらも利用したので、ご報告まで。
海外パケホーダイ|高額請求を食らうが、安定安心の通信環境
海外パケホーダイの利用法は、手持ちのスマホで「データローミングをON」にするだけです。対応機種であれば事前の申し込みも必要ありません。それだけで、必要な電波をキャッチすれば日本と同じように手持ちのスマホでネット利用ができます。
料金体系は上記のごとく。はっきり言って、1日に24.4MBのみなんてありえないので、1日2,980円必要とするサービスと割り切ってください。ワタシは夫婦で利用したので、1日に5,960円。1週間として、約4万円の請求を喰らいます。モバイルWiFiでもこの十分の一の値段で済むことすらあるので、とにかく高額です。
しかし色々な方法を利用してきて安いサービスには不満ばかりのワタシだったので、利用したのは昨年の2016年ですが、とにかく「安心・安定」を!をテーマに初利用しました。結果、LINEはいつもどおりに使えるし、使えないカーナビの代わりになる安定なネットワーク環境、お金のことを考えなければこの方法が最も有用なのは間違いないと思いました。
まあ請求額もそれなりにでしたが、頻繁に利用するわけでもないので、海外旅行相場、と割り切れます。注意点は、定額なのは「通信」のみで「通話」は高額なローミング料金がかかる、と言うことです。なので、通話が必要になっても「LINE通話」を利用する必要があります。正直家族内だけならLINEだけでほとんど事足りますけど。
海外1dayパケ|キャンペーン中ならおトク
海外1dayパケは、海外パケホーダイの劣化版、のようなものです。
海外パケホーダイの2,980円/dayより安価な980円/day(ハワイ)で手持ちスマホを海外利用できますが、通信制限があるのがネックです。30MBなんてあっという間なので、利用に際しては非常に不便です。
なので、基本的には海外パケホーダイの利用がメインになると思っていたのですが、今年2017年の夏はドコモの上記キャンペーン適応期間中に旅行することになっていたのです。面倒な速度制限がなく使い放題、と言うことになると、海外パケホーダイの2,980円より980円(ハワイでは)の1dayパケの方がいいに決まっています。なので2017年はこちらを利用することにした次第です。
ただそれでもその他にも面倒がありまして・・・
・申し込みが必要
・接続方法がちょっと面倒
・1日毎に再接続が必要
・海外パケホーダイとの併用不可|むしろ併用怖い
と言ったところでしょうか。
申し込みに関しては、「マイドコモ」からでもスマホのdメニューからでも申し込めますが、ワンステップが必要になります。
接続方法に関してはドコモのページに、動画付きでそれぞれのデバイスに対応した利用方法の解説があるので、その通りに行えばいいのですが、普段からデジタルに関してはワタシに任せっぱなしの妻にとっては、それですら面倒でワタシが2台分の手続きを行う必要があります。
そして毎日毎日、再設定が必要になります。
海外1dayパケは、24時間ごとの更新なので、24時間が経つと自動的に解除されます。それは親切なことのように思えますが、いつの間にかに1dayパケの適応がストップしているのに、気付かずに利用しているととんでもないことになる!・・・ような気がします。
2017年夏に初めて1dayパケを利用して、まだ明細を見ていないので何ともいえませんが・・・、1dayパケが解除されているのに気づかずに利用していると、その期間は海外パケホーダイの適応になり、ちょっとの時間接続しただけでもデータ量が多ければ2,980円がドーンとのしかかってくるのではないでしょうか?
(後日談)ドーンと請求はありませんでした。ドコモのサイトにも小さく書いてありましたが、24時間を過ぎるとパケット通信が自動的に遮断されるようです。そして海外パケホーダイとの併用は不可なので、その料金がのしかかってくることも、通常のローミングでバカ高い通信料を従量式に支払うこともありません。
ただ、例えばスマホのカーナビを利用しながらドライブしている時に、更新時間を過ぎてしまうと突然ナビが利用できなくなったりしますので注意が必要です。
もちろん無料のSMSで、24時間経過したことは連絡してくれるのですが、ホテルのWiFiをメインで利用していたら気づかないし忘れちゃうのですよね。これは怖い。なので、24時間毎に利用更新にはかなり気を使う必要があります。更新自体はandroidは専用アプリで、iPhoneは必要なTELナンバーを電話帳登録しておけばかけるだけなので、あっという間なのですが、やはり高額請求との戦いは避けれません。
まとめ
上記の理由により、ワタシ的にハワイでのスマホ利用は今後「海外パケホーダイ」1択となります。この記事を書いている時点ではまだ「海外1dayパケ」の請求額が確定していないのですが、もしそれがトラブルなく安価であれば、キャンペーン期間内だったら1dayパケを利用することもあるかも、と言うのが結論です。
isodent45さん、コメありがとうございます。
ローミングを「オン」にしてなければ、海外では通信が利用できないかと思っていましたが、「オン」にしていたのでしょうか?
海外パケホーダイの自動適用により、海外利用での高額請求は過去のことと思っていましたが、スマホが何台もあればやっぱり高額になることもありそうですね(-_-;)。
今は、最終的な請求が最終的にいくらになるのかドキドキです。